こどものこころ おやのきもち

こどものこころ おやのきもち

こども達の気持ち。


この年に、3人目の赤ちゃんが私のお腹にやって来た。

リクは、「嬉しいかも・・・わかんないけど」
ユイは、しきりに「お姉ちゃんになる!」
と、自慢していた。

上の子達も、何となく何となく、待ちわびていた。

それは突然・・・
お腹の大きなお母さんなのに・・・
いるはずの赤ちゃんが、もうそこにはいない・・・。

小さなリクとユイには、理解なんて難しかったと思う。

ただ、母親が目を腫らして泣いている。
病院に行ったまま帰らず、
代わりにお父さんとあ~ちゃんが家にいる。

”悲しい事なんだ”
”大変な事になったんだ”

そんな風に感じていたのかも知れない。

その頃から、ユイの”さしすせそ”の発音が急に変になった。
舌を噛んで発音する様になった。

未だに、リクが時々口にする。
「あの赤ちゃんが生まれてたら、4人兄弟だったね。
お母さん、大変だけど、それでも良かったよね。」
って。

まだ、理解出来るほど成長していない
こども達の心にも、深い悲しみは刻まれていたんだ、と思う。




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