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April 23, 2008
テーマ： 中日ドラゴンズを応援しています！(37)
カテゴリ： 中日ドラゴンズ
阪神のピッチャーの名が
アッチソン
面白い名だと思ったら
アッチの方に投げて（セカンド悪送球）
ソンこいた
アッチソン
それからドラゴンズ快勝！
中田も完封！
えっ、初めてだったの！？ 中田がプロ４年目の初完封だ。昨季は１４勝を挙げたチームの勝ち頭が遅ればせの快記録には指揮官もビックリ。四球は１個だけ、暴れ馬が優駿に変身し、本拠地の竜虎対決に先勝した。
雪辱したい、修正したい、納得したい…。願いを込めて向かったマウンドで最高のフィナーレが待っていた。届きそうで届かなかった完封勝利。９個の『０』をスコアボードに並べた瞬間、中田の歓喜がはじけた。
「ずっと（完封を）していないというのは自分でも分かっていたんで、自信になると思います。きょうは今年の中で一番よかった。納得？ そうですね。結果がすべて。きょうで十分ですよ」
通算６０度目の先発での初完封。早いか、遅いかと問われれば、遅かったとなる。試合後の落合監督の「てっきり（すでに完封を）しているもんだとばかり思ってた。いつ知った？ 終わってから。『エーッ』って」という言葉が同僚たちの認識だろう。ようやく達成した一流への通過点。実は“３度目の正直”だった。
最初に手が届きかけたのがプロ初勝利を飾った０５年４月１５日の阪神戦、９回に金本に２ランを浴びて降板した。同年９月６日の阪神戦では“あと１人”から失点している。そして３度目も阪神戦だった。８点のリードで迎えた９回は新井、金本、今岡のクリーンアップ。かつて２ランを浴びた金本には「意識？ 多少はありました。長打を警戒しました」と三ゴロ。高く険しかったはずの９回はあっという間の３人切り、わずか８球でエンディングを迎えた。
“森道場”の効果は抜群だった。前回まで２勝１敗とはいえ、防御率は４点台。制球が定まらず、直球も物足りない。だから行く必要のない前カードの横浜遠征に志願して同行した。目的はフォーム修正。雨天中止になった１８日には森バッテリーチーフコーチから指導を受けた。ポイントは２つ。軸足にしっかり体重を残すことと、右腕を大きく回すこと。気づいていながらできていなかったことだった。
「『（右手が）トップにいくタイミングが速い、すぐに伸縮している』と。その通りでした。イメージするだけでも違う。きょうの真っすぐはよかったと思います」。この日のＭＡＸは１４７キロ。自慢の速球を取り戻した右腕は前回までと別人だった。ピンチらしいピンチは１回の２死一、三塁くらい。課題の四球も１回先頭の赤星に与えた四球だけ。被安打５の見事な完封だった。
もう１つのエッセンスは舞台か。ナゴヤドームの中田はとにかく勝つ。プロ４年間で黒星を喫したのはわずか２度。これで１９勝２敗だ。「ナゴヤドームは投げやすい？ いや。普通だからいいのかも」。当然ながら無類の虎キラーは本拠地なら無敵。昨年のクライマックスシリーズ第１ステージを含めると７戦７勝。黒星を喫した８日の阪神戦（甲子園）の借りをキッチリ返した。
試合後、落合監督はこう語った。「（中田は）もっとよくなるでしょ。１－０で完封するピッチャーになるよ。本当にあいつがもっている力を出せば、１点やったら完封できるピッチャーになっていかないと」。求めているのは超一流。進化する中田が今度はもっとすごい完封劇を見せてくれるはずだ。 （兼田康次）（中日スポーツ）
アッチソン
面白い名だと思ったら
アッチの方に投げて（セカンド悪送球）
ソンこいた
アッチソン
それからドラゴンズ快勝！
中田も完封！
えっ、初めてだったの！？ 中田がプロ４年目の初完封だ。昨季は１４勝を挙げたチームの勝ち頭が遅ればせの快記録には指揮官もビックリ。四球は１個だけ、暴れ馬が優駿に変身し、本拠地の竜虎対決に先勝した。
雪辱したい、修正したい、納得したい…。願いを込めて向かったマウンドで最高のフィナーレが待っていた。届きそうで届かなかった完封勝利。９個の『０』をスコアボードに並べた瞬間、中田の歓喜がはじけた。
「ずっと（完封を）していないというのは自分でも分かっていたんで、自信になると思います。きょうは今年の中で一番よかった。納得？ そうですね。結果がすべて。きょうで十分ですよ」
通算６０度目の先発での初完封。早いか、遅いかと問われれば、遅かったとなる。試合後の落合監督の「てっきり（すでに完封を）しているもんだとばかり思ってた。いつ知った？ 終わってから。『エーッ』って」という言葉が同僚たちの認識だろう。ようやく達成した一流への通過点。実は“３度目の正直”だった。
最初に手が届きかけたのがプロ初勝利を飾った０５年４月１５日の阪神戦、９回に金本に２ランを浴びて降板した。同年９月６日の阪神戦では“あと１人”から失点している。そして３度目も阪神戦だった。８点のリードで迎えた９回は新井、金本、今岡のクリーンアップ。かつて２ランを浴びた金本には「意識？ 多少はありました。長打を警戒しました」と三ゴロ。高く険しかったはずの９回はあっという間の３人切り、わずか８球でエンディングを迎えた。
“森道場”の効果は抜群だった。前回まで２勝１敗とはいえ、防御率は４点台。制球が定まらず、直球も物足りない。だから行く必要のない前カードの横浜遠征に志願して同行した。目的はフォーム修正。雨天中止になった１８日には森バッテリーチーフコーチから指導を受けた。ポイントは２つ。軸足にしっかり体重を残すことと、右腕を大きく回すこと。気づいていながらできていなかったことだった。
「『（右手が）トップにいくタイミングが速い、すぐに伸縮している』と。その通りでした。イメージするだけでも違う。きょうの真っすぐはよかったと思います」。この日のＭＡＸは１４７キロ。自慢の速球を取り戻した右腕は前回までと別人だった。ピンチらしいピンチは１回の２死一、三塁くらい。課題の四球も１回先頭の赤星に与えた四球だけ。被安打５の見事な完封だった。
もう１つのエッセンスは舞台か。ナゴヤドームの中田はとにかく勝つ。プロ４年間で黒星を喫したのはわずか２度。これで１９勝２敗だ。「ナゴヤドームは投げやすい？ いや。普通だからいいのかも」。当然ながら無類の虎キラーは本拠地なら無敵。昨年のクライマックスシリーズ第１ステージを含めると７戦７勝。黒星を喫した８日の阪神戦（甲子園）の借りをキッチリ返した。
試合後、落合監督はこう語った。「（中田は）もっとよくなるでしょ。１－０で完封するピッチャーになるよ。本当にあいつがもっている力を出せば、１点やったら完封できるピッチャーになっていかないと」。求めているのは超一流。進化する中田が今度はもっとすごい完封劇を見せてくれるはずだ。 （兼田康次）（中日スポーツ）
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