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なんて作品だ。正しく奇想天外。このような展開、このような結果が訪れるとは誰にも予想がつかないだろう。予測不可能な展開だけに驚くこと間違いない。しかし、あまりにもありえない展開に納得しない向きもあるのか。この作品の評判は聞かない。ただ、見た人の評価は高いようだ。それゆえ私も見た。<ネタバレあり?>バスをジャックする展開に、あまりにもずさんな計画だったと思えた。行き当たりばったりの行動に、とてもこんなことで大金を強奪できるわけでないと。ロバート・デ・ニーロが出てくるので、どのような役回りかと興味を持ったが、クライマックスで彼の私生活が大きく意味してくる。娘を思う気持ちがこれほど強いものとは。作品の表現としては物議をかもしてよいものもあるけれど、ある種、不思議な物語として見てみて、わずかに心地よさを感じるのはなぜなのだろう。映画で現れる題名は確か”BUS657”。表示されている原題とは違う。2015年/アメリカ/93分/ 監督:スコット・マン 原作:スティーブン・サイラス・セファー 脚本:スティーブン・サイラス・セファー、マックス・S・アダムス 出演:ジェフリー・ディーン・モーガン、ロバート・デーニーロ、ケイト・ボスワース、デビット・バウティスタ、ジーナ・カラーノ、マーク=ポール・ゴスラー、D・B・スウィーニー、リディア・ハル、タイラー・J・オルソン、モリス・チェスナット 原題:Heist(「強盗」) お薦め度 「タイム・トウ・ラン」★★★★(80%)
2020.03.29
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映画”ジョン・ウィック”で話題と注目を集めたキアヌ・リーヴス。「マトリックス4」の公開をひかえていて、彼のブレイク作品「スピード」以来、警察・刑事ものはお手の物である。後年「キャプテン・アメリカ」でキャプテン・アメリカを演じコミック物映画のヒーローとなるクリス・エバンスが若き相棒(?)として出演している。「ラストキング・オブ・スコットランド」でウガンダの独裁者を演じたフォレスト・ウィテカーが強烈な独裁上司を演じている。TV「Dr.HOUSE ドクター・ハウス」の主人公ハウス役で人気を博したヒュー・ローリーも出演している。なかなかの見ものの作品である。警察に対抗する不良の輩を追求捜査ったら、とんでもない事実が判明し、絶体絶命のピンチに陥る。単独行動が好きな刑事は不審行動から事件の関与を疑われ、その証拠を隠滅し、市民苦情受付という業務に従事させられる。その閑職におさまっていられない彼は、隠密行動で窮地に立たされる。警察内部の悪事が白日の下にさらされるとき、絶体絶命のクライマックスが…。映画を見終わったとき、爽快感も感動もなく、寂莫とした安堵感と違和感が残る。見ごたえはあるがとんでもない作品である。2008アメリカ/109/PG12 監督:デビッド・エアー 脚本:ジェームズ・エルロイ、カート・ウィマー、ジェイミー・モス 出演:キアヌ・リーブス、フォレスト・ウィテカー、ヒュー・ローリー、クリス・エバンス、セドリック・ジ・エンタテイナー、テリー・クルーズ、ナオミ・ハリス、コモン、アマウリー・ノラスコ 原題:Street Kings(「ストリートキングス」) お薦め度 「フェイクシティ ある男のルール」★★★☆(70%)
2020.03.29
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真実の物語はとてもつらい。自然の驚異とは、人間の予見を越えている。自然災害の映像をみると、どうしてこのような危険な地域に人は住むのだろうと思えてしまう。山火事を防ぐという消防士たちの話であるが、よくよく考えてみれば、自然な山と人が住む町との間に堀でも掘っておけばいいのではないかと。万が一の時にでも、町まで延焼しないと思うのだが。「グーニーズ」で人気を博したジョシュ・ブローリンが主演。演技巧者のジェフ・ブリッジス(「ラスト・ショー」「キングコング(1976)」「スターマン 愛・宇宙はるかに」「白と黒のナイフ」「恋のゆくえ ファビュラス・ベイカー・ボーイズ」「タッカー」「フィッシャー・キング」「アメリカン・ハート」「白い嵐」「ビッグ・リボウスキ」「トウルー・グリッド」)と「フェノミナ」でブレイクし人気女優だったジェニファー・コネリー(「ロケッティア」「ビューティフル・マインド」「ブラッド・ダイヤモンド」「リトル・チルドレン」「ノア約束の船」「スパイダーマン ホームカミング」)が脇を固める。