まず、およそ50戸ほどの小さな集落で、空き家と思われる民家は3割を超えていたように感じる。で、無人の母屋を守るスズメバチの巣を発見。

人の気配がない母屋と違い、この巣は人ごみならぬハチごみであふれていた。
後ずさりしながら集落を行く。
道端に、道祖神が奉られている。田舎にはよくある風景だ。僕らのような邪悪なよそ者を追い払うべく鎮座している。その横には小さなお堂があって、お地蔵さんがいる。またその隣には消火栓があり、火の気から集落を守っている。いわゆる、田舎の三種の神器か。

ありがたくもあり、たのもしくもあるこの愛すべき風景に、心振るわせる僕である。