北の駅

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キハ183ー0番台

キハ183系A1
1981年から1983年にかけて新製された量産車グループである。89両(キハ182形48両、キハ183形20両、キハ184形11両、キロ182形10両)が新潟鐵工所及び富士重工業で製造された。基本的な設計は試作車を踏襲しているが、試作車の試験結果を受け、次のような設計変更が行なわれている。

キハ183形前面の特急マークの横の左右2箇所の取っ手部分が、試作車ではボディ同色だったのがメッキ処理をした銀色となった。
キロ182形に設置された供食設備の大幅な拡充が行なわれ、コーヒーメーカー、流し台、電子レンジ等の調理・厨房用設備、売店が設置された。それに伴い、試作車では車端部に有った出入台は車体中央部寄りに移設され、荷物積込み口が新設された。客室の定員は32名に減少している。なお、この設備は新幹線0系のビュフェ車「37形」に相当する。
キハ184形は、電源用の機器室があり定員が少ないことから、トイレ・洗面所を廃し、定員を52名に増加した。機器室横の通路も見直され、仕切ドアが1枚外された。
石勝線の長大トンネル対策として、新鮮外気取入装置の性能向上が行なわれた。
外気導入ルーバーの形状が試作車のものとは異なっている。
台車の軽量化が行なわれ、台車形式がそれぞれDT47A、DT48A、TR233Aとなった。
機器用の消火装置の見直しが行われ、試作車では自動・手動2系統のハロン消火装置が設置されていたが、保守面から手動式は廃止された。
車体の動揺を防止するため設置されていた車端ダンパは、最高速度100km/h程度では効果が少ないことから廃止された。
非常時の避難誘導方針の変更により、非常扉と換気用窓(冷房故障対策として一部の窓を開閉可能にしていた。781系試作車にも装備されていたタイプ)が廃止された。非常扉は雨水の浸入や腐食、換気用窓は結露など問題が多かった。
燃料タンクの容量の見直しを行い、容量を削減した。
普通車座席のモケットの色調が見直され、試作車よりも濃い茶色に変更され、下部がクリーム色の2トンカラーとなった。グリーン車はやや紫がかった色調になった。
キハ183形の業務用室の窓が開閉可能な横引式から固定式に変更された。
キハ183形のスカートの形状が変更された。
1982年の増備車から、循環式汚物処理装置を搭載している。(従来車も追設工事済)
登場当初の最高速度はキハ80系に合わせて100km/hであったが、のちにエンジンとブレーキの改造、車輪の保守限界の引き上げによって110km/hに向上した。やがて高速運転によるトンネル通過で耳ツン問題が起こったため、妻面の換気口を塞ぐ工事が900・0番台で行われている。

900・0番台の乗務員室扉の窓は、タブレットによる破損防止の網が取り付けられていたが、民営化前後にタブレット・キャッチャーとともに取り外されている。

1987年に900・0番台ともN183系に合わせて塗装変更を完了したが、N183系車両との混結で編成美がくずれ、外装面・設備面で見劣りするようになった。

キハ184形はキハ183形500番台とペアを組み自由席車に使われるようになると、連休などの繁忙期は機器室横の通路が立席客であふれ、乗り降りが大変だった。

キハ183形全車に運転室屋根上前照灯横に空気笛の追設工事を行っている。

最近では窓の破損防止対策として、0番台車でも781系の様にポリカーボネートを追設工事した車両が見られる。

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