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たべちゃん(多部未華子)を書いたけれど、『多部未華子の演技を見たのは「夜のピクニック」が初めてだったから。彼女のことはそれほど好きでも嫌いでもなく、この「夜のピクニック」では同級生として出演していた貫地谷しほりに惚れ込み、しーちゃんのファンとなった。』のである。この「夜のピクニック」で見たしーちゃん(貫地谷しほり)は明るく屈託のない笑顔が似合う快活な女の子だった気がする。彼女のとりこ(?)になりながら次々と出演する作品を見ることはできなくて、映画は「スウィングガールズ」「愛の流刑地」「ジェネラル・ルージュの凱旋」「くちづけ」くらいしか見ていない。彼女の画像のために使った「夕陽のあと」は良さそうな作品なので見てみたい。テレビドラマはNHK朝ドラ「ちりとてちん」のヒロインに抜擢され、たべちゃんよりも早く起用されている。彼女のキャラの明るさが落語家の話にも合ったのかもしれない。「あんどーなつ」はとても好きな作品で、ずーっと続くか、続編をやってほしかった。その後は「風林火山」「龍馬伝」「ブザー・ビート ~崖っぷちのヒーロー~」「遺留捜査」「八重の桜」「おんな城主 直虎」「なつぞら」「テセウスの舟」「ディア・ペイシェント」と、ファンというわりには、見ている数が多くなく、あまり見れていません。直近で見た「ディア・ペイシェント」は見ていて気分の良い作品とはいえず、どうしてこの作品に出演したのかな、なんて思いもしました。結末は、なんかよい話、いい人たちに描こうとしていたように見えなくもないけれど、意地悪い人にも意地悪いことをする根拠はあるんだ。そして、いい人であるはずの自分が意地悪をされるのは相手を表面的にしか見ていないためで、一歩も二歩も踏み込んで相手の立場になってみないとわからなかった。というような作品であったけれど、せわしない世の中で相手のことに心を砕くなんて、できません。アンテナをはる必要はあるけれど、過多に相手の立場に立つ、慮るなんて。おっと、しーちゃんについてでしたね。私としてはとにもかくにも好きな女優さんなので、中年になってしまったけれど、彼女の魅力が存分に出せる素敵な作品と巡り会ってほしいものです。(注)画像使用について…本人のポートレートを掲載すべきですが、肖像権に鑑み、映画などのチラシ・ポスター等、宣伝材料であれば肖像権・著作権ともに侵害しないと考え掲載しました。貫地谷しほりのドラマ&映画おすすめランキング22選【2020最新版】
2020.10.29
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冒頭で盗みを働く奴は雇わないと言い渡される主人公がフリーのニュースカメラマンとして頭角を現し成功していく物語。しかし、それにはグレーというより真っ黒。犯罪したと言わざるを得ない。良心的な人が見たら、気分がすぐれなくなる作品である。関係者もこちらが考える真っ当な答えとは真逆、到底受け入れられないような返事が待っている。そして、この結末。信じがたい。この作品を見て、面白かったとか、楽しんだということは全くなく、暗澹たる思いになった。作品としてはよくできていると思うが、私には合わない作品である。2014年/アメリカ/118分/G監督:ダン・ギルロイ脚本:ダン・ギルロイ出演:ジェイク・ギレンホール、レネ・ルッソ、リズ・アーメイド、ビル・パクストン原題:Nightcrawler(「夜間に活動する人」)お薦め度「ナイトクローラー」★★★(60%)
2020.10.25
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おもしろおかしく見た。痛快コメディといっていい。主役の中井貴一、がんばる!って感じ。ディーン・フジオカ、草刈正雄、小池栄子、吉田羊が適材適所といった感じで、女性初のアメリカ大統領を演じた木村佳乃にいたっては秀逸!キャスターが有働由美子とは気づかなかったなぁ。梶原善のずらはやりすぎというか、やるならもっと精巧に作ってほしい(笑)全体的に政治に対してのある視点をコミカルに描いてはいるが、うがった見方で政治のあるべく姿を描くのは風刺画にも通じる、素晴らしさだと思える。クライマックス、快哉を叫んで大団円で終われば言うことなしであったが、エピローグがつけたし、余分に感じたのは私だけだろうか?2019年/日本/127分/G監督:三谷幸喜脚本:三谷幸喜出演:中井貴一、ディーン・フジオカ、石田ゆり子、草刈正雄、佐藤浩市、小池栄子、斉藤由貴、木村佳乃、吉田羊、山口崇、田中圭、梶原善、寺島進、藤本隆宏、迫田孝也、ROLLY、後藤淳平、濱田龍臣、有働由美子、飯尾和樹、近藤芳正、阿南健治、栗原英雄、川平慈英お薦め度「記憶にございません!」★★★★(80%)
2020.10.25
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気づかなかった。主演の彼が「テネット」主演のジョン・デビッド・ワシントンとは。この作品での彼はピッタリ。黒人らしい、黒人で、育ちの良さがある。英語の発音、イントネーションについては聴き取れないのでわからないが、映画で描かれていることからすると白人英語と黒人英語を巧みに使いこなすのだろう。もちろん、劇中であった発音の違い”ARE”に関して白人は”アー”と発音するが、黒人は”ア~ゥ”(ゥは小さいル)と発音するというのは聴き取れた。さて、この作品、主人公となるロン・ストールワースが実体験の潜入捜査について書いた本が原作。1972年の出来事を2014年に出版している。監督はスパイク・リー。映画「マルコムX」で著名となった敏腕監督。主演のジョン・デビッド・ワシントンはスター俳優デンゼル・ワシントンの息子で今や「テネット」にて超有名人となってしまった。共演のアダム・ドライバーはスター・ウォーズ・シリーズのカイロ・レン役に抜擢され一躍スターになった俳優。共演のローラ・ハリアーはモデルでもありキュートな黒人女性で「スパイダーマン ホームカミング」に出演とある。「スパイダーマン ホームカミング」を見たけれど気づかなかったなぁ。さて、この手の作品。BLMではないが、黒人への非難、差別を取り上げるもの、今の私には食傷気味である。あまりに数多く描かれているから。それだけ日常的に現在もあり続けるからなんだろうけれど。アダム・ドライバーはアダム・ドライバーだとみている気もしたが、ジョン・デビッド・ワシントンはまさしくロン・ストールワースであった。あの髪型で完全に黒人初の警察官となっていた。黒人とユダヤ人で一人の人物となる潜入捜査。ハードルとなる関門がいくつもあり、それを乗り越えて、よくぞ潜入できたと思える。それにしても、この結末かぁ…。現実を思い知らされる。原題はBlacKKKlansmanこれについては「米国映画「ブラック・クランズマン」のタイトルの意味」を見てほしい。横道へそれるが、アメリカがNo.1でアメリカを取り戻せ。と叫ぶ白人至上主義を見ると、アメリカを取り戻すならば、アメリカン・インディアンに返還すべきではないだろうか。要は栄光をもう一度、我が物顔で支配できる白人の世界を取り戻したいというだけのことなんだろう。それでは未来に向いて歩いてはいけない。どこか個人所有の島でも買って、そこに王国を築くしかない。白人は有色人種と区別されるが白人も白という色があるから大きな意味で有色人種であるはず。白だろうと黒だろうと黄だろうと、ましてアカだろうと人類であるならば差別は無用。と思うのだが。たいへんな意義と見どころのある作品であるけれど、純粋に作品として楽しむには主張がありすぎる。しかし、それも含めての作品である。2018年/アメリカ/135分/G監督:スパイク・リー原作:ロン・ストールワース脚本:スパイク・リー、チャーリー・ワクテル、デビッド・ラビノウィッツ、ケビン・ウィルモット出演:ジョン・デビッド・ワシントン、アダム・ドライバー、ローラ・ハリアー、トファー・グレイス、ヤスペル・ペーコネン、コーリー・ホーキンズ、ライアン・エッゴールド、マイケル・ジョセフ・ブシェーミ、ポール・ウォルター・ハウザー、アシュリー・アトキンソン原題:BlacKKKlansman(「黒人KKKメンバー」)お薦め度「ブラック・クランズマン」★★★★(80%)
2020.10.25
