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2004.05.11

何を思う・・・　母へ

カテゴリ：カテゴリ未分類

訳有って離れて暮らしている母に

でも何となくしてあげる事ないままに月日だけが経ってしまい
その間には、
母の日と聞いても何も感じない時さえ有ったりで今　考えれば、かなり親不孝な事だなと感じます。

でも今までしなかったのに何故　今になって？と言うには、訳が有ります。
【ここからは、話しが重たくなります。朝からちょっと...(＞。＜)と言う方は、読まない事をおすすめします。一応】

去年の　ちょうど今頃　母が突然倒れ意識不明、分刻みの痙攣で
救急車で脳外科へ搬送された。知らせを受け朝一番で病院にかけ付けました。

その後　待合室で待つ事　数時間
まだ事の重大さに気付いて居ない私は、とにかくかけ付けるのがせーいっぱいで
朝から何も食べていなかった。
家族以外誰も居なかったのも有り
脳天気にもお弁当をパクついていた。この時に誰かが呼びに着て
そんな場面を見たら何て無神経な家族だと思われたかも知れない。
私は箸をくわえたままきっと固まってしまったに違いない....

そして主治医に呼ばれたのは、既に夕方を回っていた。
状態、治療計画、その後のリハビリテーションまで細かく分かり易いように噛み砕き丁寧に話してくれた。
待つ家族も大変だがその間　医師は、あらゆる最悪の事態に供え
色々な処置をしている事が手に取るように理解出来た。

最悪　植物状態　意識を取戻しても入院する前の元気な状態に戻れれば良いが
痙攣重積と言って「痙攣が何度も重なり積もる」状態が何時間も続くと
体、脳に重い障害として残ると言う。もしそうそうなってしまった場合に備え
早急なその後の判断を迫られると言う状況でした。その結果聞き
弁当なんて食ってる場合では、本当に有りませんでした。(汗）

その晩は、もしもに供えて病院に泊まる事を薦められICUで病室には、付き添えない為
家族用の仮眠室の部屋に泊まる事になった。
この部屋も２人では、かなり広く感じたがもし夜中に自分たち家族の様な方が居た場合は、
譲り合い雑魚寝する事も考えると寝ようと思っても目を閉じては、開けての繰返しで
朝を迎えました。

朝が１２時ぐらいには、先生の話しが聞けるのかと思いきや
患者は、母だけでは無い当然もっと重症の方は、多久さん居るいつ何が有るか分からないので
病院を離れる事が出来ず
待合室でその日の２時まで待つ事となる。その間沢山のICUに入院されている家族の方がお見舞いに来られ
皆　順番待ちをしている。ICUへのお見舞いは、一度に入る人数と時間が１０分と決まっていて
あっと言う間に時間が過ぎてしまう。

自分たちの番が来て中へ入って驚いた事に昨夜意識が無く痙攣していた母がベットの上で主治医の先生と
ニコニコ話しをしている。
始は母と気ずかず昨日寝ていた場所の辺りベットをウロウロしていたら
離れた向うで手を振っている女性が居る

「家族」ねぇねぇ　あの人お母さんじゃない？

「私」違うよ！　あっもう1家族の人だよ....
始に、訳有って離れて暮らしていると書きましたが
じっくり逢うのは、１６年ぶりでした。電話では、良く話していたけど

それにまさか意識が回復ししかも笑って話してる姿
など想像もしていなかったので当然かも知れません。
こんな時の思い込みは、輪をかけて相当です。普段もかなりな思い込み屋でございますが...

「家族」そうだよ！そうだよ！母さんだ～ぁ

「私」マジ！走っていけない病院！ましてICU...思わず　思いっきり走り駆け寄ってしまいました～ぁ
母さん～　
一気にそこに居た看護士さん＆掃除のおばゃん皆さんの目が(;一一) ジィーロー　
その後　ニッコリしてシーと言われしましました。　ごめんなさい

何となんと　母さんは、奇跡的に回復し昨夜12時に薬の効果が有り痙攣が止まり夜中に意識が回復し
かなり点滴を抜いたり色々お騒がせした様ですが
無事に意識を取戻し1年経つ現在では、少し以前より体が重く手のしびれが有り調子が悪い事も有る様ですが
言葉もハッキリしていて以前のように自分の身の回りの事は、出来るまで回復しています。

そんな事が有った後の初めての母の日だなと思い
大した事は出来ないけど的外れも物を送るのは、よそう。
相談した結果　遠く離れているのでモノでは無く心のこもった言葉で
電報にしょうと言う事になりました。一緒に暮らして居れば好みや色々分かるが何より言葉が一番良いかなと考えました。

文字数にも寄るらしいが「感謝しています・母の日に」何てのでは、寂しいし気持ちも伝わらないので
そこそこの文字数になりました。
電報安上がりだなと思ったかも知れないんですけど...自分もこんな気持ち有りでしたが

甘かった...

どうしてどうして　これが又
今は、色々な種類の電報が有り以外にも高い事を知ってびっくりしました。
ぷーさんとかミッキーとかのぬいぐるみの電報は、7,000円位もっと文字が増えれば、1万近くで出してる人が居ると思うと
お財布が泣きそうで恐くてそうそう出せないね。と思いました。

そんな出すものでもないけど元々は、緊急な物だしその日出して3時間ぐらいで手元に届く事を考えても
当たり前ですかね。
ふと気ずくと長っ！こんな所まで読んでくれる人は、居るんだろうか？
その夜　「嬉しかったよ♪有難う」と母からお礼の電話が有り
家族と離れどんな思いで16年間を過ごしてきたかと思うと
母として女性としての人生を思うと大人になった自分達が自分の意思で母にして上げられる事、何が有るのかと
不真面目な私が大きく考えさせられる1日だった。

それとこの時担当して下さった主治医の先生に心から感謝しています。以前から医師に対する不信感が有った私にとってこの医師との出会いは、生涯忘れないだろう。女医さんでした。
本来の医者としての姿を見せ付けられた。
これは、かなり感動でした。
機会を見つけてお礼の手紙を書いてみたい。今頃...
憶えていないだろうなぁ～

何だか日記？ではない、クドイ作文？母への長年の思い＆電報料金に驚きと勉強になった２００４年母の日でした。

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