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今日は、午前中、最近開店した「ドンキホーテ桜の宮店」に行き、午後は、在宅で雑用を処理した。阪神優勝の記念セールにも行ってみたかったが、混雑が予想されたので、今日は取りやめた。「ドンキホーテ」は、いろいろな品揃えをしていることに驚いた。広い売場だが商品が床から天井まで所狭しと陳列されている。衣類、雑貨、文房具、薬・化粧品、食料品、アクセサリ、電気製品、家庭用品、パソコン用品、などこまごましたものがたくさんおいてある。パソコン用品はヨドバシカメラより安い。(但し、ポイントバックがないので、実質的には同じかもしれない)。激安の殿堂とうたっているので、他の商品も安いのだろう。営業時間は10時から深夜3時までだそうだ。「ドンキホーテ」は、桜ノ宮橋を渡ったところにある。毎日、見ている新しい桜の宮橋は、あと6ヶ月の工期を残し、橋の路面の工事が進んでいる。今は中央部のみ構造体が設置されたようだが、両端はまだ透けて見えている。今、新橋は、両岸にある嵩上げ構造体に支えられ、3メートル高い位置に上げられているが、何時これを取り去り、橋が正規の高さに下ろされるのかが見ものである。できれば、嵩上げ構造体を外すところを見たいものだ。写真は、左上:マンションから見た新旧桜の宮橋。左側が新橋。左端の建物が「ドンキホーテ」、右上:東側から見た新旧桜の宮橋。右側が新橋。橋の端に嵩上げ構造体が見える。左下:橋の下から新橋を見上げたところ。右に見えているのが旧橋。右下:嵩上げ構造体。左右に1基ずつある。天高く 橋の輪郭 くっきりと 中日は今日も勝ったが、阪神は負けた。ヤクルトはAクラスに帰り咲きが懸っていて必死のようだ。試合のなかった横浜と0.5ゲーム差。
2005.09.30
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今日は、秋の特別拝観が行われている相国寺(京都市上京区今出川)へ行った。平日のせいか、来観者が少なくゆっくりと拝観することができた。相国寺は、足利義満が建てた臨済宗の禅寺であるが、応仁の乱をはじめ何度も火災にあっていて何度も建て替えられている。もっとも古いのが、豊臣秀頼により再建された法塔で、その天井に描かれている幡龍図は鳴き龍として有名である。鳴き龍は龍の絵の下で手を叩くと大きな反響音が返って来るのであるが、なぜ大きな音が返るのか、原理を教えてもらった。天井は、重みで中央が下がって来るのを防ぐため、中央が高くなるように作られている。つまり、凹面鏡のような形になっている。そのため、その焦点の位置から発信した音は、元の所に全部返って来るのだそうだ。禅の修業として使われた宣明(浴室)も400年前の建物である。風呂と言っても、湯船に漬かるのではなく、お湯と水とを交互に浴びるのである。また、方丈の前後には庭園があり、方丈の8部屋にはそれぞれ狩野派の筆になる襖絵が描かれている。特別公開は12月8日まで、拝観料は800円。写真は、特別公開のポスター、法塔、庫裏の外観法塔天井の鳴き龍、宣明の外部と内部仲秋の 寺に鳴き龍 響きけり方丈の前庭、室中の間、襖絵、戸板への絵8時49分、阪神は巨人に5-1で快勝し、中日の結果を待つことなしに2年ぶりのセ・リーグ優勝を自力で決めた。宿敵巨人の目前で、本拠地甲子園で、まさに最高の舞台である。阪神ファンの皆さん、本当におめでとう。29日がXデーとなることは、17日のこの日記で予想したとおりである。7月12日以来、阪神の優勝確率を計算し、この日記で紹介して来たが、昨日現在の99.997%が、今、正真正銘の100%になったのだ。優勝確率の掲載は本日で終了することにします。長い間、この欄のために、拙日記をご愛読いただいた阪神ファンの方々にお礼申し上げます。引き続き、本来の日記の方も、ご愛読いただけるようお願いします。
2005.09.29
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今日は、大阪城早朝探鳥会が予定されていたが、予期せぬ雨のため中止となった。早起きしたが雑事で過ごした後、キッズプラザでの活動に参加した。キッズプラザのお客さんは少なかった。それでも、雨で遠足の行き先を変更して飛び入りで来られた団体が2つあった。お客さんは就学前の子供が多く、プーさんのアニメゲームソフトが人気を集めていた。パソコン広場のロボットパークは、一日中オープンしておいたが、利用された子供は1組だけだった。虫ロボットを3つ出して遊んでもらった。今日は、特にこれといった写真を撮らなかったので、先日阪神百貨店で撮った阪神のマジック3の写真をお目にかける。今日は、阪神が巨人に勝ち、中日が横浜に敗れたため、マジックは2つ減って遂に1となり、優勝確率は、99.997%となった。また、阪神の勝率1位が決定し、仮に阪神が残り6試合に全敗し、中日が残り8試合に全勝しても、プレーオフを戦うことはできる。xデーは明日の可能性が俄然濃厚になった。上の表は、各試合の勝敗確率を0.5として計算しているが、これを、実績勝率で計算すると、29日に胴上げとなる確率は、78.6%となり、非常に高い。すなわち、0.6148×0.5547+0.6148×0.4453+0.3852×0.4453=0.7863 画像処理で作ったマジック1待ちかねし マジック1の 夜長かな
2005.09.28
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今日は、午前中は、昨日の句会のまとめを行い、午後から、京都大丸で開催されている「クールベ美術館展」を見に行った。今日が最終日であった。「クールベ展」ではなく「クールベ美術館展」である理由は、入場してから分った。「クールベ美術館」というのがフランス・オルナンにあり、主としてクールベの作品を所蔵しているが、クールベの弟子の作品も所蔵している。今回の展示品77点のうち、クールベの作品は版画10点を入れて45点で残りは、クールベ派の画家または共同制作の作品であった。逆に、ルーブル美術館など他の美術展にあるクールベの作品は、展示されていなかった。ギュスターブ・クールベ(1819-1877)は、フランス東部、スイス国境に近いオルナンという町に生まれ育った。コロー(1796-1875)のあと、ミレー(1814-1875)とほぼ同時代の画家である。約30点余の油彩画が展示されていたが、一見して暗い感じの風景画が多いという印象である。しかし、海、湖を描いた絵は明るく、特に有名な「シヨン城」は素晴らしかった。空の青、湖の青が透明感のある色で描かれていて、この展覧会の目玉といえる。同じ題名の、共同制作の絵もあったが、色の透明感は全然違う。「シヨン城」以外に、私が特によいと感じた作品を下記に示す。オルナンの若い女性の肖像、田舎の猟師たち、小山羊を抱く村の娘、プレーム川の滝、オルナン近くの断崖、トゥルーブルの黒い岩、日没(以上クールベの作品)、黒の岩場にかかる夕日(共同制作作品)古い水車(パク)、薪を集まる女(パク)、山の頂上付近の水源(モレル)、鹿のいる風景(ブリゴ)、釣りをするクールベ(フランセ)、クールベのオマージュ(フェルニェ)(以上、括弧内は画家名)共同制作者は他に、コルシュ、ラパン、シフラール、ペナなど。写真は、パンフレット(絵はクールベのシヨン城)、オルナンの若い女性の肖像、プレーム川の滝、共同制作のシヨン城秋澄めり 青き空湖(うみ) シヨン城今日は、阪神は試合はなかったが、中日が横浜に勝ったため、マジックは3のまま、優勝確率は、少し下がって99.90%になった。Xデーは、明日の可能性がなくなり、早くて29日の巨人戦となった。確率的には29日の可能性が31%でもっとも高い。確率的には、甲子園の可能性が高いが、最近の中日は強い。中日が負けないと、阪神が巨人に連勝しても、甲子園での胴上げはなくなってしまう。
