2006年10月06日
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                        そっけないほどのシンプルさ。

                        ノリウツギは、いかがですか?


                        二つの写真は同じ花です。
                        時期は1週間くらい違うんですけどね。
                        最初の写真はまだ蕾。
                        後の方が咲いた花です。



                        ライムライトは、
                        ほんのりと緑なんだけど、
                        この花は、咲くほどに白くなります。




ノリウツギ



                        お月様は、東からの昇り始めは色があるけど、
                        上天にかかる頃、色は褪せてゆき、
                        やがて白くなります。。。


                        そんなわけで、
                        私は、ライムライトに対して、
                        この花をムーンライトとよんでおります。

                        自分の花に自分で名前をつけるのは、


                        ライムライトは流通名ですから、
                        私がつけたものではないけど、
                        好きな名前です。



                        「ぬくもり」         「かなしみ」

                        たそかれときの      かはたれときの
                        ぬくもりは          かなしみは
                        あなたのかひなの     あなたのひとみの
                        うちにあり          うちにあり
                        かうしてかたへに      かうしてかたへを
                        あることの          さることの
                        あたりまへとさへ      はてなくつらく
                        おもひます          おもひます

                        かなしきひとよ        ちひさきひとよ
                        こよひまた          ひとひまた
                        ときをわすれて        ゆめをかかへて
                        ねむりませう         くらしませう

                        うとろうとろと         ゆらりくらりと
                        ねむりませう         くらしませう   

                        さうしてあしたに       さうしてしとねに
                        さめたなら           つくときは

                        あなたのゆめを        あなたのむねを
                        ききませう           もとめませう
                        わたしのそれを        わたしのそれを
                        はなしませう          ひらきませう

                        かなしきひとよ         ちひさきひとよ
                        こよひまた            ひとひまた
                        ときをわすれて          ゆめをかかへて
                        ねむりませう           くらしませう
                        うとろうとろと          ゆらりくらりと

                        ねむりませう・・・        くらしませう・・・




                        高校時代に中原中也を知って、
                        いっぱい偽物を作りました。
                        似せ物 似非物 
                        でも、今でも覚えているくらい、
                        大好きなフレーズです。

                        あの頃から、私の趣味は眠ることでした。


                        中也もみすゞさんも、
                        調べが心地よいわ・・・





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最終更新日  2006年10月06日 22時32分34秒
コメント(14) | コメントを書く


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ムーンライト まあ!  
jun さん
蕾のお色、なんて素敵なの!

中也の帽子をかぶったセピア色の写真が、いくつかの詩と共に浮かびます。



(2006年10月06日 23時14分34秒)

Re:わたしの「ムーンライト」と、30年前の詩!(10/06)  
yumi912  さん
ポッカリ月が出ましたら、
舟を浮かべて出掛けましょう。
波はヒタヒタ打つでしょう、
風も少しはあるでしょう。

・・・・・好きです。

汚れっちまった悲しみに
今日も小雪の降りかかる
汚れっちまった悲しみに
今日も風さえ吹きすぎる

・・・・ 読むたび、切なかったなぁ・・・ (2006年10月06日 23時15分56秒)

悲しいけど暖かい詩‥  
風花5799  さん
ムーンライトっていう名前幻想的でいいですね
詩 いいな‥ 目を閉じるとその光景が
浮かんできそう‥ (2006年10月06日 23時20分38秒)

Re:わたしの「ムーンライト」と、30年前の詩!(10/06)  
いっぱい偽物を作りました。

何か楽しい表現^^
本日、本の整理をしていたら中也の詩集が出てきました。
こんなの、まだあったんだ、みたいな^^ (2006年10月06日 23時21分12秒)

中也も山頭火も・・・  
小芋さん  さん
高校時代や中学時代の教科書的思い出のほかに、
ゆかりの地を訪ねたりできる環境にいたからね。

そう、あのセピア色の写真にあこがれたわ。

高校で習ったのは、「北の海」
授業で、朗読があたったの。

あんまり好きだったから、
母が、全集を買ってくれた高校時代。 (2006年10月06日 23時41分52秒)

yumiさんも?  
小芋さん  さん
中也の詩は、シラブルの数と、脚韻と・・・
もっとも日本語の脚韻は限られるけど。。。

私は、「時こそ今は」「また来ん春」なんかも
とっても好きでした。 (2006年10月06日 23時45分12秒)

ムーンライトは「月影」  
小芋さん  さん
風花さんは、中也の詩を習った?
「一つのメルヘン」とか「サーカス」とか・・・

(2006年10月06日 23時50分48秒)

四季咲きネムの木さんへ  
小芋さん  さん
「いかに 泰子 今こそは
 静かに一緒にをりませう
 遠くの空を飛ぶ鳥も 
 いたいけな情け 満ちてゐます」

「時こそ今は」の一節ですが、
高校時代に、一番好きだったのは、
この詩だったような気がします。
「いかに 泰子」っていう呼びかけが切ないなぁって。
どうして泰子は中也を捨てたのかしらって、
泰子が中也を捨てなかったら、
中也はもっと長く生きたのかなぁって・・・
小林秀雄はどう思っていたのかなぁとか。

高校生だった私は、あれこれ考えたものでした。
感性は磨耗して、今はかけらもありませんが、
あの頃は、「舞姫」の朗読があたって、
朗読しながら泣いたことも・・・
「いかに見たまふ、この心構へを。
 生まれん子は、君に似て黒き瞳子をや持ちたらむ・・・」
この伏線のところで、泣いたら駄目ですねぇ・・・
でも、泣いちゃったんですよ。。。

