小田さんの音楽の魅力








私の中では、小田さんとオフコースの音楽は、重なる部分が多いのですが、ここでは小田さんの音楽に限定して、私が感じる魅力を考えてみます。
(注:私は音楽についてド素人ですので、あくまで私の感想であって、ピントはずれのこともあるかもしれませんが、ご了承ください。)

まず何と言ってもメロディーの美しさ。
音楽の専門的なところはよくわかりませんが、意外なコード展開がかもし出す微妙な音の流れ。
ギターを弾く人泣かせの、難しいコードが多用されているようです。(ギターでFコードをきれいに出すことさえ困難な私は、そうだろうな、と思うだけですが。)

そしてハーモニーの美しさ。
これはオフコースの魅力でもあったのはもちろんですが、ソロになってからの小田さんの音楽でもさらに感じられることです。
単に聞き流しているだけだと、”ああきれいだな”と思うだけですが、それをコピーしようとでも思おうものなら、いかに高度なハモリであるのかを思い知らされます。消え入るようなかすかな音からフェイドインして響く音の美しさ。とても素人に真似なんか出来るもんじゃありません。

歌詞の優しさ。
もちろん優しいだけではありません。人生の厳しさ、切なさなどたくさんの思いが詠まれています。でもその根底には、人の世を温かく優しく見つめる視線がいつも感じられます。
ただ歌詞だけをとりだして見ても、詩としての輝きを放つ言葉。それがあのメロディーに乗ると、いっそうみずみずしく心に響くのです。

最後に小田さんの声。
透き通る高音。他の人が歌っても小田さんの曲は素敵だと思いますが、あの繊細な歌声が、あの歌たちにはやはり一番マッチします。小田さんの曲を他の人がカバーしたアルバムを聴いてつくづく思いました。


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