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「ジョーカー」を見て、あまりの残忍さに、関連するこの作品を見る気はなかった。配信となって見る機会ができたので見てみた。未見だが「スーサイド・スクワッド」のスピン・オフ作品なのかもしれない。個性的な顔立ち、ワイルドな顔はこういった作品にはうってつけなのかもしれない。次作が「ザ・スーサイド・スクワッド」と前作に”ザ”をつけた題名の作品が控えているようだ。よほど、ハーレイ・クインに染まったらしい。さて、この作品、内容としてはジョーカーに振られたハーレイ・クインがダイヤ窃盗少女に絡む刑事、暗殺者、運転手たちと極悪非道の悪者の当主ブラックマスク一味と対峙する。その対決がクライマックス。登場人物によっていくつもの伏線、経歴・歴史が描かれ、それぞれが集約され集合体になっていく話は練(ね)られてはいるけれど、結局、こういうドンパチ、というかアクション映画としては何度も何度も過去を振り返る手法というのはややこしくて見ているほうも煩わしいのでは。しかし、何度もどっても難解になっていないところが、ある意味この作品らしい、ドンパチらしい性質なのかもしれない。はてさて、数々の裏切りに合い、仲間もなにもない連中がいざ力を合わせて烏合の衆とはいえ大群を相手に戦うクライマックスはそれだけでも見ものなのかもしれない。ただ、この作品を見て、グッとくるものを感じえなかったので、何かが足りない作品であろう。2020年/アメリカ/109分/PG12監督:キャッシー・ヤン脚本:クリスティーナ・ホドソン出演:マーゴット・ロビー、メアリー・エリザベス・ウィンステッド、ジャーニー・スモレット=ベル、ロージー・ペレス、クリス・メシーナ、エラ・ジェイ・バスコ、ユアン・マクレガー、アリ・ウォン原題:Birds of Prey: And the Fantabulous Emancipation of One Harley Quinn(「猛禽類:そしてひとつのハーレイ・クインの素晴らしい解放」)お薦め度「ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY」★★★(60%)
2020.12.31
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「マイ・インターン」「オーシャンズ8」と映画館で見てきて、「魔女がいっぱい」も期待して、期待を込めて見に行った。しかし、私好みではなかったようだ。そもそも映画がヒットした「チャーリーとチョコレート工場」さえ、私にはピンとこず、面白いものとは思えなかったので、同じ作家ロアルド・ダール原作のこの作品が面白いと思えないのも当然なのかもしれない。期待のアン・ハサウェイは大魔女グランド・ウィッチを演じて凄みを見せるが、子供向けのためなのか、恐怖心をあおり、おびえさせる感じはほぼない。たとえるなら大人には厳しい役職あるこどもにはやさしい親戚のおばさんみたいなものなのかもしれない。それゆえ、ネズミ対魔女の攻防もドタバタコメディのようであり、ああ、気軽にみられるように作ってあるんだなぁと思えた。ただ、内容に関してはネズミになってしまった息子を認めようとしなかった親だったり、ラストのどうしようもない末路を思うとシビアというか、やさしくない結末に暗澹たる思いを抱いた。観客のこどもたちはそこまで思いをはせるかどうかわからないけれど。2020年/アメリカ/104分/G監督:ロバート・ゼメキス原作:ロアルド・ダール脚本:ギレルモ・デル・トロ、ロバート・ゼメキス、ケニヤ・バリス出演:アン・ハサウェイ、オクタビア・スペンサー、スタンリー・トゥッチ、クリス・ロック、クリスティン・チェノウェス、ジャジル・ブルーノ、コーディ=レイ・イースティック原題:The Witches(「魔女隊」)お薦め度「魔女がいっぱい」★★★(60%)
2020.12.31
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「特捜部Q」シリーズの第三作目。キリスト教信者にまつわる事件を扱っている。これを見ていてわかるが、行き過ぎた行為は良くないということである。宗教に関してその傾向が強い。絶対主義的信仰。本来は救いであるはずの宗教が人の命を奪っている。この作品を見ると、犯行に及んだ経緯、その顛末。また、犯罪者の心理をわかりえるものとして描いている。映画作品であるから、事件化してしまうが、犯罪となってしまわないように現実世界では悲劇を回避できることを願う。行き過ぎた信仰に対する注意喚起として信者の人たちには鑑賞し、理解してもらいたいと思う。2016年/デンマーク・ドイツ・スウェーデン・ノルウェー/112分/PG12監督:ハンス・ペテル・モランド原作:ユッシ・エーズラ・オールスン脚本:ニコライ・アーセル出演:ニコライ・リー・カース、ファレス・ファレス、ポール・スベーレ・ハーゲン、ヨハン・ルイズ・シュミット、ヤーコブ・オフテブロ、ソーレン・ピルマーク原題:Flaskepost fra P(「Pからのボトルメール」)お薦め度「特捜部Q Pからのメッセージ」★★★★(80%)
2020.12.29
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真っ当な感動できる青春映画。卑屈になることなくリーダーというものはこういうものなんだと。キャプテンというのは、こういうものなんだと。人を統率すること、けん引していくことの難しさ。ダンス振り付けの盗作問題に翻弄されながらも高校生チアリーディング全国大会を目指すディペンディングチャンピオンの高校の悪戦苦闘する日々を描く。キルスティン・ダンストは好みの女優ではないが何かと見ているので、それだけ人気が高かったのだろう。このような作品に出演していたとは知らなかった。若者が大挙して出演するハイスクールドラマ、いいなぁ。感動した。この作品は続編が作られ、2と3があるようだ。ぜひ、見たいと思う。2000年/アメリカ/99分/監督:ペイトン・リード脚本:ジェシカ・ベンディンガー出演:キルスティン・ダンスト、エリザ・ドシュク、ジェシー・ブラッドフォード、ガブリエル・ユニオン原題:Bring It On(「かかってこい)お薦め度「チアーズ!」★★★★(80%)
2020.12.29
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カンヌ映画祭監督賞を受賞したとあるが大した作品ではないなと思えた。カンヌ映画祭パルムドールを受賞した映画「ロゼッタ」のジャン=ピエール・ダルデンヌとリュック・ダルデンヌの監督兄弟と知り、合点がいった。僕には合わない監督だ。何が面白いのか、何が良いのかさっぱりつかめない、わからない映画を撮る監督。それゆえ、今回もなんかわからない面はゆい作品と感じた。ベルギーを舞台にしたコーラン崇拝主義に毒されて教師を殺害しようとした少年の話である。アメッドの心はかわらなかったように思う。2019年/ベルギー・フランス/84分/G監督:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ脚本:ジャン=ピエール・ダルデンヌ、リュック・ダルデンヌ出演:イディル・ベン・アディ、オリビエ・ボノー、ミリエム・アケディウ、ビクトリア・ブルック、クレール・ボドソン、オスマン・ムーメン原題:Le jeune Ahmed(「若いアメッド」)お薦め度「その手に触れるまで」★★☆(50%)字幕翻訳:
2020.12.20
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話題と人気になった作品と認識していた。この題名、このチラシ。なんとなく海物語のとってもいい作品なのではないかと。ロードショーの時にはまだコロナ自粛明けで怖くて映画館に行けなかった。今日見た。まったく予想を裏切り、こんなにもひどい主人公がいていいのか。家族崩壊を描き、明日への希望もなく、見るべきものもない。そんな映画がなぜ評判を呼んだのか。それはスタイルであり、音楽であり、ドラマ作成法とは真逆をいく展開であるせいなのかもしれない。途中、私は見るべきではなかった。見なければよかったとさえ思った。ただ、映画館へ入れば居眠りでもしない限り、映画館を出ない限り見続けるしかない。で、エピローグが長いな、ここで終わりか?と思ってからもずいぶんと続いた。第二章ではないが、前半と後半、二つの、もとい、二人の物語が描かれていた。現代のアメリカのある生活が描かれている。そんな作品。冒頭360度回転する映像に、どのようにして撮影したのか不思議になった。自動車の窓から身を乗り出す女、足を窓から投げ出して運転する男。これだけではちゃめちゃ、規格からはみ出す若者であるということを表現していたのかもしれない。低重音が館内を満たす。黒人、もといアフリカンアメリカ人の作品なのだろうか、と。アメリカの高校生の映画を見ていて、感覚的に日本では大学生のような雰囲気に見える。車を運転し、酒を飲むからだ。アメリカだから薬もやる。酒と薬とスマートフォンが引き起こした事件、なのかもしれない。<ネタバレ>ここからはネタバレで書く。パワフルな作品だ。そして、解決策はなく肯定も否定もしない結末。奨学金有望なレスリング選手のアフリカ系アメリカ人の高校生男子が主人公。恋人の彼女は褐色ヨーロッパ系のように見えた。どちらも裕福な家庭に思える。自分の車を持ち、家族からの期待も厚い。彼の母は継母であるが医者であり、週4日勤務で金曜日は家族に捧げている。日曜日は実父、継母、実妹と4人で教会に通うキリスト教徒。幸せな日々が続いている。と、見えた。彼の左肩痛が深刻な状況で選手生命が絶たれるということが判明するまでは。