2005.09.27
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今日は月2回の句会の日。午前中は、この半月の間に作った句の中から投句する5句の選定を行った。自分では、いいと思って選んだ5句であったが、午後の句会では、2句しか選ばれなかった。選ばれた句は、 敬老日 互に祝ふ 妻と我 佳きことの ありてひと際 月光る惜しかったのは、 丹波路の 畦に燃え立つ 曼珠沙華後の2句の紹介は、止めておく。今日の写真は、マンションの庭に植えられている姫リンゴの実。最近色づき始めた。姫林檎 林檎の威厳 示しをり
2005.09.26
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今日は、午前中、大阪自然保護協会主催の「淀川自然観察会」に参加した。目的は、十三干潟と柴島干潟の野鳥を観察することであった。阪急十三駅に9時集合。参加者は10数名。新淀川右岸を上流に向って歩きながら、鳥を探す。十三大橋の近くには「十三摘草苑」が作られ、コスモスが咲いていたが、見頃を過ぎたのかどうか、花の数は少な目であった。よく見るとはさみを持って摘みに着ている人が何人かいる。花は植えられているものなので、摘むのはよくないと思うが、一人が始めると皆が真似をするのであろう。たくさん咲いているところを見たいのに、心無い人がいるものだ。今日の目的は、十三干潟と柴島干潟で鳥を観察すること、途中のヨシ原でも鳥を探すことであった。柴島干潟は、十三から約2キロ上流にあるので、鳥を探しながらゆっくり歩いた。移動しながら、見かけた珍しい植物は、アレチヌスビトハギ、セイタカヨシ、センダン、昆虫は、クルマバッタモドキ。草むらからはしきりにコオロギなどの鳴き声が聞こえていた。今日は、干潮をかなり過ぎていたので、どちらの干潟とも鳥の数は多くなかった。それでも、下記21種を見ることができた。カンムリカイツブリ、カワウ、ダイサギ、コサギ、アオサギ、カルガモ、ユリカモメ、ウミネコ、シロチドリ、イソシギ、ミサゴ、キジバト、ヒバリ、ハクセキレイ、ノビタキ、セッカ、ムクドリ、スズメ、ハシブトガラス、ハシボソガラス、写真は、探鳥しているところ(2)、柴島干潟、ダイサギやコサギ淀川原 燕帰りて 見つけ得ず今日は、阪神が広島に9回2アウトから逆転勝ちし、中日も巨人に勝ったため、ゲーム差は変らないが、マジックが1つ減って3に、優勝確率も上がって99.94%となった。Xデーは、29日の巨人戦がもっとも濃厚である。しかし、27日の中日の結果によって大きく変る。中日が負ければ、28日25%、29日56%となるが、中日が勝てば、28日の可能性はなくなり、29日が31%となる。
2005.09.25
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今日は、午前中は、テレビで、NHK俳句、ウェークアップ、俳句王国などを見て過ごし、午後は、留守録した美術のビデオなどを(ときどき、阪神-広島戦の実況も)見ながら過ごした。写真は、散歩の時にいつも見るざくろの実。マンション周辺の庭に、ザクロの木が3本あり、実も大きくなり色も赤くなって来た。これまで、赤くなる前に落ちたりして、熟したものは見たことがないが、今年はなんとか見られそう。石榴の実 朝日映して 色づきぬ今日は、阪神が広島に勝ち、中日も巨人に勝ったため、ゲーム差は変らないが、マジックが1つ減って4に、優勝確率も上がって99.9%となった。Xデーは、29日の巨人戦がもっとも濃厚である。
2005.09.24
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今日は、所用で神戸へ行ったので、大丸・元町で開催されているジャン・コクトー展を見に行った。ジャン・コクトー(Jean Cocteau 1889-1963)は名前を聞いたことがあるくらいでどんな絵を描く画家かということはあまり知らなかった。実際、彼は、画家として非凡であるばかりでなく、詩、小説、バレエ、音楽、映画、美術の各分野で斬新な活動をした総合芸術家であることを知った。展示されていたのは、油彩、デッサン画、パステル画、版画、彫刻、陶芸品、タペストリー、アクセサリーなど広範囲に亘る280点であった。展示は、3部門に分かれていた。第1章 コクトーと友人たち第2章 コクトーのビジュアル・ワークス第3章 コクトーの演劇と映画第1章では、モディニアーニ、ウォーホル、マン・レイ、デルミット、ケリエ、マカヴォア、リド、ハルスマン、ドアノー。ベラール。、ルネ・プリ、フシュクールなどの友人がコクトーを描いた絵や、逆に、コクトーが描いた友人たちの絵が展示されていた。第2章では、コクトーのビジュアル・ワークスの全貌がわかるように、いろいろなジャンルの作品が展示されていた。本の挿絵や装丁もたくさん手がけている。特にいいと感じた作品を次に示す。(殆ど油彩)少年の頭部(1955)、占星術士たち(1954)、白い衣装のアルルカン(1957)、恋人達(1955)、エルメスの衝立の彫刻ー手(1942)、ファビーニ夫人とその娘(1953)、黒人女(1954)、ユディトとホロフェルネス(1948)、眠る女(1953)、ペガサスの誕生(1953)、三人の若い娘(1951)、9人の沈黙の婦人(1961)、メルクリウス(1960)、横顔(1962)、キュビズム風の顔(1961)、向い合う牧神(1960)、彩色された牧神(1961)、闘牛(1962)、裸婦(1955)、黒板(1963)、アイリアとアメリカナデシコ(1951)、極楽鳥花(1951)、アングルのバイオリン(1951)、フリボア帽をかぶった男(1950)、オルフェ(1959)など第3章では、コクトーの演劇「バラード」「オルフェ」「一角獣と貴婦人」などと映画「美女と野獣」「オルフェのゆ遺言」などが、舞台デザイン画、プログラム、上演写真などによって、紹介されていた。写真は、プログラム、入場券、絵葉書から、「恋人たち」「メルクリウス」「恋人たち」今日は、阪神が広島に勝ち、中日も巨人に勝ったため、ゲーム差は変らないが、マジックが1つ減って5に、優勝確率は少し上がって99.8%となった。Xデーは、29日の巨人戦が濃厚である。プロ野球 目処の付きたる 秋彼岸
2005.09.23
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今日は、午前中は、レンタルビデオ屋で借りた「北の零年」を見、午後は、キッズのクラブ活動で、イラストレータ講習会に参加した。イラストレータは、図形を描いたり変更したり文字を組み合わせたりするのに便利なソフトである。講師のTさんから、下記事項を中心に基礎的な説明があった。1.テキストの入れ方2.図の入れ方3.文字の回り込み4.図の切り抜き方5.文字のデザインを変える6.文字を曲線の上に描く同士寄り パソコン囲む 九月かな
2005.09.22
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今日は、キッズプラザでの活動日であった。お客さんは少なく、活動は暇であったが、子供たちには十分ゆっくりと接することができた。パソコン広場のゲームでは、ディズニー・キャラクターの塗り絵や音当てなどが人気があった。パソコン工房では、ロボットが人気である。アームのあるロボット(ミューロボという名の車)がボールのあるところまで直進し、ボールを掴み、持ち上げ、バックで元のところへ帰り、ボールを落とすという作業を、「ドリトル」というソフトでプログラムするのである。プログラムの命令は、「前進」「停止」「サーボ」「後退」「右回り」などの言葉と作用時間、回転角度などの数値を与える。予め、適当な数値が入れられているが、それでは、ロボットはうまくボールを取れない。どこをどう直すとうまく取れるようになるか、実際にロボットを動かしながら、プログラムを修正するという、面白い体験ができる。子供たちは、すぐにハマッてしまい、いろいろな命令を追加する子もいる。ボールをとるロボット以外にも、迷路を走るロボットもある。これは、前方の障害物を感知し、その状況によって姿勢を修正するもので、プログラム通りにロボットが動くのは、楽しい。写真は、ポスター、説明図の一部、ロボット走行レーン(ボール取り用と迷路走行用)ロボットも 命令受けて 運動会今日は、阪神が中日に完封勝ちで雪辱を果したため、マジックは一挙に2つ減って6に、優勝確率も99.7%にはね上がった。今日負けたえらいことやと思っていたファンもこれで安心。今晩はよく寝られそう。Xデーは、甲子園での巨人戦が濃厚となってきた。
