こぱむだ事件簿(5) 

日時 :
小学校低学年

記者名:
こぱむだ

ニュースタイトル:
毎日が遠足!?事件

ニュース内容:
私が2年生の時、S国の日本人学校に転校した。

(決して「こぱむだ事件簿(4)」があったからではない。父の転勤の為である)

学校の場所が遠かった為、スクールバスでの通学だった。

これまた恐ろしくおんぼろのバスで、雨の日は天井から雨漏りしてしまい

バスの中で傘をささなくてはならなっかったり、ワイパーが壊れていて

作動せず、スコールで前が全然見えないのに

「OK,OK」と訳のわからないことを平気で言ってのける

のんきな運転手さんと共に命がけの通学ということがあったりもした。

(そんな恐怖を味わいながらも、結構平気で居眠りをしていたりして。)

そしてこの学校では給食がなかったので、毎日お弁当を持って登校していた。

ある日のこと、うとうと居眠りをしている間にバスは学校に到着。

上級生の人に起こされて驚いた私は、慌てて弁当だけをつかみバスの外へ。

そして教室に走っていってしまったのである。

もちろん勉強道具はバスの中・・。

気がついた上級生が教室まで届けてくれて一件落着。

それにしても、いったい何をしに学校へ来ているのか・・・。

とてもわかりやすい子供である。

そして大人になった今でも、この本質が変わることはない。



fdhp_nextr



© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: