スモール愛


つつけば割れてしまいそうな君に
今この瞬間(とき)に心が揺れた

なんだか照れくさかった
きっと僕の言いたい事は君も分かっていただろう
そして君の言いたい事だって分かっていたよ

知らないふりをして君に言わせようとした
その口から 小さなその君の口から魔法の一言聞きたくて

君はなかなか言い出せないでいる
なんだかこっちまで照れてきた
なんだか新鮮な気持ちになれた
なぜか君を守りたいと想った
そして支えて欲しいとも願った

遠い2人を繋ぐ電話が
僕にとっての宝物だ

小さな小さな君が
僕のかけがえのない恋人だ

冬の終わりを告げるとともに
小さな恋が動き出そうとしている

君とつながっていたいから 布団に入るのイヤだけど
それもまた心躍らせるんだ

明日が楽しみだから

未来が見えないから
想像してみるんだ

君の笑顔と僕の笑い声

きっとそう遠くはないはずだ

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