2005.09.21
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今日は、午前中は、キッズプラザのインプリ会議に出席し、午後は、大阪市立近代美術館で開催されている「日本の画家たちが見た異国展」を見に行った。キッズプラザのインタープリターは、3部門(フロア、スタジオ、パソコン)に分かれそれぞれの持ち場で活動をしていて、インプリ同士の交流はあまりない。特に、パソコンインプリが何をやっているのか、他部門インプリの人たちには知られていない。そこで、今日のインプリ会議は、パソコンインプリが何をやっているのかを知ってもらうことが主題であった。今、パソコン広場とパソコン工房では、子供たちとロボットを使った遊びをしているので、それを体験してもらった。インプリは大人であるが、みんな子供に還ったように、楽しくロボットと遊んでいた。写真は、癒しロボット犬i-ドッグ、リモコン操作のショベルカー、迷路進行虫ロボット、荷物運搬ロボットなど。「旅するエキゾチシズム―日本の画家たちが見た異国」と題された展覧会は、異国への「旅」が画家の創作意欲を刺激したことの証しとして、明治から昭和初期に描かれた作品を、次の3つに分けて展示していた。・第1章 名所から海外へ 日本画家たちの旅・第2章 理想郷と日常 心の旅路から生まれた精神遍歴の異国の絵画・第3章 遠い異国へー洋画家たちの旅第1章では、御船網手の北米ナイアガラ瀑布図、瑞西ルセルン湖畔景、竹内栖鳳の獅子図、小野竹喬のエスコリアルの街、土田麦僊のオリーブの老樹、野長瀬晩花の水汲み女など30数点の日本画が展示されていた。第2章では、福田平八郎の漣、橋本関雪の邯鄲炊夢図、野田九甫の天草四郎などの空想画17点が展示されていた。第3章では、藤島武二のカンピドリオのあたり、荻須高徳のムフタール街、高岡徳太郎の巴里、広瀬勝平の欧州風景など20数点が展示されていた。写真は、パンフレット(絵は藤島武二の作品)、御船綱手、福田平八郎の作品)今日も、阪神は中日に連敗し、マジックは8のまま、優勝確率は少し下げて98.9%となった。Xデーは、最短では25日の広島戦最終日だが、最もありうる日が後ろに延び、甲子園での巨人戦最終日か次のヤクルト戦あたりが濃厚になって来た。虎破れ 立待月は 雲の中
2005.09.20
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今日は、敬老の日の行事で、ダリア園、有馬温泉、ワイン城を回る日帰りバス旅行に参加した。朝、9時梅田集合、帰りは中国自動車道が渋滞したため予定より遅れ梅田着が8時になってしまったが、3ヶ所とも、十分に楽しむことができ、いい敬老の日になった。最初にバスを降りたのは、10時過ぎ、宝塚市佐曽利というところの「ダリア園」。宝塚市といっても、三田市のすぐ近く、付近は、栗拾いや芋掘りの観光農園が多いがダリア園は珍しい。広々とした畑に、ダリアが何十種類も植えられて今を盛りと咲いている。赤、橙、黄、白、ピンクと色もさまざまなら、形、大きさもいろいろ。希望者は好きな花を摘み取ることができ、1本50円で持ち帰ることができる。ここでは、写真を撮りながら、40分を過ごした。近くの畦には、彼岸花が咲いていて、秋の気分を盛り上げていた。三々五々 畦を彩る 曼珠沙華10時50分、バスは三田市を通り次の予定地、有馬温泉へと進む。狭い道の割りに交通量が多く、離合のたびにバックをさせられたりしながら、12時前には、有馬月光園游月山荘に着いた。美味しい懐石料理に舌鼓を打ったあと、赤みを帯びた鉄泉が特徴の温泉にゆっくりとつかる。浴後、喫茶ロビーでコーヒーをすすりながら、窓から滝川沿いの景観を眺める。バスの出発までまだ1時間あったので、温泉町を散歩する。角の坊、池の坊、金の湯、御所坊などの外観を見ながら太閤通に出、ねねの像のある赤いねね橋を渡る。兵衛向陽閣、中の坊、奥の坊などもこのあたりに並んでいる。名物の炭酸せんべいを買って、バスに戻った。敬老日 せせらぎ聞こゆ 有馬の湯2時半、バスは最後の目的地、神戸市農業公園(通称ワイン城)に向け出発。4時前に到着。ワインの製造工程を見学後、ここで作っている各種ワインの試飲をする。無料で何度でも試飲できるので、ついつい全種類を試飲して少し酔いが回り始める。アテがないのが惜しい。試飲のあとは、広い園内を散策しながら周辺の景観を楽しむ。5時、バスは帰路についた。6時前に神戸北インターを入った途端に渋滞の表示。西宮名塩までちょうど1時間かかった。大阪に着くのはいつになることか。しかし、名塩SAで20分休憩後、本線に出てみると、渋滞は嘘のように解消。その後は、順調に走り、8時前に大阪に無事到着し、一日の旅は終わった。今日は、阪神が中日との直接対戦に敗れたため、ゲーム差は7.5になり、マジックは8のまま、優勝確率は少し下がって、99.5%となった。また、Xデー予測は、倉敷がなくなり、やはり、28,29日の甲子園・巨人戦の可能性が濃厚である。
2005.09.19
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今日は、午前中は、所さんの目がテン、報道2001、日曜美術館、サンデープロジェクトなどを見て、午後から、国立国際美術館で開催されている「転換期の作法」ー中東欧の現代美術展を見に行った。「転換期の作法」というのは、わかりにくい題名であったが、パンフレットなどを見ると面白そうなので、一度見てみたいと思っていた。中東欧というのは、具体的には、ポーランド、チェコ、スロバキア、ハンガリーの各国である。社会主義の崩壊やEUへの加盟で変遷ししつある各国のお国事情、混乱と貧困の中にもユーモアを失わないアーティストたちのユニークな作品に出会ったひとときであった。展示会は、地下3階の広い会場をフルに使い、珍しい作品約70点が並べられていた。現代美術というと、難解でとっつき難い感じであるが、展示されていた作品はみんな分りやすく、十分に楽しいものとなっていた。難を言えば、ビデオ作品が多く(10作品くらい)3分~20分もかかるので、部分しか見られなかったことである。特に、興味を感じたのは、キンテラの自家栽培、ネーメトの多機能な女性、アンタルの受動的作業装置7点、アンタルの人と共生する植物、(以下未完)写真は、左はパンフレットの部分、右上は、ハイネケンのビール缶で作ったサボテン(キンテラ)、右下は、横たわると幼児の笑い声が聞こえるベッド(ネーメト)良きことの ありてひと際 月光る今日は、阪神がヤクルトに勝ち、中日が広島に敗れたため、マジックは2つ減って8に、優勝確率はぐんと上がって99.8%になった。岡田監督胴上げの日は、確率的には、28日か29日の甲子園での巨人戦が濃厚ですが、阪神の好調が続けば、広島の可能性も大です。(再計算し改訂しました)
2005.09.18
