人物評価。


兄によると論語というエライ人が書いた本には、「人の言動からしか人物像を推測する方法はない」が書かれているという。

僕は論語という本を読んだことがないためなんともいえない。
が、しかし、「人物評価は媒体を通してしかできない」という僕の意見に一致している。

媒体とは"言葉"、"行動"のこと。すなわち、目に見える心の現れのことだ。

例えば、悪い言葉しか出ない人、または悪い行動しかしない人がいたとする。

その人をよく知る人は、「小さい頃両親をなくし、苦労して育った。根はさびしがりやで優しい子なんだけど。」

などと言うかもしれない。
しかしだ。

心を直接見ることは出来ないから、人の言動を通してしか心の良し悪しを判断できないのだ。

だから、もし、その人が心の奥深い所で"優しさ"を持っていたとしても、普段の言動が人を傷つけるなら、その人物は"悪人"といわれても仕様がない。いや、むしろ"悪人だ"と断定されるにふさわしい。

いくら"根"が優しくても、相手を傷つけるようなことしか言わない人は、"そういう人"として判断されても致し方ない。

だから、言動は自分が本当に思ったことを実践すべきだ、と思う。


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