そんな青春の日々もありました。 (2006年10月07日 00時06分49秒)

Re:yumiさんも?(10/06)  
yumi912  さん
昨夜は、眠くてとろけそうな時にうかがいましたので、気合の入らぬコメントで、ごめんなさい。

さて、今朝はしゃっきり、『中原中也詩集』を本棚からとってきて、見直しましたよ。
昔、気に入った詩を、どんどんノートに書き写していたんです。国語の授業で習ったものはもちろんのこと、他にも、気に入ったものが、いっぱい。
韻律とは別に、書かれている中身が、妙に共感できたりして、不思議でした。
「十二の冬のあの夕べ
 港の空に鳴り響いた
 汽笛の湯気や今いずこ」
とか、
「月夜の晩に、ボタンが一つ
 波打際に、落ちてゐた。
 それを拾って、役立てようと
 僕は思ったわけでもないが
    月に向かってそれは抛れず
    浪に向かってそれは抛れず
 僕はそれを、袂に入れた。」

などの感覚です。
地球上の元素は、いろいろ形を変えながら、いつもどこかに存在しているわけでしょ? 時代劇の映画を見ていても、(あの雲を構成していた水の分子が、今ここに、私のお茶になっているかも・・)なんて、考えてしまいます。
また、意味もなく、拾ってみたら、妙に心にかかって、捨てることができなくなったことがよくあったんですよね。 (2006年10月07日 08時26分56秒)

yumiさんへ  
小芋さん  さん
中也の思春期の短歌にね

怒りたる 
後の怒りよ 
仁丹の 
二三十個を
かりかりと噛む

って言うのがあってね、
期待と、応えられないふがいなさと、
重荷と、優秀な弟への感情と、
そんないろいろが感じられて、
妙に覚えています。

「帰郷」っていう詩があるでしょ?
その中のね、
「おまへは何をしてきたと吹き来る風が私に言ふ」
「心置きなく泣かれよと年増の低い声もする」

なんだか、そんな言葉にもひかれていたわ。。。

中也の詩は、
思春期のままの感性で生きた大人の、
心のひだを
美しい言葉で 調べで 織り出した
透き通る布だわ・・・
光の当たり方で、虹色に光るのよ・・・ (2006年10月07日 20時02分06秒)

ぶんがく  
mikokitten  さん
実は国語と社会が苦手科目だったために
あまり得意とするところではないのですが
月夜の晩にボタンが一つというのは知ってました。

当時は夜の波打ち際に、月の光がさしている情景を
思い浮かべたりしていたのですが
今は他のイメージで、その詩をよんでみたりもして
言葉って不思議ですね。

子供の頃、意味がよくわからなかった読み物や詩を
今見直すと、そのときとは違った意味に取れたりして
それって
子供の頃、場面が想像できなくてうまく弾けなかったピアノ曲を
大人になるとまったく別の感覚で弾けるようになるのと似ている気がします。

シンプルだけど、いい写真ですね~・・・
(2006年10月07日 20時03分38秒)

こんばんは。  
yumi912  さん
今日は、午前中、のんびり植物園で過ごしたので、なかなか元気ですよ。風の音と、薔薇の香り、そして、夜香木の花の香りに包まれて、とっても気持ちよかったです。楽しみにしていたコスモスは、まだ三分咲きくらいでしたから、また来週くらいに行ってみようとおもっています。駐車場が500円、入園料が400円、コーヒー飲んだら100円で、1000円の贅沢。

さてさて、中也の続き。

 『詩人は辛い』
私はもう歌なぞ歌わない
誰が歌なぞ歌ふものか

みんな歌なぞ聴いてはゐない
聴いてるやうなふりだけはする

みんなたゞ冷たい心をもつてゐて
歌なぞどうだつたつてかまはないのだ

それなのに聴いてるやうなありはする
そして盛んに拍手を送る

拍手を送るからもう一つ歌はうとすると
もう沢山といつた顔

私はもう歌なぞ歌はない
こんな御都合な世の中に歌なぞ歌はない

傷ついていたんでしょう。結核を発病してから後の詩ですね。30才でなくなったなんて、早いなあ。

(2006年10月07日 20時44分43秒)

mikokittenさんへ  
小芋さん  さん
詩はね、
いや、詩だけではなくて、
あらゆる芸術はね、
リリースされた瞬間から、
受け取る側の一人一人のものなのよん!

作者がなんと言おうが、
かまわないのよ。

受け取り手がどう感じるかなのよ。
10代には10代の感性が、
20代には20代の感性がある。

女性には女性の、
男性には男性の感性がある。

既婚者の感性、母親の感性、父親の感性・・・

同じ詩を読んでも、
年齢を重ねる中で感じることは変わるんだよん!

だから、童話も詩集も小説も、
人生の折々に、何度も読み返すのが、
いいんだよぉお! (2006年10月07日 22時17分03秒)

中也は若いよねぇ・・・  
小芋さん  さん
心は剥き出しの幼さのまま、
短い一生を終えたんだよね。

でもね、大岡がいっぱい生きて、
その人生をかけて中也を語り続けたんだよね。

中也は、長く生きることはできない設計図だった。
だって、あまりにも幼いんだもの。
あまりに透き通っていて、
あまりにも傷つきやすくて・・・ (2006年10月07日 22時38分23秒)

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