綺羅

小説


えっと、題名はまだ未定ですがそのうちつけるのでは、それでは。


    ある朝彼女はふと目を覚ました。

    なんか体が重い・・・

    彼女はそう思った。その時

    「 ヒッ... 」

    声にならない声が彼女の口から漏れた。

    そこには女がいや女といえるのだろうか?

    髪の長い生首が浮かんでいたのだ。まだその首からは血がしたたり落ちている。

    「早く血肉を・・・」

    牙をむき出しにし、女からは酷い腐敗臭がする。

    「 いや・・・助けて・・・ 」

    しかし、彼女の体は重く動かない。

    牙が彼女の体に突き刺さる。

    生暖かい血が彼女の体から脈を打って流れ出した。

    彼女は絶命した。


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