その１ - Mike
職業ネイビー。私が六本木の外人バーで働いてる時に知り合った。彼から気に入られて声かけられたんだけど、私はどっちかってーとマイクの友達の方が気に入ってたっけ。ハハハ。でも、まあ電話番号を交換してその日はバイバイ。
次の日に早速電話がかかってきて週末に恵比須でデートすることに。待ち合わせ場所に行っても私は彼のことが分からなかったの。。。ハハハ！他のかっこいい人を見て、あれだっけ？って思ってたらマッチ棒みたいな人が声をかけてきて、それがマイクだったの。「こんなに痩せてたっけ？ひょえ～。この人の足、細い」ってのが第一印象。
でも、優しかったし、前彼とはなんだか違う何かを持ってたのでどんどん好きになってったっけ。ジャイアンツの試合を見に行ったり、始めてNew Sanno Hotelに泊まったり。そしてでかかった。。。下手だった。。。痛かったっす。。。へへ。
まあ、ネイビーだったし、その当時、ネットも携帯も無かったのでいろいろ大変だったけど、でも、彼は毎日電話してくれて、楽しかった。でも、やっぱりネイビー、ある日、彼が航海に出る事になって、私に「待っててね。手紙を書くよ」って。航海は3ヶ月位だったと思う。手紙もきたし、離れてても何だか幸せだった。
3ヶ月経っても何も音沙汰が無かった。あれ？って思って、部屋に電話をかけても何時も居なかった。もう、その頃にはちょっとおかしい、って思いはじめて、で、手紙を書いた。返事は「他に好きになった子がいる。もう、君とは付き会えない」、ってのだった。「は？何で？どうして？私が何をした？」ってもう、死ぬ程泣いたな。お母さんもすごい心配してた。１週間くらい何も食べれなかった。失恋ダイエット。もう、したくないダイエットだわ。
少し気持ちも落ち着いてきて、仕事もあったし、六本木にはちゃんと行ってた（笑）。そんなある日、彼を見た。細みの髪の長い女の子と手を繋いで歩いてた。でも、二人とも笑ってなかった。私はっていうと、とっさに隠れてしまったっけ。でも、何も感じなかった。次に見たのはそれからまたしばらく経ってから。彼は全然飲めない人だったのにあるクラブの椅子に座ってぐでんぐでんに酔っぱらってた。何だか凄く寂しそうだったけど、声をかけなかった。私にはその時、手を繋ぐ人が居たから。
マイクと付き合ったのは多分、何だかんだで１年くらいかな？でも、3ヶ月は居なかったので９ヶ月位？でも、失恋は本当に辛かったな。
彼はプレイヤーじゃなかったし、田舎から突然、外国の都会に来て、戸惑ってしまったんだと思う。きっとホームシックにもなったんだろうな。。。ナイーブでシャイな人でした。。。って死んじゃったみたいだけど、どっかの田舎で元気に暮らしてる事を祈りますわ！
続く
その２ - Ben
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