2006年10月24日
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                        秋の深まりの中、
                        秘密の花園でも
                        世間並みに小菊が咲く。

                        でも、これは、小菊ではなく、
                        紫紺野菊と言う園芸名のついた
                        れっきとした選抜品種だ。

                        普通のヨメナに比べて、
                        うんと色が濃いから、


                        実際、勝手に生えている花園のヨメナは、
                        遠目には白く見えるけど、
                        紫紺野菊は遠目にも白くは見えない。

                        悩みは、自分のコンピュータのディスプレーの色調。
                        実家に帰って父のコンピュータを見ると、
                        自分のHPの写真の紫が、
                        自分の感じている紫にきちんと見えるのに、
                        自分のコンピュータだと、
                        青紫が、青く見えるのだ。

                        だから、この紫紺野菊も、
                        実際の花の色は、青みの強い青紫なんだと、



                        つまり、自分のディスプレイでは、
                        花の色が、ほとんど青に見えているんです。


                        紫紺野菊ですから・・・




                        小菊、好きなんです。
                        こんな今様が好きなの。



                        うつろふ見るこそあはれなれ
                        われらがかよひて見し人も
                        かくしつつこそかれにしか

                        (古今著聞集の中の刑部卿敦兼のお話)

                        出だしからすごいですよ。

                        「刑部卿敦兼は、見目のよに憎さげなる人なり。」
                        外見の実に醜い人だった・・・

                        まぁ、何度読んでも涙涙の物語。



                        白い小菊の中にはあるんですよ。
                        秋の深まりと共に、純白から赤紫を帯びるの。

                        昔の貴族の女性の暮らしぶり。。。
                        世間を知らなかった北の方が、
                        夫以外の普通の(まともな)男性を見て、
                        夫を見るのも嫌になるんですよねぇ・・・

                        それを受けて召使達もご主人を軽視するんです。
                        召使達は、婿入り婚が一般的だったから、
                        北の方に所属するんですよね。

                        で、夜遅く仕事から帰っても、
                        「飯!風呂!寝る!」どころか、
                        門先の明かりもついていないし、
                        誰も出てこないんですよ。
                        「無視」ですね。

                        その時、彼は、怒鳴ったり暴れたりしないんです。
                        醜さへの自覚もあったのでしょうね。
                        悲しいけど。。。

                        ただ、名手と謳われた篳篥をそっと取り出し、
                        音を確かめてから、今様を歌います。

                        「かれにしか」は「離れ」と「枯れ」とが
                        掛けてあります。
                        もう、あきらめきった哀しみが漂う歌です。

                        だって、季節は冬から秋へは戻せないもの。


                        ・・・冬の後は、春。。。





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最終更新日  2006年10月24日 21時42分36秒
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