5匹のコブタとママ

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父のがん


父と癌との戦いの日々を忘れたくありません。
少しずつだけれど、当時の記録を振り返りながら、日記におこしています。
まだ中途半端だけど、ちゃんとうめていきたいとおもっています。
http://blog.goo.ne.jp/isanao99/ パパへの応援歌


父の病気
病気知らずで、健康だった父。
20年ほど前からは高めの血圧と、痛風のために歩いて5分ほどのK病院に時々通院するくらいで、大きな病気はなかった。健康に気をつけ、体にいいものを食べ、体重が増えると、血圧によくないと、食事の量を調節したり、夕方や夜に30分以上も散歩をしたりする、まじめな人。そんな父が体の不調を気にして自分で検査を受け始めたのが2004年の1月ごろだった。
「なんだか、おなかが張る」それだけでした。胃カメラや超音波色々な検査を受けました。元ナースの私に、ボソッと「検査の結果で外科になるかもと言われた」と話したのは、4月の三男君の1歳の誕生日祝いの時でした。母に聞くと、「検査を受けているのは知っているが、ぜんぜん聞いていない」との事。これは心配だと、母に父には内緒で病院に話を聴きにいくように勧めた。父は母にもまだ話していないことを、私に話してくれたのは、やはり、元看護師だからだったのでしょうか。母が話を聞きに行くと、肝臓に腫瘍らしきものが見えるので、悪性を疑い精査しているという。母自身10年近くまえだが、胃がんの手術を受けているだけに、「悪性」という言葉に全身が震えるほどのショックを受けた。
5月13日父が外科の診察を受けることになり、私も話を一緒に聞きに病院へ行った。そこで初めて、「胆管細胞癌(肝内胆管癌)」という病名を宣告された。肝臓の左葉の胆管にかかるところに5センチほどの腫瘍がある。色々と検査をしましたが、一般的な肝がんといわれる、肝細胞癌ではなく、胆管4細胞癌を疑う。肝内胆管癌とも言われるもので、分類的には胆管癌というよりは、肝がんの部類に入る。
その日から、ひたすら、PCの前に座り、何時間もネットで検索をし続けました。調べれば調べるほど、不安は大きくなるばかり。見つける情報はすべてよくないことばかりだったからだ。

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