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今日は、午前中は、テレビで NHK俳句、ウェークアップ、俳句王国などを見て過ごし、午後は、郵趣サロン・郵友会合同例会に参加した。俳句王国では、「敗荷」という珍しい季語に出会った。どういう意味か辞書で調べようとしたが、読み方が分らないので調べようがない。「はいか」「やぶれに」などでは載っていなかった。(秋の季語です。皆さん、どう読むかわかりますか、また、どういう意味かわかりますか。→→→答えはこの日記の最後に。)郵趣サロン・郵友会合同例会では、50余人の参加のもと、盆回しが行われた。盆回しというのは、盆のような入れ物に、自分の売りたいものを入れて回していくもので、欲しいものがあれば、表示されている金額のお金を入れて品物を受取るのである。今日も、いろいろなものを入手できた。パズル関連切手、特殊額面切手、特殊日付印の押された封筒、テレホンカード、オレンジカード、切手カタログ、記念乗車券などなど。写真は、合同例会風景。彼岸花 阪神ファンの 燃ゆごとく今日は、阪神はヤクルトに負けたが、中日も広島に敗れたため、マジックは1つ減って10に、優勝確率は少し上がって99.3%になった。岡田監督胴上げの日は、確率的には、28日か29日の甲子園での巨人戦が濃厚です。敗荷読み:やれはす 意味:破れて無残な姿となった蓮の葉「荷」は、漢和辞典によれば、蓮の意味もある。
2005.09.17
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今日は、大阪市立いきいき市民センター主催の「エイジング祭り」に行って来た。この催しは昨日15日から19日(但し18日は休み)まで行われていて、高齢者のための講演・シンポジウムなど種々啓発イベントが行われる。コンサート、室内スポーツ、趣味の講座などのほか、俳句、俳画、陶芸など文化作品の展示も行われている。私が所属しているいきいき俳句の会では、これに協賛して、俳句作品の展示をしている。その作品を下記に紹介する。敬老日 我が短冊の 展示さる書かれている俳句は、下記の通り。 岩噛んで岩乗り越えて紅葉川 雄三 菊人形振りむきさうな気配して 雄三 子規句碑に白萩ほつりこばれたり 哲子 葛城の暮れて菜の花明りかな 洋子 残照や夕陽丘は秋めいて 昇一 子と一緒親も夢中の捕虫網 美代子 踊り見て昔話の二人かな 卓宏 遠足の子ら弁当を見せ合うて 美代子 ゴビ荒野夜汽車の窓に月光る たかし 西瓜割り大人の声の大きくて 卓宏 菊作る老いの眼差しきびしかり 豊子 情熱の魂集め海紅豆 嘉代子 毛虫とる夫の背中に毛虫這ひ 哲子 コスモスの揺るる彩り休耕田 茲子 蝉時雨途絶えて尚も耳の内 幸男 君見ゆるほどの明るさ大花火 たかし 阿蘇外輪稜線平芒原 洋子 見上ぐれば満月のほか何もなし 壽雄 秋桜秘したる恋を思いけり 昇一 赤とんぼ赤を増したる昨日今日 卓宏 目覚めより老鶯の声しきりなり 球代 爽やかや俳聖殿へ続く道 嘉代子 敬老日まだ他人事の気分して 壽雄 風の道探し当てたる夜の萩 昇一 漆黒の鶏頭の種こぼれ落つ 茲子 街の田に街の風吹く稲の花 安満 目高群れ人の気配に動かざる 球代今日は、阪神も中日も試合がなく、巨人ー横浜戦のみが行われた。マジックや優勝確率は昨日と変らない。
2005.09.16
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今日は、午前中は、メールを書いたり、ビデオで「原爆の子」を見たりして過ごし、午後は、大丸・梅田で開催されている「デ・キリコ展」を見に行った。「原爆の子」は、昭和27年の被爆7年目の子供たちを描いた進藤兼人監督の作品。50年以上前の古い映画で、2・3度、見たことはあると思うが、先月来、「はだしのゲン」や「火垂るの墓」と見たので、比較の意味でもう一度見てみた。前掲2作ほど、悲惨感がないのは、当時はまだ、反戦的な著作が制限されていたからであろうか。また、制限されていなくても、反戦的な著作を受け入れる世の中ではなかったのであろう。デ・キリコ(1888-1978)は、イタリアの生んだ20世紀最大の画家を言われていて、「形而上絵画」という独自の分野を確立した。これまでに日本では、1973年以来、6回のキリコ展が開催されたが、今回は、油彩画を中心に、古典的写実絵画、デッサン画、彫刻など115点を展示したものである。デ・キリコの絵は一度くらいは見たかも知れないが、こんなにたくさん見るのは始めてあった。形而上絵画(メタフィジカ)というのは不思議な絵で、電球のような頭をした人物、仮面の騎士、ギリシャ彫刻などが画面のあちこちに登場する。部屋の中に海があって舟が浮んでいたり、人が水浴びしていたり、太陽を枠の中に押し込めたり、などなど。キリコは、ニーチュに深酔していたそうで、「事物のふた」を取り除いて描くのだそうだ。展示は、次の4つに分かれていたが、表題も説明文も、哲学的でよくわからない。1.形而上絵画、認識の道:瞑想 瞑想する人など8点 1970-76の作品2.旅、歩みの隠喩、あるいは道 不安を与えるミューズたちなど21点 1963-73の作品3.精神と物質の二元論 エプドメロスの帰還など20点 1935-73の作品4.個、闘い、吟遊詩人、バルド、剣、精神の表現 ユリシーズの帰還など22点 1932-75の作品 他に、デッサン43点写真は、入場券半券(絵は不安を与えるミューズたち)、ユリシーズの帰還、エプドメロスの帰還デ・キリコの 不思議絵に会ふ 美術展今日は、阪神が巨人に快勝し、中日が横浜に逆転負けを喫したため、ゲーム差は7.5に広がり、優勝へのマジックは2つ減って11となり、優勝確率は99.1%に上がった。阪神は7連勝。もう大丈夫。中日は交流戦の頃の弱さに戻ってしまったようだ。
2005.09.15
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今日は、午前中は、カワセミ画像のDLや散髪など雑事でつぶれ、午後は、大丸心斎橋で開催されている「パリ・モダン展」を見に行った。パリ・モダン展は、パリ市立美術館所蔵のアール・デコ作品を紹介するとともに、アール・デコの代表的建築としての大丸心斎橋店を紹介したものである。パリでは、19世紀末期から20世紀前半にかけて4つの万博が開催された。1889年、1900年、1925年、1937年の4回である。エッフェル塔が建てられたのが、1889年のとき。1900年のときにパリ市の近代化が進んだ。1925年のは、アール・デコ万博と呼ばれ、テーマを芸術に絞った。また、パリではないが、1931年、ヴァンセンヌの森にて植民地万博が開かれている。20世紀の初めは、装飾品が機械生産され始めた頃で、装飾芸術が花開いたアール・デコの時代である。今回の展覧会には、絵画・彫刻のほか、家具類も多数展示されていた。家具は、絨毯、ソファ、椅子、寝椅子、箪笥、衣装箪笥、机、秘書机、衝立、ランプ、ランプ台、スタンドランプ、花瓶などで、すべて作者名がついていたが、ここでは省略。絵画は、下記の作品である。ほぼ展示順。○印は私が特にいいと感じたもの。 ヴァイオリンケース(ヴァラドン)1923、青い服の女(マルケ)1928、オリーブの並木道(マティス)1919、○座る踊り子(マティス)1942、○ブシヴァル(ブラマンク)1911、アトリエ(ロート)1930、○風景(シュルヴァージュ)1925、コンポジション(グレーズ)1930、コートを脱いだ裸婦(グロメール)1929、占う女(デュプルイユ)1936、ずるい女(ドンゲン)1921大作、○電気の精(デュフィ)1937(非常な大作150人の科学者を描き込む)、母虎と遊ぶ子虎(ギュヨ)、パンサー(ギュヨ)1930、○カリプソの島(ドヴァンベ)1936、黒いパンサー(ジュブ)1910、トネール公爵夫人(ブルックス)1924、RM夫人の肖像(オスラン)1937、シャノ・サルモン(ローランサン)1923、○青い目の女(モディリアニ)1918、ベルリオーズの家(ユトリロ)1914、マリア会修道士教会(ユトリロ)1911、○赤い長椅子の裸婦(キスリング)1937、二匹の猫(藤田嗣治)1931、腕を上げた裸婦(藤田嗣治)1923 彫刻は、下記の作品である。 マスク(ミクロ)1931、ディアナの休息(シューヴロン)1928、マスク(ドーラ)、陸上選手(パレール)1929、髪を梳く少女(アンドルーソフ)1938、雌ライオン(ギュヨ)、壷(ドーラ)1937、パリジェンヌ(ミクロ)1936、若い娘の胸像(クサキー)1938写真は、パンフレット(絵はモディリアニの「青い目の女」)、キスリングの「赤い長椅子の裸婦」、シュルヴァージュの「風景」、パリ・モダン 美術展見る 百貨店大丸心斎橋店のデザインは、メレル・ヴォーリスが担当した。華やかなアール・デコ様式で全館が彩られていて、戦災で一部被害を受けたものの、今もその輝きを失っていない。そう言われて、デジカメでその一部を写させてもらった。写真は、御堂筋側入口、待合室天井、御堂筋側ステンドグラス、心斎橋側ステンドグラス美術の秋 デパート飾る アール・デコエレベーターホール、一階天井の一部、一階柱、心斎橋側入口今日は、阪神は試合がなかったが、中日が横浜に敗れたため、ゲーム差は6.5に開き、勝率1位へのマジックは一つ減って11になった。また、勝ち数1位への正真正銘のマジック13が点灯した。優勝確率は97.8%に上がった。もう優勝は間違いないだろう。それにしても、中日は、7日のナゴヤドーム*での大熱戦で敗れたあと、急に元気をなくしたみたいだ。*当初、甲子園と書いていたのですが、ほうずきさんのご指摘により、ナゴヤドームに訂正させていただきました。(2005/9/15)
2005.09.14
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今日は、午前中は、昨日の句会のまとめを作成した。その後、先日、キッズプラザに提出した10月のイベントの企画書の書き直しを指示され、午後は殆どそれでつぶれた。夕方、図書館へ本を返却に行き、また、3冊借りて来た。一冊は、俳人山口誓子の伝記。国道1号線が大川を渡る桜宮橋の増設、すなわち新桜宮橋の建設工事については、この日記でも何度か紹介して来たが、来年3月の完成まであと6か月弱となった。橋の形はすでに出来上がっているが、あとは路面の工事と橋全体を3メートルほど下に下ろす工事が残っている。写真は、左上は橋の外観。右上は、橋を下から見たところ、路面は何もできてなくて、空が透けて見える。左下は、橋を両岸でかさ上げしている部分。右下は、その部分の構造体。天高く 新橋威容 示しをりこれから、路面をどのようにして作って行くのか、また、3メートルのかさ上げ構造体をどのようにして取り除いて、橋を下げていくのか、楽しみだ。今日も、阪神が巨人に勝ち、中日も横浜に勝ったため、ゲーム差6は変らず、勝率1位へのマジックは12に、勝ち数1位への実質マジックは14と、それぞれ一つ減った。優勝確率は、96.7%となった。
2005.09.13
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今日は、午前中、句会のための句選びを行った。5句を選んで午後の句会に望んだが、選ばれたのは、2句だけだった。選ばれたのは、次の2句。 選挙戦 果て大川の 水澄める 台風来 外出の用 特になし選ばれなかったのは、下記の3句 グリーン上 パット見守る 赤とんぼ 天高く スケッチブック 天を向き 鶏頭燃ゆ 虎のチームは 勝ち進む写真は、句会状況句会終へ ボツ句肴に 飲む麦酒余談だが、このブログ日記、皆さまのご愛顧のお蔭で、昨日、20000アクセスを達成した。10000アクセスは、今年2月13日だったので、ちょうど200日で20000に達したことになる。今後ともご愛読のほどお願いします。
2005.09.12
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今日は、朝からテレビで、所さんの目がテン、報道2001、日曜美術館などを見たあと、衆議院総選挙の投票に行った。今夜の開票速報が待ち遠しい。写真は、投票所風景と投票済証。選挙戦 終はり大川 水澄めり午後は、関西ぱずる会例会に行った。いつもの会場(市の公会堂)が、総選挙のため急遽使えなくなり、あちこちの会議室を探したがどこも予約で一杯。ある会員の勤務先の施設を特別に使わせてもらうことになった。遠いので、いつもより30分早めに家を出る。急に会場が変更になったにもかかわらず、常連会員はほぼ全員の14人出席。にぎやかな例会となった。私は、ステレオグラムのうちわを回覧しただけだったが、多い人は、数十点のパズルを紹介する人もいる。自作あり、市販品あり、輸入品あり、ネットオークション入手品あり、珍しいものはかり。玩具だけでなく、パズル書籍も紹介される。純粋なパズルだけでなくパズル的なものもある。手品材料、いろは歌、数学理論、パッチワーク、万年カレンダー、錯視、からくり人形、面白い仕掛けもの、一人ゲームなど。写真は、会場風景、発表風景。紹介されたパズルなどの一部阪神絶好調、中日絶不調。今日も、阪神が広島に勝ち、中日が巨人に破れたため、ゲーム差は6に開き、勝率1位へのマジックが13になり、勝ち数1位への実質マジックは15となった。優勝確率は、96.4%になった。
2005.09.11
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今日は、テレビで、NHK俳句、ウェークアップ、俳句王国などを見たり、俳句短冊への清書をした以外は、俳句の本を読んで過ごした。また、昨日の日記の最後に書いたように、セ・リーグのペナントレースの優勝決定方法について調べて見た。従来、せ・リーグの優勝は勝率の高いチームと決っていた。しかし、引き分けの多い方が有利になるため、2001年度は、勝ち数だけで優勝や順位を決める方式が採用された。だが、今度は、引き分けと負けが同じと見なされ引き分けが不利となる問題が出てきて、2002年からは、勝率で決める方式に戻ったものと思っていた。しかし、本当はそうではなく、勝率1位チームと勝ち数1位チームとが異なる場合はプレーオフをするということになっていたのだ。2002年から2004年は、勝率1位チームと勝ち数1位チームが同じチームとなったので、結果的にプレーオフは必要なかっただけである。しかし、今年は、阪神にとっては、不利なことだが、首位チームの方が引き分けが4つも多い。最終的に勝率は中日より高くても勝ち数で中日の方が多いということも考えられ、プレーオフに持ち込まれる可能性があるのだ。すなわち、勝率に関しては引き分けが多いほど有利であるが、勝数では引き分けが多いと不利になる。上位チームの方が引き分けが少ない場合は、このようなことは起らず、2002~2004年はそうであった。要するに、プレーオフのない優勝をするためには、勝率で上回ることは当然だが、勝ち数でも並ばなければならないのである。そこで、7月12日から掲載してきた阪神の優勝確率の表を、今日から、下記のように変更する。勝率1位になるための確率と、勝数1位になるための確率である。下記は、昨日現在の勝敗表である。鶏頭燃え 虎のチームは 勝ち進む裏を返せば、勝数1位になる確率は、阪神が78%、中日が22%である。中日が勝数を上回っても、プレーオフで勝てば、優勝となるので、プレーオフで勝ち越す確率を50%とすれば、期待優勝確率は89.0%となる。今後はこの期待優勝確率を優勝確率ということにする。今日は、阪神が広島に勝ち、中日が巨人に敗れたため、ゲーム差は5に広がり、勝率1位へのマジックは2つ減って15になり、プレーオフ出場確率は96.0%に上がった。また、勝ち数1位へのマジックは17となり、優勝確率は93.3%に上がった。明日、阪神が勝ち、中日が負けると、阪神に今度こそ正真正銘のマジック15が点灯する。
2005.09.10
