エドはダーズベルトの体を揺すったりしたがダーズベルトは目を開かずただ目をつぶり横たわっていた。
 「貴様・・・・・・・容赦しねぇぞ」
 「ほうまだ元気があるのか君は・・・・・・・しかし今はダーズベルトにしか用は無いのだよではまた会おうじゃないか」
 エドが攻撃を仕掛けようとすると男の体は足から頭に掛けてじょじょに消え始めた。
 「逃げるなこのクソがぁ!!  」
 エドが体を切ろうとしたときには既に姿は消え男が居た場所には黒い液体がただ残っていただけであった。
 エドはその後ダーズベルトを引きずりながら本部の医務室に向かった、そこに着いたあとエドはその場で倒れ気絶したまま起きた時にはアルがそこに居た。
 「アルダーズベルトさんは?ダーズベルトさんはどうした? 」
 「・・・・・・・・・助からないよ兄さん」
 長い沈黙が続いた静かに時計の音だけが医務室の中に響いた。
 「アル・・・・・それは本当か? 」
 「うん・・・・・・悲しいけど本当だよ」

 嘘だろ・・・・・ちょっと前までは生きてたんだぞ

 「兄さん・・・早くダーズベルトさんの意識がある内に行こうよ」
 「あぁ・・・解ったすぐ後に行くよ」
 アルはそのあとダーズベルトが居る医務室の部屋に先に向かった、30分ぐらい経ちエドは少し頭の整理をしたあと医務室を出たするとアルが急いだ様子でエドに向かってきた。
 「兄さん早く来てダーズベルトさんの意識がなくなったんだよ、だから早くしないと」
 「なっわかったから早く部屋を教えろ」
 エドはダッシュでダーズベルトが居る医務室の部屋に向かった、エドが来た時にはダーズベルトさんの顔の上には白い布がかぶされていた。
 あとから聴くとエドが来る一分前に「生きろ」という言葉を残して逝ってしまったみたいだったエドはそのあとその場から崩れた。
 「ダーズベルト・・・・・久しぶりに楽しくやった矢先にこれかよ、なんで俺たちに言ってくれなかったんだ畜生・・こん畜生」
 キースは医務室の壁を叩いた、キースの瞳からは涙がこぼれていたマスタングは壁に寄り掛かって手を組んでいたダリスはイスに座り下をずっと向き黙り込んでいた。
 「キース・・・もうやめろ仕方ないんだこれも仕事をやっている以上仕方ない事なんだ」
 「おいそれで諦めろって言うのか・・・確かに軍の犬になっている以上は仕方ないだろうしかし昔の親友が目の前で死んでお前は悲しくないのか? 」
 キースはマスタングの胸座を掴み壁に押し付けたその時ダリスはキースのことを止めた。
 「あのねキース悲しいのは解るけどマスタングに当たるのだけはやめなさいよ・・・悲しいのはあなただけじゃないんだから」
 ダリスは首でエドの方を示した。
 「・・・・・・・・・・」
 キースはエドの方に向かったエドの座っているベンチの前に来たらエドの横に座った。
 「エドワード君・・君は誰と戦ったんだ? ダーズベルトは誰に殺されたんだ? 教えてくれ俺はそいつ等を倒すその為には戦った君が一番の便りなんだ」
 「・・・・・・死神ですよ人間の姿をしていますけど人間の感じがしないというか人間じゃないと思うんですよ」

 人間じゃないか・・・・そうすると大変な事になるな

 「それでどうなったんだ君は? 」
 「眠らされたんです、目をみた瞬間に眠気が襲ってそのまま眠ってしまったんですよその後目が覚めてダーズベルトさんと一緒に戦ってそして俺の事を守って今に至るんですよ」
 エドは組んでいる手をギュッっと握り締めた。
 「そうかありがとう・・・・明日はまた護衛だつらいだろうがちゃんと来る様に」
 キースはそれだけを言ってその場から去ってしまった、エドはそのままずっと下を向いて黙り込んでいたアルが来て戻ろうと言っても黙り込んで下を向いていただけだったそのあと戻ったのは真夜中だった。
 暗く電源が落ちた廊下をふらふらと歩きながらエドは自分の部屋に向かったドアを開けるとアルがベットで静かに寝ていた。
 「アル・・・・俺さどうしたらいいんだろ? ダーズベルトさんが死んでさ明日はまた護衛だぜもう気が狂うよ」
 エドは涙目になりながら眠っているアルに問い掛けた答えは返ってこないのは解っているがなぜか近くに居るアルにその夜ずっと答えを待った。
 次の朝エドは気づかないまま眠っていた起きた時にはアルは部屋に居ないで護衛に向かっていたねエドはその後また護衛する人の内に向かった。
 「ほう鋼のは今日来れたのかショックで来れないかと思っていたのに」
 「マスタングお前は平気かも知れないがあいつはかなりのショックを受けているんだお前もそこをつけこまないように気を使えよ」
 キースはエドをまたかかいそうなマスタングを注意して護衛する人の家に入った。
 今回の護衛はキルナイト・ケリーシフォン 普通の一般人で軍にもなんの関連もなくなぜか壁に名前が描かれたかが解らない。
キルナイトは薬屋の亭主でいつも薬の整理をしている、誰かに恨まれる記憶も無くただの無差別殺人だと軍は思った。
 その日は何にも無くそのまま対策本部に帰ったそこには東部の軍のマース・ヒューズ中佐が居たち、いつものように周りの人に自分の娘を自慢している光景を見るとなぜか疲れてくる。
 「ヒューズさん何をしているんですか? 」
 「おっエドワードいい所に来た俺の娘の写真見るか? 」
 いつものパターンだこのままだと数時間におよび長い親バカ説明を聴くことになると思いエドは用件を聞いた。
 「それで用件はなんなんですか?用も無くここにはこないでしょ」
 「そうそうD・K事件のことなんだがお前の頭なら解けると思ってな」
 ヒューズの顔は真面目になりなにかしらの威圧感があったヒューズはエドに書類の束を大量に渡した後そのまま帰ってしまった。
 エドはその書類を片っ端から見始めた。

 ダリスさんが持ってきたのと同じ木の人形の書類

 事件によって殺された人の詳しい書類

 事件によって亡くなった人の名簿

 軍の名簿などいろいろな書類があったエドは1つの書類に目をつけたそこには今とは違う服装だが確かに昨日戦った男と同じ顔が軍の名簿にあった更にD・Kの書類を見るとそこにはダーズベルトの顔があった。


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