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「ディア・ペイシェント」貫地谷しほりのファンなので、見てみた。見てみると、見続けるには相当きびしい作品だった。内容が暴力的で他人を傷つける言葉が随所にある。患者様第一を掲げる事務局と事務局長の医師を人間として扱わない態度にも違和感と拒否感を抱いたから。それでも見続けたのは、見始めてしまったなりゆきと貫地谷しほりが主役であるという点か。録画で見ていたため、積読ならぬ録画貯め状態となり、遅れ遅れになりながら見た。首都圏の民間総合病院の医師である真野千晶(貫地谷しほり)とクレーマー患者の座間(田中哲司)の交流、いやせめぎあいが中心となる話で、千晶(貫地谷)の実家の話や同僚医師の裁判問題、痴ほう症の患者等々の問題がいくつも起こってくる。その中で医師として真摯に生き、対応する真野医師を描く。医師を罵倒し陰湿な攻撃を加えてくる座間(田中)には見ていて閉口した。このような役どころの田中哲司は今まで見たことがなく、この役を引き受けた彼も意外だったのでは、と思える。真摯に対応する真野(貫地谷)は彼女でなくても意欲をそがれ、ほとほと参ってしまう。よほど視聴を中断しようと思ったけれど、やめなかったのは結末はいい結果となるのではという一抹の望みからであったかもしれない。楽しくないドラマを見ながら、なんで見てるんだろう、と思いながら…。途中、浜口医師(内田有紀)が自殺したのもショックだった。あまりにショック。内田有紀は朝ドラに続いて殺されてしまったが、若い彼女が何度も死ぬなんて…。と救いのない展開が続く。見ていても気分がすぐれない。いい加減、見るのやめようかな…。でも、なんとかもちこたえて、最終回まで見終えることができた。すると、わかった犯人は事務局主任・沼田(浜野謙太)だった。内部犯行の可能性が疑われる中で、彼が犯人と思えなかったのは、いい人ぶっていたから。そして、真相がわかると、驚くと同時に落胆した。前の病院での使い込み=横領30万円を反故にしてもらうためにやったことだと。だとしてもあまりに非情。あまりに陳腐。たかだか、30万円のために横領するのか。人を貶めるのか。それぐらいの金ならば親類縁者に頼めばどうにかなりそうだし、サラ金に借りなくてもカードローンでどうにかなりそうだと思えた。そして、犯行に加担させるためにスカウトした座間(田中)への報酬が、月3万円。これだとわずか10ケ月で横領した額30万円に達するし、3万円であれだけの行為に及んでいたとは考えづらい。もちろん、藁をもつかむ状況であったなら座間(田中)はああしたかもしれない。しかし、沼田(浜野)に至っては考えづらい。月3万円のお金の出所はどこ?このちぐはぐ感が興味を覚めさせ、感心できなかった。なんかいい人と最後に描かれる座間(田中)もわけがわからなくなる。苦労して見終えた割に、見た甲斐がないドラマであった。
2020.10.24
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「SUITS SEASON2」を見終えた。毎回、楽しみに見ていたが、回を追うごとに興味は薄れていった。なぜだろう?内情、内面を描きすぎたから?いや、そのような作品は多いし、その内部事情を描くことで見どころある作品になっているものも多い。内面、心情を描きすぎたから?いや、これも心情を心のひだを描くことで感動ある作品になっていることも多い。今シーズンで一番の見せ場は第7話模擬裁判での玉井(中村アン)の登場シーンだ。中村アンの演技に脱帽。あとは回を追うごとに興味が薄まっていく気がした。
2020.10.24
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この作品を見に行った。ブログを書こうといつものように映画.COMを開くと【ALL TIME BEST】に選出されていた。それだけでなくアカデミー賞で監督賞・脚本賞・作曲賞にノミネートされ、話題の長回しのあった撮影賞はアカデミー賞を受賞していた。ゴールデングローブ賞でも作曲賞はノミネートされ、ドラマ部門の最優秀監督賞を受賞していた。はたしてそれほどの作品なのだろうか。<ネタバレ>決死の伝令の命令を受けた兵隊が一昼夜走り続けて、将軍の命令を伝達した。終幕にこの話をしてくれた○○(兵隊)に感謝するという一文が掲示されるから、たぶん事実の話なのだろう。とはいえ、たったそれだけの話が一本の映画になろうとも映画賞で評価されベストムービーに選ばれる作品になろうとは。この作品はそこまでの出来ではないと思う。兵士を助けるという意味では「プライベート・ライアン」という作品を思い出したが、これとて、内容はそれほどのものではない。しかし、こちらはアカデミー賞で監督賞・撮影賞・編集賞を受賞し、ゴールデングローブ賞ではドラマ部門の最優秀監督賞を受賞している。どちらもさしたる内容を持つものではないけれど、撮影賞で評価されるほど、戦闘シーンなど見るべきもの驚嘆すべきものがあった。内容、その物語は評価すべきほどのものとは思えないのだけれど。と考えるのは私だけか?カメオ的出演をしている大御所が二人。将軍役でコリン・ファース。大佐役でベンディクト・カンバーパッチ。どちらもワンシーンの登場だ。彼らが出演する意味あったのか?宣伝には寄与したかもしれないが、あまりにぜいたく、またもったいない。2019年/イギリス・アメリカ/119分/G監督:サム・メンデス脚本:サム・メンデス、クリスティ・ウィルソン=ケアンズ出演:ジョージ・マッケイ、ディーン=チャールズ・チャップマン、マーク・ストロング、アンドリュー・スコット、リチャード・マッテン、コリン・ファース、ベネディクト・カンバーバッチ原題:1917お薦め度「1917 命をかけた伝令」★★★☆(70%)字幕翻訳:松浦美奈
2020.10.24
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ツイッターにて今年一番引きずっている作品とあったので見た。ネイティブ・アメリカンについて、事実をもとに製作された作品。ネイティブ・アメリカンの居留地とされた雪深い山奥で起きた事件。主演はジェレミー・レナー。映画「ハート・ロッカー」で一躍有名になった。その後も、「マイティ・ソー」「ミッション:インポシッブル ゴースト・プロトコル」「アベンジャーズ」「ボーン・レガシー」といった超大作、話題作、ヒット作品に出演。ハンターとしての腕前がこの作品でも光る。共演のFBI捜査官にエリザベス・オルセン。見覚えのある顔だが、「GODZILLAゴジラ」「アベンジャーズ エイジ・オブ・ウルトロン」「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」「アベンジャーズ インフィニティ・ウォー」と大作に出演している。殺害されてしまう女の子にも見覚えがあり、「ブリミング・ウィズ・ラブ 幸せを呼ぶカフェ」のケルシー・チャウだった。この作品は第70回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門で監督賞を受賞。【映画.COM】の《ALL TIME BEST》にも選ばれている。雪深い田舎。隣の家が何キロも離れているような辺鄙なところ、ウィンド・リバー。ネイティブ・アメリカンの居留地であるとのこと。先住民をこんなところに押しやって、とんでもない移民たちだ。それはさておき、極寒の雪山で裸足で吐血し死亡している女性の遺体が発見される。発見者は家畜などを食い殺すコヨーテを仕留めているハンターであった。彼の娘は家から30キロ離れた戸外で死体となり、獣に食い荒らされたので死体解剖もできなかった。雪山で死んでいたのは知人のネイティブ・アメリカンの娘。田舎では誰しも知人であろう。捜査のためやってきたFBI捜査官は都会の若き女性だった。雪山には入れない軽装で、やってきた。突然だったので服は間に合わなかったと。裸足で死んでいた娘には年の離れた白人男性の彼がいたことが判明。しかし、その彼も雪山で裸体で死んでいた。殺したのは誰だ!?私有地である広大な雪の中の男の勤務先に行くと…。***クライマックス***忌むべき事件というのがこの作品である。しかもそれが、現実。おどろおどろしいのは男の性。とはいえ、見ていて酒に酔った勢いもあったな、と思える。あと、集団心理。集団である方向に走ってしまうとなかなか止められない、おさえられない。そんなことを思いながら見ていた。行方不明のまま、わからずじまいのネイティブ・アメリカンが少なくないということを記して作品は終わる。2017年/アメリカ/107分/G監督:テイラー・シェリダン脚本:テイラー・シェリダン出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル、ジル・バーミンガム、ケルシー・アスビル、グレアム・グリーン、ジュリア・ジョーンズ、テオ・ブリオネス原題:Wind River(「ウインド・リバー」)お薦め度「ウインド・リバー」★★★★(80%)
2020.10.22
