ココニイルコト

ココニイルコト

★中学時代★



塾で勉強は出来たけれど、人間関係にとても悩みました。
二人がけの席が並ぶ教室だったのに誰も話す人がいなくて常に一人で座っていました。

私は近くのデパートで服を買っていましたが、同学年の子にブランドの服を着ている子がいました。
直接何かを言われたわけでもないのに「私って変かもしれない」という強迫観念に襲われるようになりました。

それと同時に…
笑い声がすると自分の事を言われているのだと感じるようになりました。
人目がとても怖くなりました。
出かけることが苦痛になりました。

でも誰にも相談できませんでした。
自分が病気であることにも気がつかずに頑張って学校にも塾にも通っていました。


中学を卒業する少し前に母方の祖父が家にやってきました。
「うちの家を継ぐ人がいないから瑞樹を養女にほしい」という話でした。
学生時代は今の家に住んでいていいから、戸籍だけは祖父のところに移したい、と。

私は何も同意していないのに…
中学を卒業する少し前に私は母方の祖父の苗字に変わりました。

私は要らない人間なのだと認識することとなりました。

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