こぱむだ事件簿(14)

日時 :
’02 12月

記者名:
こぱむだ

ニュースタイトル:
これって詐欺?事件
(浄水器編)

ニュース内容:
暮れの忙しい時にかかってきた1本の電話。


テレアポ→「奥様でいらっしゃいますか?」


こぱむだ→「はい~・・・」


テレアポ→「この度、浄水器のモニターを募集しておりまして
       無料でお送り致しますので1ヶ月使って頂いて・・・」


と、どうやら最近よくかかってくる浄水器の販売の電話だった。

本当に無料なのか?だいたい、そうそう美味しい話があるわけないじゃん!

とかなり疑り深くなっているこぱむだは早く電話を切りたかった。

ところが、この手の電話は一方的にしゃべり続けてなかなか切らせてもらえない。

無言で「ガチャン」と切って根に持たれたら怖いわぁ~・・(考えすぎ?)

なんて思ってしまい、なるべくカドがたたないように、

そして毅然とした態度で断らなくちゃなぁ~とボンヤリ考えていました。

延々と続く説明に嫌気がさしてきて、ほとんど聞かずにテレビを見ていた。


テレアポ→「奥様のお宅では浄水器はお使いですか?」


と言われて、ボンヤリ話を聞き流していたこぱむだは


こぱむだ→「いえ~・・」


と、曖昧な返事を!

おうっ!これでは相手につけいる隙を見せてしまったではないか!

慌てて、


こぱむだ→「ウチの水道はちょっと形が特殊なもので・・・」


と、やんわりと使えないことをアピール。

ところが、敵もこうやり返してきた。


テレアポ→「たいていのメーカーに取り付けられるように部品がありますので
       ご安心下さい。水道のメーカーはなんですか?」


と、こうきたもんだ。

のぉ~ぅ!地雷踏んじゃったよ。

こうなったら一芝居うつしかない!(女優こぱむだの登場)


こぱむだ→「ウチの水道は白鳥の口から水が出るタイプなんですが、
       そういった物でも浄水器は使えるんでしょうか?」


と、とんでもない思いつき。


テレアポ→「えっっ!そういった形ではちょっと取り付けが無理なんですが、
       他に取り付けの出来そうなふつうの蛇口はありますか?」


と、余計なツッコミがはいってしまった!

これはやばい!あとほかになんて言えばいいんだろう・・

苦し紛れに思いついたのが、


こぱむだ→「あ、ふつうの蛇口と言えば庭にある洗車とか水撒き用の水道なら
       あるんですけど~」


おいおい、こんな家あるかよ!いったいどんな豪邸なんだ?

ところが、この一言が効を成したようで


テレアポ→「そうですか。屋外ではちょっと浄水器の意味が
       なくなってしまいますので・・」


と、相手が先に諦めて電話を切りたいムードになってきた。

よしよし、作戦成功!

円満に?!セールスの電話からの解放。

それ以来、浄水器の会社から電話が掛かってくることはなくなりました。

「ちょっとおかしい人」という情報でも流れたのでしょうか?

ちなみに、うちの母はセールスの電話がかかってきたときに

こういうやりとりをしたそうです。


テレアポ→「こんにちわ。奥様でいらっしゃいますか?」


母→「いいえ、私は留守番のものです。」


おいおい、見えないのをいいことにそりゃないだろ!

恐るべし・・


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