朝から雲行きが怪しい中、まだ無言の娘を乗せ学校に向かいました。
こういう天気の日はいっつも道路が大渋滞
きっと、いつもは歩いていく人も車にするんだろうね。
案の定混んでました。
間に合うかなー、最後の日なのに、遅刻なんて最悪です。
いつもの近道をしてどうにか一番難関を突破。
よかった、間に合いました。
途中で、何人かの友達を見かけた娘。
やっぱり思わず話しちゃうんだね、こういう時って。
ま、早くも冷戦解除ってとこですか。
今日は午後からPrize Givenだしね。
母も行くことになってたし、帰りの待ち合わせ場所なんかも話さなきゃいけないから
ちょうどいい頃合でしょう。
着いてすぐにものすごい雨と風。
真上の雲が真っ黒です。でもどんどん動いていくのが分かるので
そのうち止むでしょう。
午前中はこんな変な天気の繰り返しで
午後1時からPrize Givenが始まるのですが、直前にまた大雨。
どうにか無事にホールまで着いて始まるのを待ちました。
Year 11からYear 13までの生徒たちと、賞を受ける生徒の父兄が集まってきます。
日本と違って父兄の方々、みんな普段着です。着飾ってきたり、かしこまった格好なんかしてたらかえって目立ってしまいます。よかった、普段着しか持ってこなかったから。
最初に正装した(ガウンを羽織った)先生が入場します。その時に娘たちのJazz Bandの演奏で入場してくるのです。先生はステージにりっぱな椅子がおいてあってそこにずっと座っています。
ステージの前の方にはトロフィーがずらっと並んでいます。
Year 11から順番に授与が始まって、一人一人名前を呼ばれ、壇上に上がってトロフィーと賞状を受け取って先生とハグして帰ってきます。
中には一人でいくつものFirstをとって両手いっぱいに抱えてくる生徒もいました。
いよいよ娘たちのYear 13の番。
娘は何で賞をいただいたのでしょうか?
名前を呼ばれ壇上にあがり、授与。トロフィー、ひとつだけだと思って帰ろうとした娘、まだありました。なんと3つももらったのです。
本人もびっくり、母もびっくり。
そのうちの一つMusicの大きなトロフィーは、学校に返却しないといけないそうですが、授与した人の歴代の名が刻まれています。おー、学校に名前が残るんだ、すばらしいね。

「Contribution to Music」と
「Ambassador Award for Internasional Student Prize Donated by Homecare Services」
という賞でした。
そして、Year 13の授与した生徒がみんな前に出て校歌を歌いました。生バンドつきでやっぱり海外の学校だ、英語だとみんなポップスに聞こえちゃいます。歌いながら泣いている子がいて思わず貰い泣き(こういうのに弱い)やっぱり卒業ってことで感無量なんでしょう。
次はHead Boy と Head Girlの挨拶。女の子はそれなりに友達、両親、先生への感謝を述べて、学校生活を振り返ったりの話をしていましたが、男の子、この子がすごい。
中国人なんですが、すごい熱弁でした。そしてユーモアたっぷりで(全ては理解できませんでしたが、みんながずーっと爆笑でした)。
このHead Boy 学年トップであるのは言うまでもありませんが、オークランド大学へのスカラシップも獲得し、百万円という奨学金をゲットしてました。彼は将来どんな道へ進むのでしょうか?その後が知りたい。
他にもいろいろな大学やポリテクなどのスカラシップを獲得した生徒が表彰されてそれぞれ20万円~50万円くらいの奨学金をもらっていました。
途中でマオリの生徒たちが「HAKA」でエールを送る場面があって、これにも感激。
目の前で見るのは初めてだったし、すごくかっこよかったです。
娘の卒業の年にニュージーランドにいられて本当に幸せです。
留学中の子供の学校行事に参加できるなんてあまりなでしょうから、いい経験をさせてもらいました。
そして最後まで頑張った娘に「おめでとう」
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