北の駅

北の駅

キハ201

キハ201 1
N-DMF13HZE形式ディーゼル機関(450PS)を1両あたり2基搭載。変速機はDW16形(液体式、変速1段直結4段パワーオン制御付)。最高速度130km/h、起動加速度2.2km/h/s(0~80km/hの平均)と、日本の気動車としてはトップクラスの性能を誇る。また、車体傾斜装置(最大2度まで傾斜)を搭載している。尚、この装置の試験にはキハ150が使用された。苗穂運転所に3両編成4本(12両)が在籍している。製造コストの高さなどもあって、その後の追加増備はない。ブレーキは、電気指令式空気ブレーキで、機関ブレーキ、排気ブレーキを併用している。

通勤型電車と同等の性能をもち、かつ電車と総括制御が可能な車両として、731系と同時期に製造された。車体の構造はほぼ同じであるが、車体横の帯の色が異なる(キハ201系は「黄緑+青」、731系は「黄緑+赤」)。また、トイレは731系では先頭車(クハ731-100)にあるが、この系列では中間車(キハ201-200)にある。

運用は3両単位となっており、キハ201-100-キハ201-200-キハ201-300で編成を組む。また、2本を併結した6両での運用もある。

本形式は札幌都市圏の中でも最も混雑する小樽駅-札幌駅間の輸送改善の中で、小樽以遠からの札幌駅直通列車の改善を図るため開発されたものである。もっとも、小樽以遠における運用は朝夕通勤時間帯における上り1本(札幌駅→倶知安駅)、下り2本(蘭越駅・倶知安駅→札幌駅)にとどめられている。実際には札沼線(学園都市線)の札幌駅-北海道医療大学駅間においてデータイムを中心に多く用いられている他、函館本線の手稲駅・札幌駅-江別駅間での運用も見られる(当初は函館本線の札幌駅-岩見沢駅間や千歳線の白石駅-千歳駅間でも運用されていた)。

普通列車の他、快速ニセコライナー(3925D:蘭越→札幌、3952D:札幌→倶知安)と区間快速いしかりライナーの1本(3953D:札幌→江別)にも運用される。

なお、ワンマン運転には対応していない。したがって小樽以南でも車掌が乗務する。

731系電車と同等の走行ができるという性能の高さから、731系電車の故障時に代走車両として用いられたことがある。

大きな特徴は,731系のモーターとキハ201系のエンジンを協調させて運転することが出来ることである。キハ201系を使用した運用の中で、2006年3月18日改正時点では、以下の3本の列車が731系との協調運転を行っている。

911M(普通列車 手稲駅→江別駅)
912M(普通列車 江別駅→札幌駅)
913M※(普通列車 小樽駅→札幌駅)
※キハ201系3両のみで913Dとして倶知安駅→小樽駅を運行したのち、小樽駅で731系3両を増結、列車番号を913Mに変えて札幌駅まで運行する。札幌駅到着後にキハ201系3両が切り離され、残った731系3両は列車番号を1738Mに変えて千歳駅まで運行している。

なお、このような運転方法は、1989年から1992年までの間、JR九州においてキハ183系1000番台「オランダ村特急」と485系「有明」の門司港駅→博多駅(1990年からは鳥栖駅)間下り列車で併結による運転があった。


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