こまた☆たまこのジュネーヴ通信

8ヵ月(2005/10/3~10/30)


28週 (たまおさんのマル秘胎教術)

なんとか無事に妊娠後期・8ヵ月に突入した。日本だと、7ヵ月からの検診は、2週間に一度となるようですが、スイスでは今後の検診も4週間に一度程度です。今までは、平均して6週間に一度の妊婦検診。やはり、かなりアバウトですな。


さて、最近のたまおさんったら、就寝前の胎教に凝っております。

わたし自身は、これまでも特別に胎教をするといったことはなくて、胎動を感じたときに「キック・ゲーム」をしている程度です。これは、胎児が蹴ったところを、こちらからもチョン・チョンとたたき返し、更に胎児の反応を楽しむという一種のコミュニケーション遊びです。

一方、たまおさんの胎教はいうと、わたしがたまおさんの日本語学習用に購入した「ドラえもんのかん字じてん」(小学校低学年程度)をわたしの腹部に向かって読み聞かせるというもの。その様子からは、本人かなり本気モード入ってます。(笑)

たまおさん発音の日本語を覚え、たまこさん文法のフランス語を習得してしまうかもしれない、「ちびたま」・・・・。将来がちょっと不安かも?




いやっ、かなり?              か・・・・・ (溜息)

記) 2005年10月9日



29週 (妊婦の健康管理)

今朝起きたら喉のあたりに違和感があった。

もしかして、風邪のひき始めっ?

たまおさんに促されるまま、いつもはあまり飲まない紅茶に蜂蜜を垂らして牛乳を混ぜて飲んでみた。うん、結構イケるかも?

この時期に風邪をひいたらエライこっちゃだもんねぇ~。風邪はひき始めが肝心。風呂あがりには、レモン水飲んでビタミンC補給して早期風邪対策。寝るときは、首の周りにガーゼハンカチを巻いて保湿確保。早めに風邪退治しなくては・・・・。

記) 2005年10月16日



30週 (すわっ!妊娠糖尿病?)

検診日。もう何度目の検診になるのか忘れてしまった・・・。次回の検診の予約もキッカリ4週間後だったので、妊娠後期に入ってからも妊婦検診は4週間に一度というのはどうやら本当のことらしい。まっ、別に疑っていたわけじゃーありませんけどね。(笑)

いつものように小水をとって、体重を計って、前回までの検査の結果を医師から聞いていたところに、受付兼看護士のマダムから電話が入った模様だ。(そういえば、前回の検診では体重測定がなかったことに気付きましたっ!)

その内容は、前回行った妊婦糖尿検査結果は「問題なし」だったが、今日の尿検査で、若干の「尿糖」が出ているので、もう一度、妊婦糖尿検査を行った方が良いのでは?との指示だった。

うぅぅぅ~ん。侮れん、小水検査。妊娠後期になると、尿糖が出やすくなることは知っていたが、実は、検診日の前日に、アンコを大量食いしていたのだ。しかも、たまおさんに隠れてスプーンですくって食べた。(笑)そのせいかしら?それとも、果糖のとり過ぎ?いずれにしても、食生活の「気を抜くなよっ!」っとの警告だろうと真摯な態度で受け止めよう。我ながら、ポジティヴ。(笑)

この日、ダメもとで、エコーをお願いしてみる。わたしは、2度目のエコーにあたる20週目頃に日本滞在していた為、スイスの病院ではエコーを1度受けたきりだったのだ。基本的な保険では、2回までのエコーをカバーするはずなので、この時期、特に問題があるわけではないものの、性別の確定をしたいのと逆子チェックもしたかったので一応交渉してみたら、すんなりOKが出た。なぁ~んだっ!言ってみるもんだな・・・。

久しぶりに見る「ちびたま」は一段と大きくなっていて、既に全身は画面に入りきらなくなっている。パーツごとにサイズを測って、週数通りの丁度良いサイズでプロポーション(体のバランス)も良いと言われる。20週ころ日本で行ったエコーでも同様のことを言われたので、「ちびたま」の成長具合は順調のようだ。

性別も20週ころの判定に相違は無く、逆子でも無かった。「ちびたま」は羊水の中で気持ち良さそうにぐるぐる動いていた。おもしろーっいい!!!この時期の胎児は、内臓の成長はほぼ完成させており、35週くらいになると、肺の機能もほぼ完成するのだそうだ。これからの1ヵ月で更にグッグーンと成長が加速されるんだな。頑張って大きくなれよ、ちびたま。

その後、内診で子宮口がしっかり閉じていることを確認して、今のところ早産の心配は無しということで妊婦検査終了。っで、今回、ちょっと気になっていたことを聞いてみた。


わたしは、基本的には経膣分娩(普通分娩)を希望しているのだが、経膣分娩が出来ない要素は見当たらないのか聞いてみた。つまり、骨盤に対して胎児の頭が大き過ぎる「児頭骨盤不均衡」や、胎盤が下がって子宮口を塞いでいる状態の「前置胎盤」などの傾向が無いか確認したかったのだ。

もちろん、あくまでも「普通分娩」にこだわっているわけではないが、出来れば「ちびたま」の意思で本人が望むタイミングで生まれてきて欲しい。もうすぐ9ヶ月の今、そろそろお産に向かい合うための心構えをしておきたいと考えたのだ。

お産に対するプランは、それぞれの妊婦によって異なると思う。最近では、あらかじめ妊婦のバース・プランを事前に確認しておき、それに沿ったお産を進める病院も多いそうなので、後で後悔しない出産をするためにも、自分の希望をパートナーとも事前に話し合っておく方が良いと思う。

記) 2005年10月23日



31週 (ちびたまルーム)

今週ジュネーヴに滞在中のたまおさん両親に連れられて、「赤ちゃん用品」を見に行った。数日前に電話で何が必要かと聞かれて、たまおさんが、「うぅ~んと、沐浴用のたらいとオムツ替え台付き戸棚かなぁ~」と答えていた模様。

赤ちゃんルームにと部屋を明け渡した、元たまおさんのPCルームは、現在荷物が散乱し混沌とした様相を呈している。出産予定日まで2カ月をきった今、余裕のあるうちに部屋を整えなくてはなるまい。

やはり生活様式が違う為か、スイスと日本では赤ちゃん用品も若干の違いを見ることが出来る。欧米では一般的な「オムツ替え台付き戸棚」も日本ではあまり聞かないしなぁ~。(って、わたしが知らないだけかもしれませんが・・・)

そして、この日、わたしが一番気に入ったオムツ替え台付き戸棚・・・・・高すぎます。



・・・・・って、値段じゃなくて、「高さ」がね。わたくし、小柄なもんで。(笑)

まっ、こういうこともあるわけで、大物を買うときには、しっかりと高さ/サイズを確認してからにしないとね。無理な姿勢を続けると、腰痛になっちゃいますから。

そして、全体的な印象としては、スイスの赤ちゃん用品の方が日本のそれらより「色使い」がカラフルなのよね。日本の赤ちゃん用品って、パステルカラーが多い印象があるしね。

まっ、これはいつもの余談ですが・・・、米国の赤ちゃん用品も濃い色使いが多いのだけど、聞いたところによると、赤ちゃんの目には原色使いの方が良いらしいです。

新生児は視力がとても弱く、25cm~30cmの距離に視点が合っているそうです。成長期に淡い色ではなくて、原色を見慣れる方が目の発育に良いということなんですかねぇ。

記) 2005年10月30日


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