たとえば



何人の人が悲しんでくれるのだろう。

たとえば僕の命が残りわずかだとしたら

いくつの涙がこぼれ落ちるのだろうか。

たとえば君が悲しんでくれるとして

僕は死ぬことなどできるだろうか。

たとえば君が泣いてくれるとしたならば

僕は懸命に生きなければならない。


たとえば君が悲しいときには

僕が悟ってあげられればいいな。

もしも寂しくなったりしたら

僕の声を聴けばいいのに。


たとえば空を飛べたとして

君とどこへ行こうか

たとえば虹の上を歩けるとしたら

どんな景色を探しに行こう。

きっとそこには2人だけにしか知ることの出来ない世界があって

それをまた誰も邪魔することも出来ないんじゃないかな。

僕はそんな思い出たちを君と作り上げたいから

やっぱり君と一緒にいなくてはいけない。


たとえば君と僕との間に子供が出来たとしよう

僕は君に感謝をするだろうね。

たとえば子供が大きくなって家を出るとしよう。

君も僕も歳を取ってしまうんだね。

歳を取るかわりに愛だって増していくような気がするな。

しわが沢山ある君の顔だって愛せるよ。


たとえば君が先立ってしまうとして

僕は悲しみに暮れるだろう。

たとえば死ぬことだって考えるかもしれない。

でもそれが逆だったら?

僕はこことは違う世界からそんなことは望まないだろう。

君には精一杯生きて欲しいから。


たとえばずっと一緒に生きれるとして

たとえば死ぬ時も一緒だとして

それだったら幸せだな。




どれもこれもたとえばの話し。



君がどれだけ必要かって。

君が僕にもたらす影響はどのくらい大きいのかって。

これで分かったろう?

いつか見つめ合うことを信じて。


たとえばそっと口づけ合いながら。









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