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「スキャンダル」な作品かと思い、見に行った。原題は”bombshell”とあり、調べてみると【爆弾ニュース】や【とても魅力的でセクシーな女性】といった意味があり、ダブルミーニングで使用されたのかもしれない。さて、この作品。アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞をカズ・ヒロが受賞したことからして主演シャリーズ・セロンがシャリーズ・セロンに見えない。ニコール・キッドマンも似せればよいと思ったが、かなり違う印象もある。いまみてびっくりなのは、セクハラで訴えられるCEOをジョン・リスゴーが演じている。まったく気づかなかった。歳をとったのか、メイクなのかわからないが、いづれにしても驚きだ。近年、実話と違うではないかといわれるのが怖いのか、フィクションを加えた方がエンタメなのか、実話作品がなくなった。実話をもとにしているとあるだけで、実話とはしていない作品ばかりだ。この作品も同様、実話をもとにしたフィクションだ。三人目のマーゴット・ロビーは実在しない登場人物だと人から聞いた。作品をみればわかるが、あそこまでの恥部ともいえるセクハラが実在の人物がいたとしたらなかなか描けないだろう。これを加えてより衝撃度を上げたかったのかもしれないが、是か非か、功を奏したかどうかはわからないものとなった、と思える。必然、彼女(マーゴット・ロビー)に絡む同性愛の女性同僚も実在しないんだろうなぁ。実話作品(実話をもとにした作品)にある、胸のすく結末を期待したが、うやむやむにゃむにゃといった残尿感のような心に澱が残ったような印象である。それゆえか作品に対する称賛度は少ない気がする。話題作を見るという意味では見てもよいかも。2019年/アメリカ/109分/G 監督:ジェイ・ローチ 脚本:チャールズ・ランドルフ特殊メイク:カズ・ヒロ 出演:シャーリーズ・セロン、ニコール・キッドマン、マーゴット・ロビー、ジョン・リスゴー、ケイト・マッキノン、コニー・ブリットン、マルコム・マクダウェル、アリソン・ジャネイ、リブ・ヒューソン、ブリジット・ランディ=ペイン、ロブ・ディレイニー、マーク・デュプラス、スティーブン・ルート、ロビン・ワイガート 原題:Bombshell お薦め度 「スキャンダル」★★★☆(70%) 字幕翻訳:松浦美奈
2020.02.26
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この作品、2020年1月に『金曜ロードSHOW!』で実施された人気投票(過去3年以内に放送された作品を除く歴代映画15作品)では、第1位を獲得し、記念放送されたものを録画して見た。画像画質のい古さは否めないものの、映画であるからハイビジョンテレビのサイズには合っていた。ファンが思いを込められる、どれだけの作品かと思って見てみたが、まずまず、まあまあといったところか。コナン紹介も丁寧にされて、世間的にはまだまだ知名度がたりなかった頃だと思えた。名探偵コナンの特徴を知らない人も多かったんだろうかなぁ。年々と複雑になり、深遠な謎解きになっていく近年のコナンに比べると、スペクタクルも犯人像も動機も十二分というほどではなかった。しかるに毛利蘭の思い、コナンの捨て身の献身さが好感をよんだのかもしれない。人気1位を見られて、良かった。2000年/日本/100分/ 監督:こだま兼継 出演(声):高山みなみ、山崎和佳奈、神谷明、山口勝平、茶風林、緒方賢一、高島雅羅、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ お薦め度 「名探偵コナン 瞳の中の暗殺者」★★★☆(70%)
2020.02.16
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「ジョーカー」を見に行った。アカデミー賞作品賞をとれなかったけれど、なぜかな、と思い、見逃していたので。ホアキン・フェニックスが主演男優賞を受賞し、注目だった作品。ジョーカーがジョーカーになる作品だった。前半は笑いが止まらない病気もあり、まわりからいじめられ社会からも拒絶され、負の連鎖から落ち込んでいく。突発的な出来事から、自身のなかにあったタガが外れ、凶器(狂気)へと突き進む。見終わってみれば、思うに、アカデミー賞作品賞をとってはいけない作品だと思った。しかるに、第76回ベネチア国際映画祭(2019年)金獅子賞を受賞している。すごい映画だ。2019年/アメリカ/122分/R15+監督:トッド・フィリップス脚本:トッド・フィリップス、スコット・シルバー出演:ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、サジー・ビーツ、フランセス・コンロイ、ビル・キャンプ、シェー・ウィガム、ブレット・カレン、グレン・フレシュラー、リー・ギル、ダグラス・ホッジ、ダンテ・ペレイラ=オルソン、マーク・マロン、ジョシュ・パイス、シャロン・ワシントン、ブライアン・タイリー・ヘンリー原題:Jokerお薦め度「ジョーカー」★★★(60%)字幕翻訳:アンゼたかし
