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2025年10月23日

「国宝」吉田修一

(2)

テーマ：読書(9573)

カテゴリ：読書

映画「国宝」を観て感動し、ぜひ原作を読みたいと思い、図書館に予約して借りた本。

【新品未読】国宝文庫本上・下巻セット

いや、素晴らしかった。
久々に長編小説を一気読みしてしまった。
映画での感動は、主役の二人の歌舞伎役者になりきった素晴らしい演技と美しい映像。
１年半の稽古でこれだけの歌舞伎の芸ができるんだという、俳優の凄さを感じたからかもしれない。
そして、実際の歌舞伎役者の人達がこの映画を絶賛しているのを知り、
きっと歌舞伎界や歌舞伎役者の真実も伝えているのだろうと思ったこと。

そして、原作本だ。
これは映画以上に感動できるものだった。
映画では描き切れずにはしょられていた登場人物との人間関係の複雑さの中で、

この本を読むことで、映画の中でなぜそうなるのだというかすかな疑問も明らかになる。
映画で感動した人は、ぜひ原作を読むことをお勧めしたい。

吉田修一「国宝」公式サイト

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最終更新日 2025年10月23日 09時06分33秒
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■コメント

Re:「国宝」吉田修一(10/23)

msk222 さん

大変ご無沙汰しております。
ぼくも映画「国宝」を観賞しました。
おっしゃる通り、素晴らしい内容でひたすら感動しました。妻が隣で観ていたもので、映画が終了しても暫く立ち上がることができませんでした。
映画とはいえ、歌舞妓役者をここまで演じきった映画俳優陣（殊に、吉沢亮、横浜流星）の魂のこもった演技、そしてここまで完成度を高めた李相日監督の見事な手腕にもあらためて注目しました。
原作者の吉田修一さんは、実際に歌舞伎の世界で黒衣をかぶり見聞きしたなかで構想を練られたようですね。
すべてが才能の限界をとことん出し切って完成した映画ではなかったでしょうか。
ぼくも時間のゆとりができたら、原作をしっかり読み直したいと思います。

ところで、楽天ブログをあまり使わなくなってしまいました。FacebookなどSNSへ利用頻度が移ったことも大きいですが、がだんだん営利主義傾向といおうか、CMを見ないと入れないような形になって、使いにくくなったのが残念です。
しかし、過去に書いたものを引っ張り出してみることができるのには重宝しております。
みらいさんの記事もときどき無言で拝読しております。

(2025年10月25日 22時56分53秒)

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Re[1]:「国宝」吉田修一(10/23)

みらい０６１４さん

msk222さんへ

ご無沙汰しておりましたが、お元気のようで良かったです。
私は、映画「国宝」の感想は、ほとんど書いていませんでしたね。
確かに、楽天ブログは見る時にCMがうるさくなっていますね。でも、私にとってはこのブログがまさに日記なので、続けるしかない感じです。
過去のことで確認したいときには本当に便利ですから。
今後とも、黙読でお付き合いください。 (2025年10月26日 07時34分01秒)

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