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ようやく「テネット」を見に行った。難解だという情報を耳にし、しっかり見なければ、と思っていたけれど、なんだこの大音響は!!ガンガンと音を打ち鳴らすディスコ(クラブ)のように響く音。体感すべく大音量。これがあるから映画館で見ろとクリストファー・ノーラン監督は言ったのか?どれだけ鮮明で大画面なモニターで見たとしてもこれほどの大音量を家庭で浴びることはできない。やかましいとしか表現できない音に10分か20分慣れることなく見続けた。主演はジョン・デビッド・ワシントン。父親はデンゼル・ワシントンという。父親ほどのイケメンではないけれど、プロのアメフト選手として活躍していたとあるから、その運動能力、パワーで今回の役は十分こなせたのだろう。見る限り相当きついアクションシーンが続くから。相棒はロバート・パティンソン。「トライライト」シリーズで薄気味悪いバンパイヤを演じていたので、薄気味悪い色白の俳優と思っていたが、「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」でセドリック役もやっていたんだな。「ベラミ」を見ているが、彼には合ってない役だったと思う。今回の役は彼の評判をあげるだろう。エリザベス・デビッキ。敵役の妻。長身の美女。あまりに長身。「華麗なるギャツビー」や「コードネームU.N.C.L.E.」など出演作がある。今回、初めてお目にかかった。ケネス・ブラナー。敵役。風貌から、ケネス・ブラナーではと思ったけれど、本人を感じさせないみごとな演じっぷり。(単に私が気付かないだけか)女を愛する男としては奇特な存在。マイケル・ケインは見た瞬間、ケインだと分かった。スーツについてくだりがあるが、ブルックス・ブラザースが紳士の絶品として引き合いに出されるけれど、コロナ禍にて倒産してしまった。今では、もうスーツは買えない。<ネタバレ>さて、この作品について書こうとするとネタバレでなく書くことは正に隔靴掻痒。とにかく書く。難解である、という情報だけを耳に入れ、ストーリーも展開もしらないまま、いつものように映画を見た。あ、逆行シーンがあることも知っていた。最初にも書いたが、あまりに大きすぎる音響に耳をふさぎたいほどであった。いままでこのように感じた作品はないだけに、通常の作品以上に大音量での上映だったのだろう。体感するといえるほど、体に波動を感じるほどの音であった。それはさておき、ストーリーについてだが、難解なところはなかった。設定や細かい点については疑問を持つところがいくつかあるが、それは初見では見極められないだろうし、何度見てもわからないかもしれない。難解というよりはややこしい、把握が困難になってくるのが後半だ。逆行シーンが始まってからだ。物質によるものか、何かの作用によるものかわからないけれど、物事が逆行する現象があるということが冒頭に提示される。その謎を探求している科学者も登場。しかし、その謎が解明されることはない。事象としての逆行と、時空を超えて時間をさかのぼることができるということが実際問題として起こってくる。そして、それが、抗争、プルトニウム争奪の場となる。後々、プルトニウムではないこの世の終わりをもたらすものであることが判明するけれど。で、逆行である。逆行できること、また逆行する注意点として、自分自身とは触れ合わない、マスクをする、みたいなことを字幕で読んだ気がするが、その点は主人公が逆行を始めた時だけ守られていて、その後は触れ合っているし、マスクなどしていない。この点はシナリオや編集のミスなのか、監督の勘違いなのか、字幕の過ちなのか、私の間違いなのか。時空をさかのぼった人間がさらに時空をさかのぼりを繰り返し、過去の自分とすれ違うシーンも出てくる。同時に同一人物が何人存在するのだろうか?誰だか、わからない殴り合っている相手が○○だったとは!?びっくりしたけれど、嬉しくなった!?陰に隠れている黒幕が○○だったとは!!さもありなん。未来の人間が現在(過去)の人間によって救われるために、過去を操作する。「ターミネーター」のようであるが、未来人がやってくることはない。武器や金塊は届くのに。終末期の人間が道ずれに世界を終わらせようとする話であったが、そもそもそれは何のために?なにゆえに?全くその意図、意志がみえない。わからない。その虚無感は共感を呼べず、彼の部下は自分たちがこの世からいなくなることがわかって働いているのだろうか?と思ってしまった。敵役は妻一人を愛する、けなげな男。そのことが終盤、彼とともに死んだとされる女性の存在がわかることによって表出。この点もびっくりしたが、憎い演出として嬉しく思った。人類の生命について考えるとジブリ映画の「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」を思い起こす。この作品はそれらとは対極にあると感じた。全人類を自身の死とともに消え去ろうとする人命を尊重しない描き方は空疎・虚無に思えた。それだけに内容に重みや含蓄ある何かを感じることはできず、中身のないものに豪華な飾りつけ、包装をしたもののように、映像や斬新な発想や音響で飾り付けた作品のように思えた。主人公の立場が人類を守る、生命を守るものでありながら、敵役の思考が作品の印象として全面に出てきていることに畏怖を感じた。翻って、人命を尊重することが主題であるとするならば、結末として描いているものの、そう思えないのは、やはり畏怖でしかない。2020年/アメリカ/150分/G監督:クリストファー・ノーラン脚本:クリストファー・ノーラン出演:ジョン・デビッド・ワシントン、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキ、ケネス・ブラナー、ディンブル・カパディア、アーロン・テイラー=ジョンソン、ヒメーシュ・パデル、クレマンス・ポエジー、マイケル・ケイン、マーティン・ドノバン、デンジル・スミス、ユーリー・コロコリニコフ原題:TENET(「テネット」)お薦め度「TENETテネット」★★★★☆(90%)字幕翻訳:アンゼたかし
2020.10.21
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”たべちゃん”との出会いはTVCMだと思う。出会いといっても一方的に画面を見ていた視聴者なのだが。たぶん最初はCMか何かで知っていたと思う。多部未華子の演技を見たのは「夜のピクニック」が初めてだったから。彼女のことはそれほど好きでも嫌いでもなく、この「夜のピクニック」では同級生として出演していた貫地谷しほりに惚れ込み、しーちゃんのファンとなった。多部ちゃんには注目しなかったし、ふつうにスルーしていた。その後も特に見ることもなく、次に多部ちゃんを意識したのはNHK朝ドラ「つばさ」である。朝ドラ80作目の「つばさ」は埼玉県が舞台となる初めての作品で、この作品をもってNHK朝ドラ全都道府県制覇、全都道府県が舞台となった、とものすごく話題になった作品である。出演者も西城秀樹や手塚理美といったなかなかドラマでみかけなくなった著名人が出演していたしそれぞれのファンでもあったので楽しみに見ていた。しかし、視聴率が伸びず批判も多かったようである。相手役小柳友がピリッとしない、人気を博するほどのタレントでなかったせいもあると思える。この後出演で代表作といわれる日本テレビ「デカワンコ」については全く知らない。たべちゃんファンでなかったもので…。たべちゃんをテレビ画面でみかけてはスルーしていた時代が長かった。唯一認識していたのはUQコミュニケーションズのCM三姉妹である。ことあるごとに手を変え品を変え登場するCMの認知度は十二分である。なんとなく気になったドラマは見ているけれど、視聴率や人気に左右されずに、気になって見てみて、気に入れば見続けた。そんな中、NHK「これは経費で落ちません!」。真面目で敏腕な経理課員として勤務する女子社員を演じ、経理伝票などを通じて、会社の危機を救うなど、真摯に仕事に対する姿勢が、不思議とコメディとなり、楽しませてもらった。笑いをさそう、笑いを演じる、笑いをねらうことなど一切なく、ひたむきに邁進している姿が共感を呼び笑いを呼ぶ。素敵なドラマだった。その余韻というか、イメージを持ったままTBS「私の家政夫ナギサさん」。これまたユニークで面白かった。仕事一途、仕事しかできない。家事能力がないキャリアウーマンを演じて絶妙。これまた、ひたむきに仕事にまい進することが共感を呼び、家族との問題、私生活の問題を必死になりながらクリアしていく。見ていて痛快だった。共演の大森南朋、瀬戸康史が良く、富田靖子、草刈民代といったベテランなども含めキャスティングの成功だともいえよう。一昔前、いやふた昔前、いやもっと前なら高度経済成長や24時間働く企業戦士が描かれる仕事人間のドラマ、時代はくいぶんと変わったものである。最後に、ご結婚されて30代にもなり、今後注目したい女優となった多部未華子である。(注)画像使用について…本人のポートレートを掲載すべきですが、肖像権に鑑み、映画などのチラシ・ポスター等、宣伝材料であれば肖像権・著作権ともに侵害しないと考え掲載しました。【注目記事】多部未華子はコメディエンヌなのか?
2020.10.18
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オリジナルの韓国映画「怪しい彼女』は息を持つかせぬ次の展開はどうなるかと興味津々で見てしまった。それほどの傑作に、この邦画、リメイクを見る気は起らなかった。そんな私が見てみようと思ったのは主演多部未華子が気になったからである。十代から名は売れ、主演を務めNHK朝ドラ「つばさ」の主演まで務め、評判・人気はどうであれ着実に主役の道を進んでいた彼女。正直言ってあまり評価はしてなかった。ところがである、たまたま見たNHK「これは経費で落ちません!」がやたらと面白く、続くTBS「私の家政夫ナギサさん」も面白く、コメディエンヌ多部未華子を周知したので、その原点がこの作品にあるのではと思ったから。祖母役が倍賞美津子。イメージが違うなぁ(と思った)。その誇張されたおばあちゃん度を多部未華子が踏襲し、違和感のあるおばあちゃん若者を演じていた。まぁ、違和感からおばあちゃんとばれるともいえるけれど、ただ、おばあちゃんとばれるのは違和感よりもおばあちゃの持つパーソナリティ、くせやしぐさだったりする。毒舌でやたら元気なおばちゃんは女手一つで娘を育て上げ、何一つ自分の思うことができなかったとなげく老後だった。そんなおり、夜、こうこうと輝く写真館にて撮影すると、若い女性へと変身してしまった。天涯孤独となった若者という触れ込みで銭湯のジロウの二階に仮住まい。孫のバンドでボーカルしたりと意気盛んに人生を謳歌する。ところが…。前半はやや話が多岐にわたるというか、面白みのない展開が続くが、変身後の生活からは楽しめた。いろいろと突っ込みどころがありそうな邦画版であるが、それはさておき、のど自慢、歌がうまいとされる役を多部未華子が好演している。美声でなく超歌うまでもないようだけれど、歌手に匹敵するくらいにはうまくキャスティングの際にもその点が最重要だと思えた。敵役の派手な歌うまおばあちゃんは金井克子、「他人の関係」で一世を風靡した歌手が登場とはすごい。孫役の北村匠海はバンドDishのリーダーであるし、音楽に関しては徹底していると思える。そんななかでの多部未華子主演。彼女が歌を歌えないわけがない。歌がうまくても当然か。終盤、クライマックス、結末と畳みかける展開になぜか涙がこみあげてきて…。バイクがベスパで「ローマの休日」で使用されたバイクだとあらためて気づく。韓国映画「怪しい彼女」は原作権も積極的に売られ、本作邦画の「あやしい彼女」、中国映画「20歳よ、もう一度」、ベトナムの「ベトナムの怪しい彼女」がある。2016年/日本/125分/G監督:水田伸生脚本:吉澤智子出演:多部未華子、倍賞美津子、小林聡美、北村匠海、志賀廣太郎、金井克子、要潤、温水洋一、野村周平、三鴨絵里子、越野アンナ、久保佑太お薦め度「あやしい彼女」★★★☆(70%)
2020.10.18
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記憶だけを新しい人体に移し替える、そんなドラマ。余命半年の老人が、老体を捨てて新しい肉体に移り代われるとしたら、迷っても新しい肉体に移るのではないか。そして、これはその移転先肉体が人工のものでなく、生きていた人間のものであることから起こる悲劇。この不可思議な難問を移送された老人の思考で考える。そして導き出した結論。展開、見どころ、クライマックスは申し分のないドラマであった。しかし、見終わってみると、精神的、あるいは伝達式による記憶の送出受領はこの作品を生み出したけれど、物質的に記憶媒体=脳を移植できれば、記憶そのものも移され、新しい肉体(移植先肉体)に順応すれば、新しい命として生きながらえるのではないだろうか。そんな恐怖を考えてしまった。この物語の結末はありうべく結末として描かれるけれど、これは現世に生きる人間が安心できる結末である。であるからして、何か新しい展開や新しい展望を描いてはいない。もし、これではない結末であるならば、その人生はどうなっていくのであろうか。2015年/アメリカ/117分/G監督:ターセム・シン脚本:アレックス・パストール、デビッド・パストール出演:ライアン・レイノルズ、ベン・キングズレー、ナタリー・マルティネス、ミシェル・ドッカリー、ビクター・ガーバー、デレク・ルーク原題:Self/Less(「自身/無」)お薦め度「セルフレス 覚醒した記憶」★★★☆(70%)
2020.10.18
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久々に韓国映画を見た。ラブコメらしい。チェ・ジウの名を見たので、見てみることにした。チェ・ジウはテレビドラマ「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンとともに韓流ブームの火付け役としてブレイク。一躍有名女優となった。映画には数本出ているが、これといった作品はなさそう。しかしこの「ハッピーログイン」は楽しめた。SNSを駆使したシチュエーションは現代作品の最たるものといえよう。老若男女というか若者から中年までの3組のカップルが交差して平行に進むドラマであるが、若者カップルが一番胸に迫った。熱くなった。涙もながしてしまうほど感動した。若者カップルチャン・ナヨン役…イ・ソム 冒頭現れた時にはかわいくもない普通の女子と思った彼女。ところが作品を見ていくうちに、彼(イ・スホ(カン・ハヌル))に対する思いと行動に気持ちを持っていかれた。見終わるころには彼女のシンパになっていた。とてもいい女優さん。身長173センチなんて、僕と変わらないなぁ。テレビドラマより映画のほうに多く出演していて、10作品以上出演。モデル出身とのことで、スタイル、バツグン!イ・スホ役…カン・ハヌルイケメンといわれるだけあって、イケメンな俳優。2017年から2019年まで兵役ということで、兵役前にこの作品に出演。テレビドラマ、映画、舞台とどの分野でも多数出演。売れっ子だなぁ。『二十歳』という映画でいくつも賞をとっているので、この作品でブレイクしたのかなぁ。長身に見えないけれど182センチ。業界カップル芸能界、一般社会である社内恋愛とは違うけれど、ある意味社内恋愛というか業界内恋愛。業界で成功しているものが若いものを食うということはありがち。少し違うのは権力に任せて年増が若者を狙ったわけでも、売れることを見越して若者が成功者を狙ったわけでもなく、お互いが一目ぼれというか、好きという感情を持っていたという稀有な例だと思える。チョ・ギョンア役…イ・ミヨン私が好きなタイプの外見ではない(笑)しかし、権力を振りかざすわけでも、傲慢でもなく、ひたすら自身の道を歩もうとする姿は立派。ただ、もう少し、人を信じても良いのでは?1971年生まれというか、撮影当時40歳を超えていたということになる。1995年に結婚と同時に引退したわけではなく、2年間仕事がなかった。しかし、その後、徐々に復活し、離婚もあったが、女優業を続けている。人気の女優らしい。ノ・ジヌ役…ユ・アイン大柄に見えない彼はそれでも179センチ。デビュー時から注目されているようで、テレビドラマ、映画ともに出演作は多い。この映画作品では大スターになった彼が一夜の出来事で生まれた赤ん坊かもしれないと父親になろうとする真摯さがすごい。しかし、善人過ぎて(?)共感は得られにくいかも。熟年カップルハム・ジュラン役…チェ・ジウ説明不要(笑)CA役も似合ってる。スレンダーで長身な彼女は174センチ。見栄えがするなぁ。チョン・ソンチャン役…キム・ジュヒョク数々のテレビドラマ・映画に出演する売れっ子だったが、2017年10月30日交通事故死している。身長は180センチ。チェ・ジウの恋の相手になる医師が祭りのために東京の両親に彼女とともに会いに行くとということがあったけれど、彼は日本人なのだろうか?2016年/韓国/123分/G監督:パク・ヒョンジン脚本:ユ・ヨンア、パク・ヒョンジン出演:イ・ミヨン、チェ・ジウ、キム・ジュヒョク、ユ・アイン、カン・ハヌル、イ・ソム原題:좋아해줘(「いいね」)英語題名:Like for Likesお薦め度「ハッピーログイン」★★★★(80%)
2020.10.17
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この作品、劇場公開されていないのか、さもありなん?陽気な感じの作品だから見ていて悪い気はしないけれど、”キス”で幸運と悪運が入れ替わるとは…。見知らぬ男とパーティでキスをしたことにより運に見放された彼女が、やにわに成り上がり幸運男が自分の運を持っていった男と判明した時に、自ら運を手放す、その行為、またその思いや想いに葛藤が見られないから軽薄な作品と感じられてしまう。ドラマはドラマティックでなければ。着想は面白く、話しがすすんだ後半の展開がみどころ、みせどころとなっていなかったかなぁ。ただ、登場していたバンドは楽曲がよく、歌が上手かった。その点、やはりアメリカの映画作品といえるかも。監督はドナルド・ペトリという人で、どういう人物かと見てみると、「ハッピーシェッフ!恋するライバル」「10日間で男を上手にフル方法」といった作品がある。道理で食い足りない感じがするわけだと納得。とはいえ、監督作「デンジャラス・ビューティー」は面白かったけどね。マクフライ出演とあり、誰かと思えば、バンド名。イギリスのポップ・ロックバンドとのこと。歌が上手いのは当然か。2006年/アメリカ/103分/監督:ドナルド・ペトリ脚本:I・マーレーン・キング、エイミー・B・ハリス出演:リンジー・ローハン、クリス・パイン、ミッシーパイル、フェイゾン・ラブ、サミーラ・アームストロング、ブリー・ターナー、マッケンジー・ベガ、マクフライ原題:Just My Luck (「正しく私の幸運」)お薦め度「ラッキー・ガール」★★★(60%)
2020.10.17
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英語題名を見て”消された少年”だと思った。その存在を消された少年。さて、原作があり原作は『Boy Erased:A Memoir』(消された少年:回顧録)である。実話の体験を本にしたもの。筆者は女性に興味がもてなくて、大学進学前に彼女と別れてしまう。そして、大学進学しての寮生活、出会った男子生徒。足の速さでは競争しあう仲に。同室生徒がいない夜、あることが起こった。彼に襲われてしまった筆者。認めたくないことであったが、同性愛者として自覚することとなる。このことが父母に知られ、教会のすすめで同性愛者転換プログラムに参加することとなる。その更生プログラムに関しては他言してはならない。しかし、その更生プログラムの実態は…。年端もいかない子供ではないだろうけれど、大人とは言えないティーンエイジャー。いろいろなことに影響を受けやすい若者が、誤った(?)更生プログラムにほうりこまれること、に問題があるのでは。また、その不可解な不可思議な更生プログラムが、まさしく更生プログラムとして信じて疑われない事実。アメリカに多くのそういった更生施設が存在し、少なくない数の同性愛者や倒錯的性的思考の者が入所させられている。そのことは映画で結末に明記される。現代のアメリカにおいて、おかしな現象である。世界には多くの同性愛者をはじめてとしてLGBTの人たちがいる。アメリカの州によっては同性婚を認めたところもある。そのような現代において性的嗜好に関する更生プログラムに参加するとは。また同様の施設が数多くあろうとは。薬物中毒やアルコール依存症から抜け出すと同質のものではないのに、また、性的嗜好が異性に興味をもたないからといって転向や変質を求めるものではないし、また、転向できるものでもない(と思う)。この作品を見て、その内容がとても奥深く、尊厳にかかわっているものであると感じたし、相手を尊重する気持ちが主人公はもちろん、母にも父にもあったことが素敵だと思えた。ただ、父親に関しては理解はしても納得するまでには至っていないが。更生プログラムの実態を知った時の母の言葉、行動がいい。ニコール・キッドマンの芝居のしどころでもあり、彼女はよく演じていた。ルーカス・ヘッジズは主人公をよく演じているし、ラッセル・クロウも父親をよく演じていた。現代のアメリカのおかしなところのひとつを知るには適した作品だと思う。2018年/アメリカ/115分/PG12監督:ジョエル・エガートン原作:ガラルド・コンリー脚本:ジョエル・エガートン出演:ルーカス・ヘッジズ、ニコール・キッドマン、ジョエル・エドガートン、ラッセル・クロウ、フリー、ジョー・アルウィン、グザビエ・ドラン、トロイ・シバン、デビッド・ジョセフ。クレイグ、チェリー・ジョーンズ、セオドア・ペレリン原題:Boy Erased(「消された少年」)お薦め度「ある少年の告白」★★★★(80%)
2020.10.17
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前作から5年後の設定。20歳になったヒックは死んだと思っていた生き別れの母と出会う。ドラゴンを守るのか、ドラゴンを操るのか。平和と世界征服との対峙。マスタードラゴンに操られたトゥースという名のナイト・フューリーのドラゴンが惨事を引き起こす。ヒックとの間に亀裂が…。少年から青年に育ったヒックでも大人になるためにはもっともっと成長していかなければならない。きびしい現実を前にして、それでもやらなければならない、やり通さねければならない。バイキングの島に攻めてきたマスタードラゴンたちとの決戦がクライマックス。次作を先に見てしまっていたので、いろいろと後日談のことを考えながら見てしまった。それゆえ、いまひとつ没入できなかったのかもしれない。とはいえ、美しいドラゴンの世界は素敵だし、母と再会した父とのデユエット・ダンシングも素敵だった。壮絶で絶望的な戦いも起こるけれど、ヒックとトゥース(ドラゴン)も複雑な関係になるけれど、新たな成長物語として痛切なドラマである。2014年/アメリカ/105分/監督:ディーン・デュボア原作:クレシッダ・コーウェル脚本:ディーン・デュボア出演(声):ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー、アメリカ・フェレーラ、ケイト・ブランシェット、クレイグ・ファーガソン、ジョナ・ヒル、T・J・ミラー、クリステン・ウィグ、クリストファー・ミンツ=プラッセ原題:How to Train Your Dragon 2(「あなたのドラゴンの訓練方法 2」)お薦め度「ヒックとドラゴン2」★★★★☆(90%)
2020.10.11
