☆晴れすぎた空☆

はいけい

わたしの腕は

どうして

あの日

あなたを抱いて

殺めなかった?

潮の音は風を受けて

走ってた

どこまでも

木もれ日は輪を描き 

囁いてた

目を閉じても

広がる未来には

恐れなんかなくて

栗色の瞳の中

写るものは

夢ばかり

くちびるのその奥も

愛したのに

青い空が

やさしく歌う午後

永遠などなくて

わたしの腕は

どうしてあの日

あなたを抱いて

殺めなかった?

時に紛れ

消えてく出来事に

したくはなかった

わたしをだいた

あなたの腕は

今頃 

誰を

愛しているの?

これ以上など

ありえないなら

この手であの日

殺めたかった。

この手であの日

あなたを抱いて。




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