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今日は、午前中は、キッズプラザへ、10月のイベントの企画書を提出しに行き、帰りにガクブチの大和に寄って、俳句用の化粧短冊と短冊掛けを買って来た。午後は、一昨日、新装開店した「百貨店そごう心斎橋本店」を見に行った。開店3日目だが、新し物見たさの客は店外にまで溢れていた。誘導に従って店内に入ると、高い天井と吹き抜けで、ホテルのような豪華さである。先ずは、エスカレーターで一階ずつ上がる。1階はグッチやエルメスなど有名ブランドのフロア、2階は時計と宝石、3階は婦人用品、4階、5階、6階、7階は婦人服、8階は紳士服、9階は子供用品、10階はインテリアとなっている。そして、11階、ここは心斎橋筋商店街と称して、レトロな看板の店が並び、昔なつかしい品物がいろいろ売られている。各店を覗くだけでも楽しい。私は、手作り品の店やからくり人形店が気に入った。いくらでも時間がつぶせそう。12階は丸善と美術画廊。丸善では書籍と高級文具を売られている。13階は、滝のあるレストラン街で和洋中11店が入っていて、うち7店は展望も楽しめそう。滝は14階までの吹き抜け。14階は、劇場と展覧会などのイベント会場。ここから歩いて屋上庭園に出られ、大阪市内を見渡すことができる。眺望を楽しんだあと、エレベーターで地下に降りた。エレベータの天井も高い。地下1階は和洋の菓子と酒類売場、京都や東京の老舗も入っている。地下2階は食材売場。ここも地下1階までの吹き抜けがあり、ゆったりとした感じがする。吹き抜けのためばかりではなく天井も高い。地下1階が地下鉄改札口と同じ高さで、大丸の地下2階面よりも低い。あっという間に約2時間を過ごしたが、まだ十分に見ていない。今後も心斎橋を通るたびに立ち寄ることになるだろう。いい大阪名所ができたようだ。関係者のそごう再興にかける情熱があふれ出ている感じであった。下記は、スナップ写真の一部。そごうの社章、1階吹き抜けの飾り、音楽生演奏、エスカレーター11階心斎橋商店街のレトロ看板茶運び人形(\168.000)、エレベータ外観、滝のあるレストラン街、天井の照明13階の吹き抜けの飾り、屋上庭園、地下1階の和菓子売場、地下2階の吹き抜けの飾り秋爽や 老舗デパート 一新す今日は、阪神が広島に勝ち、中日が巨人に敗れたため、ゲーム差は4に広がり、実質マジックは2つ減って17になり、優勝確率は91.8%に上がった。優勝確率が90%を超えたのは、今シーズンは今日が初めてである。明日、阪神が勝ち、中日が負けると、阪神に正真正銘のマジック15が点灯する。と、書いたが、10日の新聞を見るとマジックのことは出ていない。よく調べて見ると、セ・リーグの規約が変り、優勝は勝率だけでなく、勝数でも決めるというのだ。勝率一位と勝数一位のチームが異なるとプレーオフで決めるのだそうだ。そこで、計算をやりなおす。阪神が勝率一位になる確率は上表の通り91.8%であるが、これだけではプレーオフになる可能性がある。阪神がプレーオフなしに優勝するには、中日の最終勝数を上回ることが必要で、このためのマジックは19となり、完全優勝確率は78.0%となる。しかし、完全優勝できなかっても、プレーオフで勝てば、セ・リーグ優勝となるので、プレーオフでの勝率を50%とすると、期待優勝確率は89.0%と言ってもよい。今後は、この期待優勝確率を優勝確率ということにする。この原因は、引き分け数が中日より4つ多いことに起因する。
2005.09.09
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今日は、二十四節気の白露、台風一過、爽やかな日になった。まっ青な空には、綿菓子のような雲が浮んでいた。今日は、京都大丸で開催されているルオー展を見に行った。一昨日、台風のため中止したものだ。ルオー(1971-1958)は、フランスの画家。黒く太い輪郭線と鮮やかな色彩を特徴とする独特の画風とキリスト教を主題とする作品で知られる。今回の展覧会は、出光佐三が集めた400点にものぼるコレクションの中から油彩画約100点を展示したものである。ステンドグラス職人であった経歴がよくわかる画風で、黒い輪郭にも拘わらず、暗い感じはせず、きれいな絵であった。展示は、5つに分れていた。1.女性たち 13点2.サーカス 3点3.キリスト 5点4.聖なる風景 8点5.受難 原画64点と書籍1点 特に圧巻だったのは、1935年に制作された受難(Passion)と名付けられた64枚の連作。キリストの受難を詠ったシュアレスの宗教詩の挿絵として描かれたもの。人物画が多い中、聖なる風景の各絵は、心休まるような絵であった。各分野から2枚ずつを紹介する。優しい女(1939)、トリオ(1940)小さな女曲馬師(1925)、正面を向いた道化師(1939)、アルルカン(1953)キリストとパリサイ人(1938)たそがれ(1937)、聖書の風景(1956)受難1(1935)、受難3(1935)街の上 ラピスラズリの 秋の空プロ野球は、今日は、阪神、中日の試合はなかった。明日から、阪神は広島、中日は巨人との3連戦がある。3日間は巨人を応援したい。
2005.09.08
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今日は、台風一過の秋晴れのいい天気となった。午前中は、風が強かったが次第に弱まり、空には爽やかな秋の雲が見られた。所用で外出はしたが、特段記すべきこともない。御堂筋のぎんなんはいつのまにか黄色く色づいている。今日は、先日、知人の書道展に行ったとき知った「十牛図」について紹介する。その書道の会は「尋牛会」というが、尋牛の由来となったのが、「十牛図」とのことであった。「十牛図」は、我々の真の自己を牛に例えて、その牛を求め、捕まえ、馴らし、遂に求める自分と牛とが全く一つとなり、それも忘れて只の生活ができるようになる過程を絵で示したものである。 「十牛図」の作者廓庵師遠禅師は、臨済禅師より第十二代目の法孫であるというだけで、生年寂年はじめその伝記ははっきりしていない。十牛図は十枚の図のおのおのにまず廓庵禅師が「頌」をつけ、その後その弟子慈遠が「総序」と頌の一つ一つに「小序」をつけたものと云われている。すなわち、禅の教えを説いたものである。十牛図のタイトルは、1.尋牛・・・牛を尋ねる2.見跡・・・跡を見る3.見牛・・・牛を見る4.得牛・・・牛を得る5.牧牛・・・牛を飼う6.騎牛帰家・・・牛に騎り家に帰る7.忘牛存人・・・牛を忘る8.人牛倶忘・・・人牛ともに忘る9.返本還源・・・家に還る10.入てん垂手・・・市場の店に入るそれぞれに、序7字4行と頌7字4行の漢詩がついている。例えば、尋牛の頌は、 茫々(ぼうぼう)として草を撥(はら)って去って追尋す 水濶(ひろ)く山遥かにして路更に深し 力尽き神(しん)疲れて覓(もと)むるに処なし。 但だ聞く楓樹(ふうじゅ)に晩蝉(ばんせん)の吟ずるを 「十牛図」の10の道程は、禅に限らず、書道・華道・歌道・武道等、道を求める者にとって共通であり、古くから大きな影響を与えてきたそうである。Goo Search で、「十牛図」を検索すると、なんと30万件もあり、いかに私が無知であったかと思い知った。図もいろいろな変化があり、解釈もわかりやすいものがたくさん出されている。写真は、25回尋牛会の書展会場の看板と十牛図1~4秋の空 雲次々と 形変へ十牛図5~10今日は、阪神が中日に昨日の雪辱を果し、ゲーム差を再び3に広げ、実質マジックは2つ減って19となり、優勝確率は85.4%に上がった。それにしても、2度にわたる本塁でのアウト・セーフの不利な判定にもめげず、延長11回ホームランを打った中村、3回50球を越すロングリリーフを見事にこなした久保田の気迫のこもった熱投に感動した試合だった。首位攻防戦に相応しいいい試合だった。
2005.09.07