若手のマイルズ・テラーが共演。事実をもとにしているだけに、事実は変えようがない。”TRAINEE”(研修)と貼られたトラックを運転する地元消防士。彼らは地元消防団である。実際の山火事鎮火で査定を受けて、ホットショット(山岳消防隊)への昇格を目指す。クライマックスにおける山火事との対峙はとても胸に迫るものがあった。2017年/アメリカ/134分/G 監督:ジョセフ・コジンスキー原作:ショーン・フリン 脚本:ケン・ノーラン、エリック・ウォーレン・シンガー 出演:ジョシュ・ブローリン、マイルズ・テラー、ジェームズ・バッジ・デール、ジェフ・ブリッジス、テイラー・キッチュ、ジェニファー・コネリー、アンディ・マクダウェル 原題:Only the Brave(「唯一の勇者」) お薦め度 「オンリー・ザ・ブレイブ」★★★★(80%)
2020.03.22
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「スローな武士にしてくれ」は映画「スローなブギにしてくれ」をもじって名付けられている。残念ながら映画「スローなブギにしてくれ」は見ていない。「スローな武士にしてくれ」はテレビ番組欄では映画となっていたが、NHK-BSで放送されたスペシャルドラマであるので、劇場公開を目的とした映画とは違うと思えるのでテレビドラマとして扱う。主演は内野聖陽であるが、昨今の主役には向かない強面であるが人の好さがにじみ出る憎めない(?)俳優だ。見てみると思うが芝居がうまいだけでなく、殺陣も見事だ。対峙する中村獅童も歌舞伎役者たる堂々とした演じっぷりで凄腕切られ役、憎まれ役をうまく演じている。その中で内野の女房役である水野美紀であるが、元アクション女優という経歴をアドリブ立ち回りで存分に殺陣を見せてくれる見事さは京都弁(?)のおばちゃんとして、また奥さんとしての役どころを絶妙に演じている。演技巧者ぶりが際立っている。NHK朝ドラ「スカーレット」での庵堂ちや子役を楽々と演じる技量はこの時にすでに発揮していたとみる。NHKが4K、8K放送に向けて本気度100%で見事な映像を伝えたいという思いが十分に伝わる見事な時代劇裏側ドラマである。映画のメイキングさながらの手法を取り入れながら、カメラの重要性、8K映像のよどみない美しさを表現している。普段なかなかBSを見ないけれど、総合テレビで見た「スローな武士にしてくれ」はBSで見れば、もっときめ細やかで繊細な映像であったことだろう。絶品な作品である。(2020年3月20日地上波放送)2019年/日本/90分/演出:源孝志脚本:源孝志出演:内野聖陽、柄本佑、中村獅童、水野美紀、藤本隆宏、浜田晃、佐川満男、本田博太郎、伊武雅刀、石橋蓮司、里見浩太朗お薦め度 「スローな武士にしてくれ」★★★★(80%)
2020.03.22
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「博士と彼女のセオリー」の二人、フェリシティ・ジョーンズとエディ・レッドメインが再度の共演。こんな映画作品があるとは知らなかったけれど、アマゾンが映画製作に乗り出したのも驚きで全米でアマゾン配給とのことに驚く。ただ、アマゾンとしてはアマゾンでネットでの利益を狙っていたようで、映画公開(映画館上映)という箔(名)が欲しかったアマゾンと映画としての上映を望んでいたIMAXとの間で交渉決裂して公開が延期になったらしい。とはいえ、本邦での劇場公開日が2020年1月17日とあるから、そういった作品をアマゾンでもう見られるというのは自社配給だけのことはあるといえよう。「アメイジング・スパイダーマン2」「博士と彼女のセオリー」「ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー」「ビリーブ 未来への大逆転」と着実に主演をこなしてきたフェリシティ・ジョーンズと「博士と彼女のセオリー」でブレイクして以来、「リリーのすべて」「ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅」「ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生」と話題作主演が続くエディ・レッドメインのスター共演となったが、共に美形ではないだけに人気のほどはどのようなものなのだろうか。