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2011/07/02

叔父の一年祭

(4)

カテゴリ：出来事

　昨年他界した、叔父の一年祭（仏式の一周忌）。

　親戚一同が墓前に集った。

　関東地方は、さほど暑くない予報だったが、墓地には、鈍い陽光が
　ギラギラと照りつけ、高齢者にはきつそうだった。

　叔父の親友である僧侶が、今回も神主の代役を務めてくれたが、

　一気に、空が曇り、風が変わり、墓前はひんやりとした空気に包まれ、
　それは、祭事が終わるまでの小一時間、続いた。

　私は、その手の話を全く信じないタチなのだが、今回ばかりは、「霊験」
　というものを感じないわけにはいかなかった。

　隣に立っていた、やはり、私以上のリアリストの叔父（故人の兄）が、

　「おい、風が変わったよな？」と小声で言ってきた。

　「確かに」と答え、私だけが感じていたわけではないことに、さらに

　不思議な思いを増した。

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Last updated 2011/07/08　08:34:58 AM
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■コメント

Re:叔父の一年祭(07/02)

温故知新さん

この様な感覚というのは、理屈ではなく本物かと思います。私もかつては、周囲に、新興宗教を信望する者が多く、見えない世界の話は、徹底的に否定していたのですが、父親が亡くなって以降、自分なりにいろいろ調べる中で、「もしかして有り？」という考えにもなっています。つい最近亡くなった、キャンヂィ―ズのスーちゃんの葬儀でも、一瞬、空が激しく乱れたことから、やはり、故人の想いというものは絶対に否定出来ないのではないかと思います。

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Re:叔父の一年祭(07/02)

WICA さん

知人宅では、今まで壊れて動かなかった時計が、その方がなくなった時間、時計が動いて鐘が鳴り、その後また動かなくなりました。「おじいさんの古時計」みたいな話です。時計には同じ時間を過ごした魂が宿るのかもしれませんね。 (2011/07/09　10:54:38 AM)

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Re[1]:叔父の一年祭(07/02)

kirk1701 さん

温故知新さん、どうもです！

＞この様な感覚というのは、理屈ではなく本物かと思います。

ホント、不思議な気分でした。
あの一言居士の叔父が、どこかから見ているかと思うと、まったく油断できません（笑）

＞周囲に、新興宗教を信望する者が多く、見えない世界の話は、徹底的に否定
＞していたのですが、

私は、今でも新興宗教には否定的です。
が、「人知の及ばない何かがある」ということは、もう、否定しようもありませんね。
(2011/07/10　10:03:25 PM)

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Re[1]:叔父の一年祭(07/02)

kirk1701 さん

WICAさん、どうもです！

＞「おじいさんの古時計」みたいな話です。時計には同じ時間を過ごした魂が
＞宿るのかもしれませんね。

うちは神道で、子供のころから、「八百万の神」については、なんとなく、
「ありかな～」とは思っていました。

逆に、その位、愛用の品に「愛される」関係を作りたいものですね。

(2011/07/10　10:10:45 PM)

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