2020.02.12
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映画「キャッツ」を見に行った。評判は良くないらしいが、自分の目で見ないと、と思った。ネタバレになるだろうけれど、皆が見知ったミュージカル。ストーリーは十分に知れ渡っているし、その部分については書いてもいいかな。冒頭の捨て猫のシーンがいい。捨て猫が捨て猫とわかっているけれど、そうではない体(てい)で、猫たちが絡み踊り取り囲む様子はゴッドであった。ミュージカルではない映画独特のシーンもよかった(<ネタバレ>参照)ミュージカル舞台は4、5回見ているので、筋立ては理解していていいはずなのに、覚えていなくて展開していってのを見て、ああこうだったのか、と思った。汽車のシーンではガラクタで記者を組み立てるのが舞台での妙味であったが、映画では屋外、レールの上に飛び出す。舞台でのすばらしさから映像で違う表現をされても舞台のすばらしさを越えていない気がしたので、残念な思いになる。映画独特といえば、CGをかなり使っているが、使いすぎて違和感を持つところもあり、良かったとは一概に言えない。バレエやタップを取り入れたダンスは素晴らしく歌もハーモニーなど聴きどころはあった。しかし、一番の聴きどころ、聞かせどころの”メモリー”があまりにもみずぼらしい始まりで途中からの盛り上がりにも欠け、パワフルな歌もバックミュージックの音量の大きさに負けてしまっていた。ジェニファー・ハドソンの面目なしであると思えた。他の人の歌も耳というか心に届かないものばかりで残念だと思った。唯一気に入ったのがテイラー・スウィフトでソプラノで耳に届いて心に落ち着く歌声は一品であった。2019年/イギリス・アメリカ/109分/G 監督:トム・フーパー 脚本:トム・フーパー リー・ホール 出演:フランチェスカ・ヘイワード、ロビー・フェアチャイルド、ジェニファー・ハドソン、ジュディ・デンチ、ジェームズ・コーデン、ローリー・デビッドソン、スティーブンマックレー、ジェイソン・デルーロ、レベル・ウィルソン、イアン・マッケラン、イドリス・エルバ、ティラー・スウィフト、ダニー・コリンズ、ニーブ・モーガン 原題:Cats お薦め度 「キャッツ」★★☆(50%)<ネタバレ>前半部分にあるミュージカル舞台ではないネズミのシーンや続くゴキブリの編隊行進のシーンは見事だった。映像で表現する意味があったと思う。
2020.02.09
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いい作品だ。寅さんが寅さんたる作品だ。美しい女性に惚れて、いい感じ人りながらも決別する。満男の就職問題に絡めて、家出した先での看護師との恋愛模様も見ものである。微に入り細に入り、寅さん映画を楽しめる内容となっている。二度目のマドンナとしての登場の松坂慶子は美しく素敵である。会う人会う人の懐に入っていける寅次郎。素敵であり、唯一無二の稀有な存在である。この作品を見逃していたことを残念に思った。いい作品だ。1993年/日本/104分/G 監督:山田洋次 出演:渥美清、倍賞千恵子、吉岡秀隆、下條正巳、三崎千恵子、太宰久雄、佐藤蛾次郎、関敬六、前田吟、島田正吾、松坂恵子、城山美佳子、光本幸子お薦め度 「男はつらいよ 寅次郎の縁談」★★★★(80%)
2020.02.09
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「OK牧場の決斗」で共演した盟友、バート・ランカスターがなくなって四半世紀(25年)。長生きだなと思っていたカーク・ダグラスがなくなった。享年103歳。一世紀を越えて生きた彼は1996年に脳梗塞を患い、表舞台から去った。それからの晩年、言語障害が残り、快適な生活とはいかなかったかもしれないが、100歳を越えた生涯はとても頑丈な体だったといえよう。映画「スパルタカス」で見た彼がとても印象的で素晴らしく、「OK牧場の決斗」のドク・ホリディや「バイキング」の海賊だったことを忘れてしまっていた。思えば1949年の「チャンピオン」で有名になって以来、1950年代が彼の黄金期であろう。その後も病に倒れる1996年まで、作品に出演するけれど、注目する作品は、それほどないと思われる。しかし、「スパルタカス」のスパルタカスはくじけない意思で見る者を鼓舞する人物として記憶と心に刻まれている。私がとても好きな俳優カーク・ダグラス。ご冥福を祈ります。
2020.02.06