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地上波にて放映!録画したものを見た。といっても副音声にして字幕ON。役者の言語セリフを聴きながら映画を見る。エルキュー・ポアロという名前、”ありがとう”というセリフでは”メルシィ”と言う。だから、フランス人かと思っていた。見終えてググるとベルギー人とのこと。フラマン語が母国語なんだ。しかし、フラマン語をググると”ダンキェ”が”ありがとう”となるから、フランス語圏のベルギー人だといえる。とはいえ、作中ではドイツ語なども流ちょうに操り、英語はペラペラなので語学に堪能な知識人といえる。オープニングの事件解決は素晴らしい序章である。そして、エルキュール・ポアロは中東?での仕事を終え、イギリスへの帰り道イスタンブールからオリエンタル急行の二泊三日(?)の旅に出る。というか確か、オリエント急行の役員より一等席に乗せるから仕事を頼むみたいなことを言われたと思う。冬のオリエンタル急行列車は季節柄人気がなく、利用客も少ない。ところが、今夜に限っては満席。ポアロが乗車する一等席にあきはない。ということでNo.3の部屋にて他の客と同席ということになった。エルキュール・ポアロという名探偵が乗車したことを知った顔に傷持つ富豪が脅迫状を送られ命を狙われているので警護をしてくれと頼む。しかし、ポアロは探偵であって警備員ではないのでと警護を断る。殺人事件はその晩、起こった。そして、冬の強風と稲妻で雪崩が起こり、列車は脱線、雪の中で停止してしまう。犯人はこの列車の中におり、その捜査がポアロに一任された。エルキュール・ポアロにケネス・ブラナー。乗客にペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ジョニー・デップ、ジョシュ・ギャッド、デレク・ジャコビ、レスリー・オドム・Jr、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、オリビア・コールマンらの有名俳優をそろえて豪華なキャストである。ケネス・プラナーは監督もする。2020年12月公開の「ナイル殺人事件」でもブラナーは監督・主演をこなす。その「ナイル殺人事件」への依頼を受けることが結末に描かれているので興味がわく。さて、オリエント急行での殺人は誰の仕業なのか。すべての客を尋問してもわからず、みな、何かを隠しているようである。殺された富豪も偽名を使っていたようで、本名からわかったことが過去の誘拐事件犯だということ。このことからしだいにわかっていく真相。ポアロは真相がすべて判明した時、一列に並んで座り、列車の出発を待つ乗客たちに謎解きと犯人が誰かを告げる。それは積年の恨みや苦悩から出た殺人計画であり用意周到であったにもかかわらず、いくつかほころびや予想外のことがあったことがわかる。ここで、原作者アガサ・クリスティの素晴らしさに驚嘆した。綿密で祖語のない展開は敬服に値する。素晴らしいミステリー作品であった。2017年/アメリカ/114分/G監督:ケネス・ブラナー原作:アガサ・クリスティ脚本:マイケル・グリーン出演:ケネス・ブラナー、ペネロペ・クルス、ウィレム・デフォー、ジュディ・デンチ、ジョニー・デップ、ジョシュ・ギャッド、デレク・ジャコビ、レスリー・オドム・Jr、ミシェル・ファイファー、デイジー・リドリー、オリビア・コールマン、マーワン・ケンザリ、ルーシー・ボーイトン、マヌエル・ガルシア=ルルフォ、セルゲイ・ポルーニン、トム・ベイトマン原題:Murder on the Orient Express(「オリエント急行での殺人」)お薦め度「オリエント急行殺人事件」★★★★(80%)
2020.10.11
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子供だと思っていた不肖の息子が成長するなんて…。とてもとても感動した。感激度100%!!バイキングが害虫、いや害獣と見ていたドラゴン。駆除しなければならなかった野獣が知ってみると敵対するものではなかった。バイキングの長の息子としては華奢で武力でドラゴンを倒すなんてことは全くできずに、武器鍛冶屋の手伝いをするヒック(Hiccup)。父親からは疎まれ、同世代の子供たちからも鼻つまみ者であった。そんな彼がナイト・フューリーという無敵のドラゴンと対峙するところから状況がかわる。ドラゴンは敵ではない…。クライマックスは女王バチのように君臨する大恐竜ドラゴンとの壮絶な戦い。<ネタバレ>もう十分にネタバレですが(笑)結末は映画で見てほしい。といって、これから書くけれど(笑)腕力では勝てない弱虫な男の子が、武器を製作するという知力でドラゴンを倒し、気弱な性格から、ドラゴンも怖がっているのではと思いをめぐらせ、交流を繰り返し、信頼を勝ち取り、ひいては味方になってくれた無敵のドラゴン、ナイト・フューリー。剛腕無敵なバイキングの父親が息子を思い違いしていたことに気づき、ドラゴンとの新しい社会を作ることができた。それは息子ヒックのおかげであり、ヒックの成長物語として本作は感動的で素晴らしい。友も彼女も村人の人気も手に入れたヒックは。最強ドラゴンとの死闘で左足首から下を失った。気づいた時にはすでに鍛冶屋により義足がつけられていた。見終わって今気づいたことだけれど、尾翼を失ったドラゴン、ナイト・フューリーと足首を失ったヒックは同じ(似たような)傷持つ同志として親近感がさらに増し、友情も深まったのではないだろうか。スタジオジブリのファンである二人の監督の「ヒックとドラゴン」はジブリ作品に勝るとも劣らない、いや、ひょっとして超えているかも、と思えるほどの素晴らしい作品である。2010年/アメリカ/98分/G監督:ディーン・デュボア、クリス・サンダース原作:クレシッダ・コーウェル脚本:ディーン・デュボア、クリス・サンダース出演(声):ジェイ・バルチェル、ジェラルド・バトラー、アメリカ・フェレーラ、クレイグ・ファーガソン、ジョナ・ヒル、T・J・ミラー、クリステン・ウィグ、クリストファー・ミンツ=プラッセ原題:How to Train Your Dragon(「あなたのドラゴンの訓練方法」)お薦め度「ヒックとドラゴン」★★★★★(100%)
2020.10.11
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映画館でみるほどのものでないなぁ、と思っていたので、テレビで放映されたのを録画してみた。見ると数多くの芝居巧者が出演していて驚く。それだけの作品作りをしたということか。あまりに精緻で精巧な感じのする黄泉の国のSFXは山崎貴監督の得意とするところで、なるほどと感心してしまう。輪廻転生、黄泉の国、幽霊、魔物とおよそこの世には存在しない世界や者を現前として見せてくれた作品である。存分に楽しめたかというとそうでもなく、横恋慕する天頭鬼に人間が想像の力だけで対抗できるとはいささか難があり、なんどとなくこの戦いを繰り返してきたということも納得がいかなかった。言いたいことはわかるし、描きたいことも素晴らしいことだと思うけれど、感動度数からするとそれほど高まらなかった。何が違ったのだろう。2017年/日本/129分/G監督:山崎貴原作:西岸良平脚本:山崎貴出演:堺雅人、高畑充希、堤真一、安藤サクラ、田中泯、中村玉緒、市川実日子、ムロツヨシ、要潤、大倉孝二、神戸浩、國村隼、古田新太、鶴田真由、薬師丸ひろ子、吉行和子、橋爪功、三浦友和お薦め度「DESTNIY鎌倉ものがたり」★★★(60%)
2020.10.11
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おもしろかった。しっかりとできた作品だと思えたのは実話だからなんですね。ジェイミー・レイディというファイザー製薬でバイアグラを売りトップセールスになった本が原作。大きな胸を惜しげもなく披露するアン・ハサウェイにビックリ!これだけ堂々と披露するには彼女なりにこの作品に期するものがあったということでしょうか。あるいは、アメリカではある意味当然なのか?ケイト・ウィンスレットも「リトル・チルドレン」などで裸体やHシーンを披露しているので特別なことではないのかもしれません。さて、軽いノリの男として登場のジェイク・ギレンホールは量販店で経営者の妻に手を出したのがばれてくびになります。医者である父のお荷物長男である彼は饒舌を武器にMR(医療情報担当者)となり、医者に売り込みを始めるも、他社のトップセールスに阻まれる。しかし、そこは持ち前の女たらしを武器に…。そこで、出会った若くしてパーキンソン病の彼女がアン・ハサウェイ。恋人と別れたばかりの彼女は体だけの関係をジェイミー(ジェイク・ギレンホール)に求めます。そして…。医者になれずに営業職をさまよう軽薄な男と進行する病の不安から軽い関係を求める女との体の関係は繰り返すほどに寄り添っていきます。「愛している」という言葉の重さを感じていた者が初めてその言葉を言う心境。そして、かわりゆく関係。クライマックスから終盤は映画的結末なのか、現実もそうだったのか知りたくなったけれど、ググってもわかりませんでした。2010年/アメリカ/113分/R15+監督:エドワード・ズウィック原作:ジェイミー・レイディ脚本:エドワード・ズウィック、マーシャル・ハースコビッツ、チャールズ・ランドルフ出演:ジェイク・ギレンホール、アン・ハサウェイ、オリバー・プラット、ハンク・アザリア、ジョシュ・ギャッド、ジル・クレイバーグ、ピーター・フリードマン、ジョージ・シーガル原題:Love & Other Drugs(「恋愛と他の薬物」)お薦め度「ラブ&ドラッグ」★★★☆(70%)
