KIS勉強会

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2025年11月29日

第９回KIS勉強会で話したこと

テーマ：教育・学校・授業・読み書き計算・基礎基本(1910)

カテゴリ：学校・教育

先日、第 9 回の KIS 勉強会を開催しました。

オンラインでご参加の皆さん、ありがとうございました。
その時のテーマは「自分磨きと若手育成」というものでした。
日々、仕事に忙殺され、立ち止まって今の自分を見つめることがなかなかできない皆さんにとって、有意義な時間であればと具体的に４つの視点からリフレクション（省察）しましょうと言ったのです。
４つの視点とは、学習観・人生観・職業観・未来観というもの。学習観とは学ぶことに対する価値観です。皆さんも小学校時代から勉強はしてきたと思いますが、とかくやらされているといった感じで今日まで来たのではないでしょうか。
しかし本来、学ぶということは楽しいものであり、自分から学びたいという思いは皆さん持っていると思うのです。そこに立ち戻りましょうというわけです。
職業観とは、仕事に対する価値観のことで、仕事に就いてバリバリ働いている今日この頃でしょうが、皆さんの中には「このままこの仕事でいいのかなあ」「なんか自分のやりたい仕事ではないなあ」なんて思っていらっしゃる方もいるでしょう。
しかしこれも、仕事をすることの意義をあらためて考えていただきたいと思い、ジョブ・クラフティングという手法で手触り感のある自分の仕事に作り替えてみようという試みです。
そして人生観と未来観を合わせて考えたとき、自分はこれからも幸せに生きていけるのかという問いに対して「ウェルビーイング」という考え方を再確認しました。
そこにはいろいろなスタンスの自分が自分の中に存在し、言うなれば「多重人格」のような感覚であり、常に使い分けて他者とのかかわりを作っています。どんな自分が自分の中にいるのかを見つけ出すいい機会となったと思います。この自分を振り返る姿勢から、若手に向けてのアドバイスも見つかるのではないでしょうか。
資料にはたくさん書いたのですが、伝えられなかったこともたくさんあります。
次回は、「第９回 KIS 勉強会で伝えられなかったこと」と題してお話しします。