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今日は、京都大丸で開催されている「ルオー展」に行く予定であったが、台風が来ているので大事をとって中止し、テレビで台風情報を見ながら、俳句の本を読んでいた。しかし、雨も風もほとんどなく、日さえ射して来たので、午後から、京都ではなく、天王寺の大阪市立美術館で開催されている「ミラノ展」を見に行くことにした。 いつ、雨が降るか知れないので、傘は持っていった。美術館に着いたのは、1時30分、館内は、初日にしては観客は少なく、ゆったりと見ることが出来た。作品の数は、約70点とのことで、ゆっくり説明書きも全部読み、時にはメモを取りながら見て回った。見終わったらちょうど3時であった。美術館の1階南側だけが展示に当てられていた。作品は、ジャンル別に7章に分けられ、各室の作品数は下記の通りであった。例示の作品は、私が特にいいと感じたもの。第1章 ローマ帝国と中世 3世紀~13世紀大理石彫刻「皇帝妃テオドラの頭部像*1」「男子胸像」「猟師の銀杯」「皇帝の肖像」と「聖ナザーロの聖遺物箱用容器」など5点第2章 ヴィスコンティ家の支配とドゥオーモの建設 13世紀~15世紀彫刻「聖母マリアにひざまずきミラノ市の模型をささげる守護聖者アンブロシウス」、「雄牛のルカ、鷲のヨハネ、天使のマタイ、ライオンのマルコ」、羊皮紙の本3点、タロット用カード、油彩画 「王座の聖母子」(トラダーテ)、「巻紙を手にし頭巾をかぶった預言者」、「予言者」、「聖女ルシア」、接吻牌(バーチェ)、「ヴォゲーテの聖体顕示台*2」など12点第3章 スフォルツァ家とレオナルド 15世紀~16世紀「カナの婚礼*3」(ドッジョーノ)、「聖母子と子羊」(セスト*4)きれい、赤チョーク画「レダの頭部*5」(ダ・ヴィンチ)、「キリストの頭部*6」(ダ・ヴィンチと弟子達)「トリヴルツィオ家の食器」(フレーデス兄弟)、「スフォルツァとヴィスコンティの没後肖像」、版画「海神たちの戦い」(マンテーニャ)、「酒樽の前のバッカス」(マンテーニャ)、「トリヴルツィオの聖母子」(フォッバ)きれい、「ハムの嘲笑」(ルイーニ)、「聖フランチェスコ」(ゼナーレ)、「我に触れるなかれ」(ブラマンティーノ)など12点第4章 盛期ルネサンス 16世紀~17世紀「若者の肖像*7」(ロレンツオ・ロット)、「聖置物箱」、「春」(アルチンボルド)、「果物を売る女」(カンピ)大作、大理石の彫刻「ラヴェンナの戦い」(バンバイア)、「ミラノの地図」銅版画(ラフレーリ)など6点第5童 バロック 17世紀~18世紀「手に帽子を持った少年の肖像」、「ルチア・ヴァルカレンギーの肖像」大作、「ヴィスコンティの肖像」(チェルーティ)、「籠を手にした老年の物乞い」(ロマーニ?)、線刻画「ラウレンテウスとボッロメーオを伴った聖母子」(サッシ)、「楽器のある静物」(バスケニス)、「スモアブーニ海岸 ヴェネチア*8」(カナル)、「古代ローマの廃屋を配した建築」(グァルディ)暗い、「法律顧問の邸館と新プフレット広場」(ぺロット)暗い、「カーグランダの中庭」最も大作{200人の人物を描き込む}、「クロッタ家の守護聖人たち」(ティエボロ)など11点 第6章 スカラ座と19世紀のミラノ 18世紀~19世紀「サンマルコ聖堂と大運河」(インガンニ)、「旧ドゥオーモ広場に面するフィジーニの列廊」(インガンニ)、「ミラノのドゥオーモの内部」(ビージ)細かい、銅版画「ミラノのドゥオーモの眺め」(アスバリ)、「ボッロメーオの肖像」(アイエツ)、「ナポレオンの肖像」(アッピアーニ)、「ロッシーニの肖像」(アイエツ)いい、「鳥 ズグロムシクイ」(ロンゴーニ)、「水飲み場のアルプスの雌牛*9」(セガンティー二)、「ギャロップで走る馬」(セガンティー二)、ブロンズ「ヴェルディの肖像」(ジェミト)、ブロンズ「ガヴローシュ」(ロッソ)など12点第7箪 20世紀「彫刻21番」(メロッティ)9つの球と3つの円盤、「空間概念夜」(フォンターナ)、「出現」(シローニ)、「自画像または未来派の頭部」(シローニ)、「市電から降りる男」(フーニ)いい、「過ぎ行くものたちのための習作」(ボッチョー二)、「ベッカリーテ広場の夜景」(カッラ)、銅版画「画面右手にランプのある静物」(モランデイ)、「静物」(モランデイ)、「角柱のある風景*10」(モランデイ)など11点、いずれも、未来派と呼ばれる非幾何学的抽象画。全体を見て感じたことは、ミラノ美術の全貌を伝えようとして、いろいろな時代のいろいろなジャンルの作品が、まるで見本帳のように集められていることである。なじみのある作家の名前は、ダ・ヴィンチ以外はほとんど知らなかったが、作品はいずれも気品溢れる名作であると思った。ミラノへは行ったことがないが、機会があれば是非行って見たいと思う。なお、今回の展覧会は、大阪市がミラノ市と姉妹都市になってから25周年を記念するものだそうだ。写真は、上記作品名の*印に対応している。パンフレット、*1台風下 ミラノ展への 傘の列*3、*2、*4*5、*6、*7*8、*9、*10今日は、敵地での首位決戦2連戦の緒戦、阪神はいいところなくまたも井川で敗退。ゲーム差は2に縮まり、実質マジックは21のまま、優勝確率は、76.9%に下がった。明日は、是が非でも勝たなければならぬ。
2005.09.06
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今日も台風14号の影響で雨模様なのだったので、一日在宅で読書やパソコンなどをして過ごした。読書は、楠本憲吉の「俳句上達法」。パソコンは、データのバックアップやメール、ネットサーフィンなど。今日は、Lucyみさおさんの「逃亡日記カラコルムハイウェイ編PHOTO コレクション」をご紹介する。彼女は、 1999年から年に一度、海外へ旅行(彼女は逃亡と称している)して、逃亡日記と称する紀行文を発表している。今回はその第8弾! 昨年の上海旅行で痛めた肺はまだ完治していないが、それでも行くぞと体調を整え、今年は、はるばるカラコルム山脈を走るハイウェイの旅に挑戦。 北京からウルムチに入り、カシュガル、フンジャラブ峠、ススト、フンザ、ギルギット、ラワルピンディへとたどり着くまで、モスリムワールドにどっぷり浸かった二週間の旅であった。8月22日に帰朝したばかりで、逃亡日記自体は、まだ完成されていないが、スナップ写真186枚が、日記に先立ってアップされた。画像は、スライドショウになっていて、全部見るのに約1時間かかった。しかし、普通のツアーなどでは行けない珍しい場所の景色や風習の写真で、見ているうちにどんどん興味をそそられ、一気に見てしまった。このスライドショーはJavaアプレットを使用しているので、JAVAプラグイン(ソフトウェア)をインストールすることが必要。もし、画像が表示されないようなら、JAVAプラグインをダウンロードしてインストールされたい。画像は、Lucyみさおさんのサイトのトップページ。台風の 進路気になる 旅支度
2005.09.05