2020.10.10
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え、まじ!これで終わり?何を言いたかったのだろう?何を描きたかったのだろう?総数民族に対する、差別、侮蔑は当然のことながら、過去の出来事を、大衆にあこがれる女子を描いて、何を告げたかったのか。トナカイの狩猟を生業とするスウェーデン北部の少数民族サーミ族は差別を受けていた。その呪縛から説き離れたいと思った少女は脱却を図るために都会へと脱却を試みるが、それが成功したか否かは、オープニングで描かれる、妹の葬式に参列したくないという意志。やや固いというか、堅苦しい閉塞感を感じながら見る。都会への脱却は解放感があったが、全体を通す重苦しさは否めない。ラストに表現される光景は何を意味するのか。面白く見ることも、楽しみながら見ることも、ほとんどなかった。そして、ためになることも腑に落ちることもなかった。この作品にあったものはなんなのだろうか。2016年/スウェーデン・デンマーク・ノルウェー/108分/G監督:アマンダ・ケンネル脚本:アマンダ・ケンネル出演:レーネ=セシリア・スパルロク、ミーア=ドリス・スパルロク、マイ=ドリス・リンピ、ユリウス・フレイシャンデル、オッレ・サッリ、ハンナ・アルストロム、マーリン・クレーピン、アンドレアス・クンドレル、イルバ・グスタフソン原題:Sameblod(「サーミ血」)お薦め度「サーミの血」★★★(60%)
2020.10.10
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「ムーラン」の実写版が中国映画であることをTwitterで知り、さっそく見てみた。面白い、楽しめる!痛快なアクション映画だ。男として、戦士として闘うムーランに「少林サッカー」で名を挙げたビッキー・チャオが主演。武術に優れるムーランを見事に演じている。共闘する戦士ウェンタイをチェン・クンが演じている。戦功をあげ、将軍となる二人には特別な絆があったが、物資強奪をされたムーランが戦意喪失し、参戦しないときに…。戦いの中ではぐくまれる友情、いや愛情が戦争をなくすという大義のため。クライマックス、終盤は感銘を受けた。とても素晴らしい作品だと思う。2009年/中国/114分/監督:シングル・マ、トン・ワイ脚本:シングル・マ、チャン・テイン出演:ビッキー・チャオ、チェン・クン、ジェイシー・チェン、フー・ジュン、ニッキー・リー、ユー・ロングァン、シュー・チャオ原題:花木蘭(「フワ・ムーラン」)お薦め度「ムーラン」★★★★(80%)
2020.10.10
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何かとても含蓄のある内容かなと思えたけれど、次々と関わる人が殺されていくだけ。陰謀も何もかも、このような終わり方でいいのだろうか。短い物語といえど、普通に一本の映画作品として存在し、南米の塩湖にかかわる問題を、引き合いに出しておきながら、これって?…。見た時間を返してほしいという気持ちになるかもしれない…。2012年/イタリア/104分/監督:ダビデ・マレンゴ原作:トゥリオ・アボレド脚本:ダビデ・マレンゴ、パオロ・ローリ出演:グイド・カプリーノ、カロリーナ・クレシェンティーニ、マヤ・サンサ、フローラ・マルティネス、マリーナ・ロッコ、エンニオ・ファンタスティキーニ、フィリップ・ルロワ原題:Breve storia di lunghi tradimenti (「長い裏切りの短編」)お薦め度「長い裏切りの短い物語」★★(40%)
2020.10.08
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見終わるまで、気づかなかった。いきなりの壮絶なバトルから始まり、夢の国へ旅立つ話に、見入ってしまったが。第一作「ヒックとドラゴン」を見るつもりで三作目の「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」を見てしまった。これまでの経緯をまったく知らずに見たわけだが、バイキングとドラゴンの絆の深さはわかったし、言葉はなくても親交の良さも伝わった。ドラゴン撲滅の輩から逃れて、夢の国への旅立ちは、ドラゴンの聖地の発見の旅ともなった。「ヒックとドラゴン」は同名の児童文学が原作であり、北米の興行収入が約2億1700万ドル以上あげたので続編が決定し、2019年には先ほど見た、第三作が公開されるヒットシリーズとなっている。人づてにこの作品の良さと人気を聞いてはいたが、一作目から見るつもりが三作目を先に見るなんて痛恨の極み。理解はできたが、感動の度合いが随分と違ったであろうに。一作目、二作目ともに見たいと思う。そして、三作目を見直したい。とても素敵な作品であり、三作すべてがAMAZONプレミアムで配信されている。亡き父のあとを継ぎバイキングの王となりドラゴンを操る一族はドラゴン撲滅の輩たちから逃れ、夢の国を目指す。一夜の宿のつもりで立ち寄った島が、ことのほか良いところなので、当面住むことになる。しかし、そこにはすでにドラゴン撲滅の追手が…。バイキングの王、ヒックの統率力と恋、ドラゴンの恋が同時に進行し、壮絶なバトルの果てには新たな旅立ちが。感動的な作品である。2019年/アメリカ/104分/G監督:ディーン・デュボア原作:クレシッダ・コーンウェル脚本:ディーン・デュボア出演:ジェイ・バルチェル、アメリカ・フェレーラ、ケイト・ブランシェット、ジェラルド・バトラー、F・マーレイ・エイブラハム、クレイグ・ファーガソン原題:How to Train Your Dragon:The Hidden World(「あなたのドラゴンの訓練法/隠された世界」)お薦め度「ヒックとドラゴン 聖地への冒険」★★★★(80%)
2020.10.04
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う~ん。とうなってしまう。設定は挙式、結婚するということで展開するのだけれど。幼馴染で恋仲になっていない男女が相手の彼氏・彼女のことでヤキモキするなんて、10年遅い(笑)相手が結婚するということで相手への気持ちと真摯に向き合うというのは、遅すぎる(笑)思春期で相手を意識し、青年期へと成長するときに恋人である相手がなぜ俺(私)でないのか!?と自問自答するだろうし、場合によっては相手にせまるだろう。といったことが容易に想像され、物語に没入するにはちょっと。この作品の冒頭でさえ、元カノと元サヤにおさまるから今カノにサヨナラ。その時点で中身が重くないと思えた。クライマックスも結末も物語の前半で決着がついていそうなことをウダウダやっていた。それが面白く見られる場合もあるが、そうではなかった、と思える。嫌な映画ではないし、見てる分には悪くはなかったけれど、おすすめはしない。2019年/カナダ、アメリカ/88分/監督:アンドリュー・シーメック脚本:パトリック・マクブリアティ出演:ジョサリン・ハドン、ライアン・ベヴェイ、デレク・マクグラス、ケリー・クルーガー、バレリー・ボイル原題:Best Friend Bride(「親友花嫁」)お薦め度「ベストフレンド・ブライド」★★★(60%)