共に30代なかばすぎ。十分な大人である。さて、この作品、史実に基づいてインスパイアされたとあったが、今どきの文句。作品のそのほとんどが大気圏の気球の中、1万メートルを超える上空での成層圏での気球はどうやって撮影し、また、風雨にさらされるシーンやクライマックスのシーンなんかはCGなのかなんなのか、もはや想像を絶する撮影技術である。冒頭での観客を集めての出発シーン以外、回想を除いては主演二人のシーンなのだけれど、いろいろとアクシデントが起こり見どころあり。フェリシティ・ジョーンズの活躍ぶりに興奮する。気球操縦士=航空士がAERONAUTだと初めて知った。2019年/イギリス・アメリカ/100分/G 監督:トム・ハーパー 脚本:ジャック・ソーン 出演:フェリシティ・ジョーンズ、エディ・レッドメイン、フィービー・フォックス、ヒメーシュ・パテル、レベッカ・フロント、ロバート・グレニスター、バンサン・ベレーズ、アン・リード、トモ・コートネイ 原題:The Areronauts(「気球操縦士たち」) お薦め度 「イントゥ・ザ・スカイ 気球で未来を変えたふたり」★★★☆(70%)
2020.03.22
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なんとつまらない映画なんだ。前半を見たときにはそう思えた。保安官として仕事はできるのかもしれないが、うさん臭く暴力的で汚らしい風貌の輩。こんなやつがヒーローであるわけがない。とんでもなく、ドンパチをやるだけの作品なら見るべきものはないと思えた。しかし、途中でやめるには随分と見てきた。その時間も惜しくて、最後まで見ることにした。銀行強盗の話が、何やら変な心理戦?になってきてしまった。そうか、捜査の裏をかいて、こんな策略を考えていたのか。不思議に感じる変なシーンはあったけれど、車の渋滞で始まる銃撃戦に集中した。意識が持っていかれた。クライマックス、終結。と、思えたところにひとつの謎解きが。凝りに凝った後半にくらべ、あまりにもつまらない前半。評価はしがたい作品である。2018年/アメリカ/140分/G 監督:クリスチャン・グーデガスト 脚本:クリスチャン・グーデガスト 出演:ジェラルド・バトラー、パブロ・シュレイバー、オシュア・ジャクソン・Jr.、カーティス・”50セント”・ジャクソン、メドウ・ウィリアムズ、エバン・ジョーンズ、カイウィ・ライマン、モー・マクレー、ブライアン・バン・ホルト、モーリス・コンプト 原題:Den of Thieves(「泥棒の巣」) お薦め度 「ザ・アウトロー」★★★☆(70%)
2020.03.15
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アナ・ケンドリック。彼女が主演となる作品はこのシリーズくらいか。美女といえるほど美しくはないが何かチャーミングな彼女。「ピッチ・パーフェクト」は楽しく見たし、続編の「ピッチ・パーフェクト2」も面白かった。”3”となるこの第3作では大型クルーザー、大爆破という映画らしいスペクタクルを用意しているあたり予算をかけられる作品になったということだろう。老齢にして活躍中のジョン・リスゴーが出演しているのもうなずける。さて、作品だが、大学を卒業したアカペラ・グループ、ベラーズが夢よもう一度と軍隊慰問での歌合戦に出場する。あちらこちらとヨーロッパを巡る旅と歌合戦、映画的ゴージャスさと見どころは用意してある。一番の見せ所は大爆破であろう。クライマックスでの高揚感や満足度は今一つではあるが、これはこれでアメリカ作品らしい終わり方であると思う。めでたし、めでたし。(笑)2017年/アメリカ/93分/G 監督:トリッシュ・シー 脚本:ケイ・キャノン、マイク・ホワイト 出演:アナ・ケンドリック、レベル・ウィルソン、ヘイリー・スタインフェルド、ブリタリー・スノウ、アンナ・キャンプ、ハナ・メイ・リー、エスター・ディーン、アレクシス・ナップ、クリッシー・フィット、ケリー・ジェイクル、シェリー・リグナー、ルビー・ローズ、ジョン・リスゴー、ジョン・マイケル・ヒギンス、エリザベス・バンクス 原題:Pitch Perfect 3 お薦め度 「ピッチ・パーフェクト ラストステージ」★★★☆(70%)
