NEVERMIND

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夏の雨。。。


その頃僕は千葉で一人暮らしをしていた。
夏休みは実家に帰っていたのだが、夏休み中の授業で学校の敷地内にブランコを作っていた。
朝から夕方ぐらいまで。。。
力仕事の毎日で僕も疲れてその日も早く布団に入った。

夜中に蒸し暑さと雷の音で目が覚め時計を見ると、時間はAM4:00だった。
僕はロフトに寝ていて冬は暖かくていいのだが、夏は暑くてたまったもんじゃない。。。
まだ、寝れると思い目を閉じた。

その時、トイレのドアが開いて閉まる音がした。。。
(トイレかどうかは分からないが、ドアは玄関とトイレぐらいにしかなかったので、トイレだろう。。。)
少しビックリしたが、少し開いていてそれが閉まっただけだろうと思うことにした。
しかし、次の瞬間。。。
ぎぃー。。。ぎぃー。。。ぎぃー。。。
足音だ・・・。
下に誰かいる。泥棒?!幽霊?!
ドキドキした。怖かった。。。
僕は目を開けることが出来なかった。
その足音は僕の方に近づいてくる。
そして、ロフトに掛かっている梯子を登ってくる。。。
心臓の音が聞こえるほどドキドキした。
足音は僕の頭の所にくると一回止まり、布団の上から僕の腰の横の辺りを踏み付けた。。。
一瞬地面がゴムになったような感覚になり、目を開けてしまった。
金縛り・・・。
僕は金縛りになった事がなかった。
動けない。。。ピンチなんだろうけど、少し感動した・・・。
本当に動けないんだ~。
足下を見るとお婆さんが座っていたとかそう言う話をよく聞く。。。
これは確かめるしかない。
案外、そう言うのは平気な方だった僕は顔を上げようとした。
でも、やっぱり動かない・・・。
気合いが足りないと思った僕は気合いを入れて起きあがれば平気だ!!と思い・・・
気合いが入りそうな言葉・・・「喝」と叫びながら起きあがろうとした。。。
しかし、僕が叫んだのは「ふにゃー」だった・・・。
・・・・・・・・。「はははぁ」
「あぁー。金縛りって口も動かないってよく聞くなぁ。」
口が動かなくて気合いを入れるつもりが逆に力が抜けた。。。
諦めて、もう一度目を閉じると体はだんだん楽になってきて、いつしか、金縛りは解けていた。

今でも思う。
あれは幽霊の仕業だったのか。寝ぼけてただけなのか。。。
「ふにゃー」はないだろとか・・・。
はっきり言って一人でも相当、恥ずかしかった。

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