きらら☆の気まぐれ日記

きらら☆の気まぐれ日記

イメージトレーニング(妄想)2

渡礁後、仕掛づくりを始めたが、

プ~ンと高周波音を発しながら周りを飛び回るのが鬱陶しい(――#)

暗いうち~早朝までは蚊が多いのである。

場所によっては凄まじい大群でいる。

火炎放射器で一気にやっつけたい衝動に駆られることがある・・・


さて、今日は手持ちでの勝負といこう。

ならば伝承500L-GAZEの出番だ。

暫く打ち返しを続けるとコツンときた。

ドキッとする。

おっ!アタリだ。

ほんの少し、気持ち、送り込んでやるとガッガッとくるが、

なかなか食い込まない。

餌だけが取られる状態が3度続いたので、

送り込んでダメなら張ってやろうと

珍しく手に入った硬めのバフンウニを付けてやる。

ガッガッガッ!と餌を貪る感触が伝わり、竿を持つ手に力が入る。

奔れ!奔れ!と念じる。

心臓はバクバクと高鳴っている。

息を吸った後なのか吐いた後なのか、

息を止めた瞬間、”奔ったあ~”・・・

渾身の力で合わせをいれる。

ガツン!ズシッ!っと竿に重みが伝わると同時に

力対力の対決が始まる。

この強(剛)引が堪らない。

石鯛釣りが格闘技と云われる所以だろう・・・・

必死に繰り出される力技を撥ね退け、何とか勝負に打ち勝った。

敵がプカリと海面に横たわった瞬間は至極のひと時である・・・

しかし、油断した瞬間、老獪な敵(ヤツ)はニヤリと微笑み、

最後の反撃を繰り出すのである・・・

それをも撥ね退け何とか磯上へ取り込み、

畏敬の念をこめて止めを刺しクーラーBOXへ葬った・・・。


石鯛釣りは、時に駆引、時には柔、そして力技、

まさに格闘技なのである。


勝負に勝った夜はアルコールが回って饒舌になり、

仲間と石鯛談議に華が咲くのである・・・。


皮の焼き加減が難しいが皮付の刺身はうまい。

にんにく醤油でたべてもうまい。

またお吸いものも良いが、

粗で出汁をとって食べる五島うどんが格別だ!

塩焼、煮付も充分おいしい。

今度は唐揚にもチャレンジできるくらいの釣果があれば

嬉しいものだ・・・。

それにしても凄い歯をしている。

指を噛まれたら簡単に噛み千切られそうだ。

そりゃ当然か、あのトゲトゲのウニをガツガツ食べるし、

カニ、イセエビやサザエを餌にしているのだから・・・




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