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今日は、午前中は、報道2001、党首討論会、サンデープロジェクトなどを見て過ごした。午後は、雷を伴った雨が降り出したので、外出をあきらめ、部屋の掃除をした後、俳句の本を読みながら、阪神~横浜戦を見た。今日の画像は、昨日中之島図書館で見た、「須田剋太が描いた街道をゆく展」を紹介する。須田剋太(1906-1990)は、1947年、「ピンクのターバン」で日展の特選に選ばれ、創作活動を続けていたが、1971年から、司馬遼太郎が週刊朝日に連載した「街道をゆく」の挿絵を描くようになる。各街道に司馬と同行し、独自の画風の絵で「街道をゆく」に花を添えた。1984年、講談社から、出版文化賞を受けている。今回の展示は、そのうちの「愛蘭土紀行」の挿絵90点である。B4サイズのスケッチブックに水彩で描かれたものである。中には、商品のラベルや包装紙やを切り貼りしたものもあり、面白かった。下記は、パンフレット。絵はアラン島の民家。ダブリン東部の緑野、アラン島 民宿屋の主人、イーストエンド裏庭(ロンドン)、クレシャムホテル(ダブリン)ダブリン市場(切り貼りあり)、ビートルズの町(リバプール)(切り貼りあり)、ダブリンの町天高し カンバス並ぶ 中之島私は、「街道をゆく」は自分の行ったところのものしか読んでいないので、愛蘭土紀行は読んでいなかったが、絵を見て一度、読んでみたいと思った。紀行読んでから、この展覧会を見ると、なつかしい気持になるであろう。今日は、阪神が横浜に2:1で辛勝し、中日がヤクルトに4:5で敗れたため、ゲーム差は3に広がり、実質マジックは2つ減り21に、優勝確率は84.4%に上がった。明後日からの敵地での直接対決で、是非とも2連勝して欲しい。
2005.09.04
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今日は、午前中は、NHK俳句、ウェークアップ、俳句王国などを見たり、ビデオで「火垂るの墓」を見たりして過ごした。午後は、中央図書館へ行き、帰宅後、俳句甲子園を見た。「火垂るの墓」は、野坂昭如の小説をアニメ化した1988年のジブリ作品で、テーマは戦争である。戦時下、両親を失った兄妹が惨憺たる苦労をしながら一日一日を生き延びる物語。兄清太は14歳、妹節子は4歳、遂に力尽きて、妹は病気の果に死ぬ。そして兄もやがて死ぬ。子供用のアニメ映画で、節子のあどけない仕草には好感が持てるが、面白さはまったくなく、悲しく惨めなエピソードばかりが続き、それがだんだんひどくなるという、後味の悪い映画だ。毎年、夏にどこかの局で放映されているそうだが、私は、これまで見たことがなかった。戦争を知らない世代には、昨日紹介した「はだしのゲン」とともに、是非見て欲しい映画であるが、戦争を知っているものにとっても、思い出を風化させないために、見ておいた方がよいと思う。題名の「火垂る」は、蛍の語源から。火が垂れる=闇の中に火を垂れ輝くさま。写真は、ビデオのカバーや「火垂るの墓」の紹介サイトなどからの画像を集めたもの。蛍火や 短き命 尽きるまで今日の野球は、デーゲーム。阪神は横浜に勝ち、中日もヤクルトに勝ったため、ゲーム差は2で変らず、実質マジックは1つ減って23に、優勝確率は少し上がって、76.0%となった。
2005.09.03
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今日は、ほとんど、パソコンの前で、メール、デジカメ画像の整理などを行って過ごした。図書館から、予約していた「はだしのゲン」1が入ったとの連絡があったので取りに言った。「はだしのゲン」1は、すでに読んだが、1だけが予約が沢山入っているのでなかなか順番が回って来ず、重複して予約していたものである。この前借りたのが、1988年版、今日借りたのが、1975年版。1988年版には、解説・書評は付いていなかったが、1975年版には、尾崎秀樹氏による評が書かれていた。「はだしのゲン」についての、私の感想などは、この日記の、7/29、8/2、8/16、8/20、8/27のところで書いたので、繰り返しはしない。代わりに尾崎氏の評を下記に転載する。(一部割愛したが殆ど原文のまま)戦争を知らない世代にぜひ 尾崎秀樹(文芸評論家) 劇画の中で被爆者の間題をあつかった作品といえば、自土三平の「消え行く少女」(1958年)や旭丘光志の「ある惑星の悲劇」(1969年)が思い浮かぶ。 「消え行く少女」は、白土三平としてはめずらしく少女マンガだ。主人公の雪子は、母親とともに広島で被災した少女だ。母の春はニコヨンをしながら雪子を育てたが、原爆症が悪化し、彼女を残して死んでしまう。雪子自身も原爆症状になやみ、さまざまな苦労をしながら放浪の旅にのぼり、最後には山奥にかくれ住む大男にめぐりあう。その大男は日本へ連れてこられた朝鮮人だったが、この二人は疎外された者どうしのいたわりあいで、貧しいながらもあたたかい暮しをつづける。しかし、大男は朝鮮へ送還され、雪子もまた白血病で死んでゆく。 また、旭丘光志の「ある惑星の悲劇」は、草河違夫という原爆体験者の手記によって触発された作品で、戦争を知らない世代にむかってつよく訴えるものをもっていた。その底にはサハリンで敗戦を迎え、引き揚げてきた作者の戦中・戦後体験がうずいていたといえる。 中沢啓治の「はだしのゲン」は「少年ジャンプ」に連載された長篇で、被爆者の一家を軸に戦中.戦後のきぴしい生活を描いている。太平洋戦争の末期の広島を舞台に話ははじまる。下駄の絵つけの製造に従っている中岡家は貧しかったが、五人の子どもたちは元気に育っていた。しかし、父親が戦争に批判的な言辞をもらしたことから、非国民として疎外され、村八分同様の目々を送る。そして八月六日の原爆をうけ、父親と姉、弟を一度に失う。あとに残ったゲンは、生まれたばかりの赤ん坊をかかえた母とともに逃げのび、さまざまな苦労を経験する。 予科練へ行っていた長兄の浩二、学童疎開していた次兄の昭ともやがてめぐりあい、亡くなった弟の進次と瓜二つの隆太も加わり、話はいつそうのふくらみをもつて展開されるが、この劇画のポイントは、被爆者たちの悲惨な生活の実状をとおして、戦争のむごたらしさをえぐりだしたところにあるといえよう。 現代の若い世代は、戦争を知らない。うっかりすると西部劇の延長のようなゆがんだ戦争観をもっている。戦争のおそろしさは直接原爆が落ちたり、弾丸が飛んできたりすることだけではなく、戦争にたいする批判や反対はもちろん、積極的に協力しない者はすべて疎外してしまうようなところにある。しかもその傷は戦後にもおよび、三十年を経た現在でも痛々しい傷口をさらしている。 「はだしのゲン」は、どんな境遇にもくじけることのない、ゲンという少年を主人公にしているだけに、戦中・戦後の悲惨さがより痛切なものとして感じられる。 戦争体験、とくに被爆体験の苦しさを、戦争を知らない世代に語りかけるのは、たいへんむずかしい間題だ。しかし、むずかしいからといってあきらめるわけにはゆかない。むしろくり返し、くり返し、それを訴える必要があるのだ。「はだしのゲン」はその意味でひとつの役割をはたしている。写真は、「はだしのゲン」1の1975年版(左)と1988年版(右)の表紙鶏頭花 原爆雲の 形して今日は、阪神は試合がなかったが、中日がヤクルトに敗れたため、ゲーム差は2に開き、実質マジックが復活して24となり、優勝確率は75.5%に上がった。
2005.09.02
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今日は、久し振りにプライベートのゴルフコンペに行った。久し振りというのは、4月9日以来ということ。参加者は14名。雲一つない青空だが、残暑というより蒸し暑さの残るお天気。それでも、木陰に入り風が吹くと涼しいし、あちこちで萩の花が咲き、赤とんぼが飛ぶのを見たり、法師蝉が鳴くのを聞くと秋だなと感じる。今日は、もう9月なのだ。スコアの方は、散々だったが、なんとかB.B.は免れた。次回は、11月1日とのこと。悪かった原因は、昨日の雨で硬くなっていたバンカー。写真は、上位7位までの順位表(ハーフ39を出す人が3人もいてかなりレベルの高いコンペだと思う)と優勝~3位の表彰を受ける人。グリーン上 パット見守る 赤とんぼ背水の陣の阪神、今日も初回に点を許し嫌なムードだったが、今岡の大活躍が窮地を救った。中日に雪辱し、ゲーム差を1.5に戻した。仮想マジックは2つ減り25となり、優勝確率は70.8%に上がった。この調子で明後日からの横浜戦もがんばれ!
2005.09.01
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