2020.03.15
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「アニタ ~世紀のセクハラ事件~」を実際の事件としてみた。いま、ブログを書こうとして初めてこれがTVM(テレビ映画)だと知った。そもそも、劇場公開されないものを映画として認知していない私である。この作品ついて映画の項で書くのはどうなのかと思ったが。テレビドラマについても書いているので、書くことは良しとした。さて、テレビ映画ゆえかほぼ知らない役者たちである。予算もかけられていない裁判ドラマなので、テレビ向けといえるかも。さて、この作品をみると、そもそもこれがセクハラ裁判になるほどのものなのか、と思える事象である。卑猥な言葉、卑猥な表現、そして、何度もデートに誘ったという、だけのもの。手を握るだの、体の一部に触れるだの、がない。とはいえ、職務の上下関係において高圧的に迫るということはセクハラでありパワハラであろう。そして、これは男性が最高裁判事に任命されるという人物査定のさなかで起きた出来事である。<ネタバレ>男性は最高裁判事として業務上はそん色ない人物であろう。しかし、女性蔑視、セクハラに関しては多少逸脱した人物であったようだ。この男性を糾弾することがセクハラ被害者や観客にとって留飲を下げることになるのだろうが、政治的決着が望まれることになる。セクハラをした側は何ら罪の意識はない。セクハラされた側は忘れられない負の記憶が満載である。2016年/アメリカ/110分/ 監督:リュック・ファミュイワ脚本:スザンナ・グラント 出演:ケリー・ワシントン、ウェンデル・ピアース、グレッグ・キニア、ジェフリー・ライト、エリック・ストーンストリート、ビル・アーウィン、ゾーイ・リスター=ジョーンズ、グレイス・ガマー、トリート・ウィリアムズ、ディラン・ベイカー 原題:Confirmation お薦め度 「アニタ ~世紀のセクハラ事件~/コンファメーション」★★★☆(70%)
2020.03.14
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なんて斬新な映画だろう。今までの作品ならば、美女になった時点で見かけは本当の美女になる。しかし、この作品は本人が幻覚しているだけで見た目は何も変わらない。いや、ファッショナブルにはなっているけれど。エイミー・シューマーという見たことも聞いたこともない女優が主演である。もともとはコメディエンヌ、日本風に言えば女芸人とでもなるのか、といっても喜劇女優というか、ぽっちゃり体系を生かした役柄でテレビドラマに出演し、その後、主演・脚本・製作までをこなすことになったらしい。彼女の個性にあった役柄で演じたこの作品は見ていてとても楽しく面白い。ファッション業界におけるセカンドラインのいじりもさもありなんと思わせる展開が素晴らしい。ファッションブランドの創業者として、老婆役でローレン・ハットンが出演していたのは嬉しい。「アメリカン・ジゴロ」での素晴らしい肢体が忘れられない。その孫娘役でミシェル・ウィリアムズが出ていたとは気づかなかった。ちょっと能力が足りないセレブ育ちを見事に演じている。「マリリン 7日間の恋」でマリリン・モンローを演じたのが生きているのかもしれない。エイミーの相手役のさえない男を演じるロリー・スコベルはさえない男感がよく出ていて、実際イケメンでないところも適役であると思われる。さえない男の自信のなさ。あの感じ、いいねぇ(笑)楽しめる作品である。2018年/アメリカ/110分/G 監督:アビー・コーン、マーク・シルバースタイン 脚本:アビー・コーン、マーク・シルバースタイン 出演:エイミー・シューマー、ミシェル・ウィリアムズ、ロリー・スコベル、エミリー・ラタコウスキー、エイディ・ブライアント、ビジー・フィリップス、トム・ホッパー、ナオミ・キャンベル、ローレン・ハットン、エイドリアン・マルティネス 原題:I Feel Pretty お薦め度 「アイ・フィール・プリティ! 人生最高のハプニング」★★★☆(70%)
2020.03.07
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