不規則



不規則な風向きは僕の頭を乱していく

星など見れるはずもないこの汚れた街


あの日の君の表情(かお)は固くて

僕は目を合わせるのを拒んだ


僕の気持ちは揺らいでいて

逃げ出したくなった


なんとなく分かった

君の言いたいこと

だってそうだろ?

こんなに近くにいたんだから

ずっと一緒だったし

これからもそうだと思ってた

けど君の気持ちは伝わってきた

逃げるように空を見上げたら

月はどこにも見当たらなかった

雲で隠れてた

僕もこの闇夜に隠れたかった

あの月のように

あの星達のように

重い口を君は開けた

『待って』

とっさに言ったのは僕だった

何を言えばいい?

何を言えばいい・・・

分からないで立ったまま

僕は君にキスをした

ちょうど昨日したように

君にキスをした

『放したくない』

『ずっとそばにいてほしい』

そっと耳元でっさやいた。

同時に『サヨナラ』って

君に告げた。


ゆっくり君を離して

歩き出した後ろ姿見てた

こんな時に

月は蒼く変わって夜空にあった

僕はどこへ行くんだろう

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