ある日のほん太との会話
「おとうさん,狭いから一戸建ての家買って。」
「買わない。一戸建ての家を買うと,
ほん太が引きこもりになって,家から
出ていかない。」
「絶対に出ていくよ。」
「ほん太には,おうさん!,こんな住みにくい家なんかに
暮らしたくないといって出ていって欲しい。
戸建ての家を買わないのは,
子どもたちのためだ。」
とこんな,会話をすることが多い。
私もあるときまでは,自分の理想とするような家を
持ちたいと思っていた。
しかし,仕事を通じて,引きこもりとか,そうでなくとも
ニート,さらにはパラサイトシングルが目につくようになった。
その原因の要因の一つに快適な住居がある思う。
現代の人々はコミニュケーションの苦手である。
こんなとき,快適な住居があり,個室が完備していると
これ以上の快適さが外の世界になく,外でのコミニュケーション
はしたくない。その結果,引きこもってしまうのは,
自然の摂理であると思う。
また,仮に住宅を購入するとしても多くのサラリーマンは,
30年(中には35年)ローンで購入することになる。
生涯掛けて,家を取得し,その後,相続が開始し,
子どもたちが遺産でもめる。
そうであるならば,
そして,子どもの幸せを考えるば,雨露をしのぐ程度の家は必要だが,
快適な(豪華な)住居は,大人にとってはよいとしても
子どもにとって,有害とではないか。
そうすると,
子どもたちには,生きる手段には,
お金を掛けて,財産は残さないのが
賢明ではないか,と思う。
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