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2月1日NHK総合テレビ全国放送の「かんざらしに恋して」を録画して見た。貫地谷しおりがお気に入りの女優なので録画してあった。単発ドラマ、ローカル・ドラマ賞を受賞したとはいえ出来栄えには不安があった。であるが、受賞作らしく良い出来栄えの作品であった。見てよかった。遠藤憲一は遠藤憲一らしい演技をし、貫地谷しおりは存在感素晴らしく勝ち気で自分勝手な人柄がうまく出ていた。長濱ねるも出ていた。不思議に思ったのは、昔の名店・銀流の元店員の老婆、素晴らしく存在感のある芝居。見おぼえなく、地方の(九州の)女優かと思いきや樫山文枝だった。驚きとともに感心した。年を取ったせいかメイクのせいか、風貌は若いころの面影がなく、見誤って見知らぬ女優だと思ってしまった。民藝の舞台で宇野重吉との共演を見たことが懐かしい。樫山文枝…劇団民藝所属。1966年NHK朝ドラ「おはなはん」でヒロイン。大河ドラマ「天と地と」「国盗り物語」。映画「男はつらいよ 葛飾立志篇」ヒロイン。舞台は多数。樫山文枝と気づき、とても嬉しかった。この作品を見られてとてもよかった。<ウィキデディアより>地上波ではNHK総合(長崎県域)にて2019年9月13日に初放送。さらに東京ドラマアウォード2019ローカル・ドラマ賞受賞を受けてNHK総合にて2020年2月1日に全校放送され、放送終了後よりNHKのドラマでは初の事例となるTVerでの無料配信が行われる。
2020.02.05
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<ネタばれ>小学校創立を記念してタイムカプセルを埋め、50年後の式典にて取り出す。その中には位置と死者数を明記した手紙があった。それを手にした宇宙物理学者が謎の解明に動く。見終わってみれば、予知も手紙も無意味なもの。宇宙物理学者の孤軍奮闘もむなしく、何の効力もなく果てて終わってしまう。なにゆえの作品なのか、宇宙人と宇宙船と思しきものが登場し、一部の選ばれた人間だけが地球から脱出することは意味のあるものなのか、何なのか。宇宙版ノアの箱舟とも思えるが、地球が滅亡してしまうのであれば意味のないものではなかろうか。壮大すぎて無価値、無意味になってしまうものを、無情を描いて、何が良いのか。スペクタクルと予知に対しての興味を引き続けるが、恐怖と謎を残すばかりであった。これでも、キリスト教徒には意味のある作品なのだろうか。2009年/アメリカ/122分/ 監督:アレックス・プロヤス 出演:ニコラス・ケイジ、ローズ・バーン、チャンドラー・カンタベリー、ララ・ロビンソン、ベル・メンデルソーン、リアム・ヘムズワース 原題:Knowing お薦め度 「ノウイング」★★★(60%)
2020.02.02
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「映画の日」といっても、毎月のファースト・デイ、1,200円で映画を見に行った。そうそうたる出演者の作品。主役級が目白押しだ。”007”のダニエル・クレイグは言うまでもなく、”キャプテン・アメリカ”のクリス・エバンス。僕のお気に入り(?)ジェイミー・リー・カ-ティスは「ハロウィン」で見て以来、「ワンダとダイヤと優しい奴ら」の痛快さがとても良かった。「サウンド・オブ・ミュージック」で有名なクリストファー・プラマーは老いてなお意気軒高「偽りの忠誠 ナチスが愛した女」なんか良かった。「イン・ハー・シューズ」で注目したトニー・コレットも活躍し続けているし、「ブレードランナー2049」で注目したアナ・デ・アルマスが軸となって展開する。とても興味深く面白い内容なのに、早々に犯人を明示してしまい、それは他に真犯人がいるのかどうかの気がかりとなり続けた。アナ・デ・アルマスは「灼熱の肌」「カリブの白い薔薇」「ノック・ノック」「エクスポーズ 暗闇の迷宮」「ハンズ・オブ・ストーン」「ブレードランナー2049」で見せた、妖艶さ、美しさとかわいらしさは影を潜め、女性の魅力を炸裂させることなく看護士を神妙に演じているのがもったいない。もちろん芝居はいい演技をしている。作品はゴールデングローブ賞がノミネートだけに終わったように、ノミネート止まりの出来のような気がする。キレッキレの敏腕探偵であるべくダニエル・クレイグはそれほどの切れ味を見せず、謎解きがすべて終わっても腑に落ちるといったスッキリ感がない。”風が吹けば桶屋が儲かる”あるいは”簡単な話を小難しくする”といったような感じがした。これだけの出演者をそろえていて、そこそこの脚本を作り上げているにもかかわらず、傑作には今一歩、いや二歩遠かったと思える。2019年/アメリカ/131分/G 監督:ライアン・ジョンソン 脚本:ライアン・ジョンソン出演:ダニエル・クレイグ、クリス・エバンス、アナ・デ・アルマス、ジェイミー・リー・カーティス、マイケル・シャノン、ドン・ジョンソン、トニ・コレット、ラキース・スタンフィールド、キャサリン・ラングフォード、ジェイデン・マーテル、フランク・オズ、リキ・リンドホーム、エディ・パターソン、K・カラン、ノア・セガン、クリストファー・プラマー 原題:Knives Out お薦め度 「ナイブス・アウト 名探偵と刃の館の秘密」★★★☆(70%)
2020.02.02
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