2020.10.04
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4人のガキの頃からの友達が70歳を迎え、旧友の初婚パーティーのためにラスベガスに集まった話。そこで、繰り広げられる、遺恨、昔話、仲たがい、和解…。別離…。マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケビン・クラインという4人のオスカー俳優が共演するが、その共演の妙味は少ない。モーガンとケビンは脇役に回り、マイケルとロバートの二人の物語のよう。結果、クライマックスはクライマックスで盛り上がりを感じられず、エンディングも大団円という感じはしない。寂しさを感じるのは出演者が老齢なせいか。コメディとはいえ、痛快さも楽しみも足りない、かも。2013年/アメリカ/105分/G監督:ジョン・トルトーブ脚本:ダン・フォーゲルマン出演:マイケル・ダグラス、ロバート・デ・ニーロ、モーガン・フリーマン、ケビン・クライン、メアリー・スティーンバージェン原題:Last Vegas(「最後のベガス」)お薦め度「ラストベガス」★★★(60%)
2020.10.04
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アンビリーバブル!!瀬野さんが生きていたなんて!!それは隠し玉というか、2年後、3年後とものすごい時間が経過していくーーー!なかなか、そんな作品はない、いやあるか、NHK朝ドラ「エール」も太平洋戦争開戦(昭和16年)からミッドウェー海戦後(昭和18年)まで、一瞬でとんだもの。それはさておき。泣かせるなあ、感動させるドラマであった。葵のすくっとした立ち振る舞い生き方が颯爽としていて気味良く、楽しめた。今回は入山法子と土村芳が妊婦を演じて、ふたりとも素敵な女優さんなので興味を持って見られた。それにしても、最近は芝居のできる人をキャスティングするドラマが増えて嬉しい。羽倉(井之脇海)と工藤(金澤美穂)が交際したが決別、しかし、結婚して子供が生まれていたまで、さらりと挿入。なかなかなものと思えた。いいドラマを見られた幸せ。石原さとみさんの結婚報告に驚きながらも、ドラマが終わった時点で、との決断に拍手。石原さとみさん、ご結婚おめでとうございます。
2020.10.03
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コロナ禍にあって、見に行けなかった、見に行かなかった。公開を楽しみにしていたけれど、まさかコロナ禍の中、公開していたなんて、映画館に行くことをあきらめていたのでまったく気づかなかった。いま、この作品は動画配信されていることは知っている。しかし、映画館で見たかった。昨日まで上映していたギンレイホールに昨日見に行った。ジュディ・ガーランドの晩年。結果的に最晩年となった、最後のロンドン・ライブを描いている。結果的に5度結婚したジュディ。幼少の時より映画界に入り、子役スターとなり、一線で活躍するためにダイエットと薬物に翻弄された。映画人の大人たちに翻弄された。その子役の時のシーンも時折描かれる。もっとジュディに似ている子役をキャスティングすればと映画を見ながら思ったけれど、ウイキペディアで十代の頃のジュディの画像を見ると似ていると思えた。「オズの魔法使い」のジュデイでなく、十代のジュディとして描かれていたのだろう。さて、小柄で顔も小さくかわいいジュディと彼女を演じたレニー・ゼルウィガーは似ていないと思う。それでも、レニーがキャスティングされたのは「きれいでなくかわいくもない、スタイルも良くない、ただ歌がうまいだけの女の子」と子役時に言われていたジュディと歌がうまいレニーがその点において似ているからなのかも。思えば、レニーは普通の女の子である。映画「エージェント」でトム・クルーズに相手役として抜擢されたときは、美人じゃない女優をキャスティングしたと思った。その時には気づかなかったが、芝居のうまい女性だったと後年わかる。というのも、普通の女子そのままに「ブリジット・ジョーンズの日記」という大ヒット作に出演したから。おっと、そのままではなかったレニーは役作りのために6キロ太ったんだった。彼女が演じたブリジットは彼女自身のように存在し、ヒット作は「ブリジット・ジョーンズの日記 きれそうなわたしの12か月」そして、「ブリジット・ジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」と続く。三部作として結実したことは素晴らしい。彼女の代表作である。今作「ジュディ 虹の彼方に」に続く、歌の上手さの確かさは映画「シカゴ」で証明済み。この「ジュディ 虹の彼方に」でアカデミー主演女優賞とゴールデングローブ最優秀主演女優賞を受賞したことは素晴らしいことである。この映画を見るまで、ジュディにライザ・ミネリ以外に子供がいたことを知らなかった。娘と息子。子供二人で上がる舞台。終演後、戻ったホテルでは契約切れで追い出される。泊る所のなくなった親子がたどり着いたのは元夫。二人の子供の親権を要求され、子供を取り戻すべく、歌手として人気のあるロンドンへ旅立つジュディ。しかし、情緒不安定、アルコール依存の彼女に舞台は務まるのか?オープニングは大成功であった。しかし…。大スター人気女優の末路として本作は描かれる。ジュディの生きとし生き様、そして、ジュディの、いや、レニーのみごとな歌いっぷりをとくとご覧あれ!感動の映画作品である。2019年/イギリス/118分/G監督:ルパート・グールド原作:ピーター・キルター脚本:トム・エッジ出演:レニー・ゼルウィガー、ジェシー・バックリー、フィン・ウィットロック、ルーファス・シーウェル、マイケル・ガンボン原題:Judy(「ジュディ」)お薦め度「ジュディ 虹の彼方に」★★★★☆(90%)字幕翻訳:稲田嵯裕里
2020.10.03
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「ケミカル・ハーツ」はAMAZON ORIGINALの映画作品らしい。なんとなく惹かれて見てしまったが、この作品に登場する男女もなんとなく惹かれて恋に落ちた(?)。高校生の男子ヘンリーは校内新聞編集長を狙っていたが、同じく文才のある転校生女子グレイスとともに共同編集長就任の打診を受ける。その場で、女子グレイスは編集長はやらないと拒絶。秘密を抱えた彼女にヘンリー惹かれていく。ストーキングしないといいつつも、彼女を追ってしまう。友達以上になるには…。ティーンエイジャーの異性に抱える悩みや家族問題、生活。エモーショナル(感情的)な愛、あふれまくりの展開にはラブストリー好きはどはまりするに違いない。かくいう私も、とてもとても感動した。他人を受け入れることは愛なのか?そもそも付き合っていたのかどうか?という難問は、答えるのは困難だ。関係は?高校生活が終わるとき、闊歩していくしかない。リリ・ラインハートがいい。恋愛ドラマ好きには見てもらいたい。2020年/アメリカ/93分/(AMAZON16+)監督:リチャード・タンネ原作:クリスタル・サザーランド脚本:リチャード・タンネ出演:オースティン・エイブラムズ、リリ・ラインハート、サラ・ジョーンズ、アディール・カリアン、ブルース・アルトマン、キャサリン・カーティン、カーラ・ヤング、コーラル・ペーニャ、メグ・ギブソン、シャノン・ウォルシュ、C・J・マーレイ原題:Chemical Hearts(「化学の心」)お薦め度「ケミカル・ハーツ」★★★★(85%)
2020.10.01
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