高圧的ではないが強権発動する父親に翻弄される。そんなおり、彼女が妊娠する。中絶をしに行ったケアセンターで中絶反対の声をあげる女性から”ニガー”と蔑まれて、彼は怒髪天を衝いた。怒りが大爆発したのだ。そして、彼女に堕胎しなかったと告げられ、けんか別れ、置き去りにしてしまう。その後、すったもんだの末、彼女に子供を産む宣言をされ、挙句の果てにSNSをブロックされて、ブチ切れた。酒と薬をあおり、SNSの情報を手掛かりにパーティ会場にいる彼女に会いに行く。この時、家を出るときに、父親が止めようとするけれど、彼に張り倒されてしまう。彼と彼女の口論。怒りに我を見失った彼の一発は彼女を張り飛ばし、床に頭を扶持付けた彼女は瀕死の状態に。対処する術もなく彼は逃げ帰り、逃亡しようとする。そして、警官に捕まる。第二級殺人で30年の刑。<ここまで見て、見なけりゃよかった、と思った><これまでの映画の主人公は幾多の困難を乗り越えて自らの力で問題解決をし、結末では勝利したり、成功したり、となる。見ているほうも主人公と同化し一喜一憂しラストには快哉を叫ぶ、が良い映画だと><ところが、この作品では主人公は何もしない。自身のけがについても、彼女の妊娠についても、逃げ回る。挙句の果てに、過失とはいえ、女性と身ごもっていたその子供を殺してしまう。最低、最悪な状況>第二級殺人…計画性がなく、ついかっとなってやってしまった殺人。物語は終わった。エピローグがでてきたけれど、カラフルなまだら画面になったところで映画は終わる、終わったと思った。ところが、映画は続く。妹が主人公。兄の事件に翻弄された家族。継母は兄に対する愛情と後悔から夫(実父)を遠ざける。家族離散の危機?さまざまな中傷から逃れるために、妹はSNSを削除し、一人孤独で過ごす。ある日、なんか一緒に食べないかと、声をかけてきた白人高校生。レスリング選手でもある。母子家庭である彼は父親のことを話さない。しかし、思案気な彼を問いただすと父親が臨終の床についているという。会いに行くことを提案し、車を出す妹。そして…。このあとも映画は続くが、結末はご覧ください。現代のアメリカをある種、切り取った作品。一見立派に見える人たちが、立派ではないということ、スター選手が人格ともに立派ではないということ。理解のある父親、理解のある母親、理解のある家族があったとしても判断や行動が正しくなければ、事件、事故をおこすということ。何を描きたかったのかわからないが、彼らは決して不幸ではなかったし、不幸になりようもなかった。しかし、兄の無軌道な行動により、このような結果になってしまった。見て思った、いや感じたのは、兄の彼女の行動が不可解な点。長年付き合っていれば、どういう彼かわかっているはず。その彼に対して、不安だけを口にし、身ごもった子供をどうするか、どうしたいか相談しなかったこと。SNSのブロックという最悪なことをいとも簡単にやってしまうこと。自分の身を守るという行動ができなかった。【字幕について】字幕に二度出てきた”ライム”という単語が気になった。今回字幕はベテランの松浦美奈さん。WIKIPEDIAでみても翻訳の代表作品がパッションいまを生きるマレーナ戦場のピアニストブラックホーク・ダウンロスト・イン・トランスレーションインファナル・アフェア8 Mileアレックスシェフとギャルソン、リストランテの夜シンプル・プランキャスパー:誕生編ツイステッドチャーリー・ウィルソンズ・ウォーイングロリアス・バスターズブラック・スワンソーシャル・ネットワーク悪の法則アナと雪の女王あなたを抱きしめる日までマンデラ 自由への長い道J・エドガーゴーン・ガールアメリカン・スナイパーイントゥ・ザ・ウッズイミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密チャッピー完全なるチェックメイトブリッジ・オブ・スパイブラック・スキャンダルキャロルヘイトフル・エイトある天文学者の恋文ハドソン川の奇跡女神の見えざる手沈黙 -サイレンス-マグニフィセント・セブンエイリアン: コヴェナント王様のためのホログラムブレードランナー 2049ジグソウ:ソウ・レガシーザ・サークルオリエント急行殺人事件ワンダーストラックペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書君の名前で僕を呼んで運び屋世界の涯ての鼓動アナと雪の女王2とある人気実力派だ。最初に字幕で”ライム”を見たとき、柑橘系の植物のライムかな?と思った。しかし、すぐに歌詞のことだと気づき、なぜ読み違えするようなわかりずらい単語を使うのかと気になった。音楽、中でもヒップホップをしている人にはあたりまえの用語であったとしても映画ファン、まして年配の人でわかる人はほぼいないのではないだろうかと思われる単語である。で、終盤でまた”ライム”と字幕で出てくる。先ほどネット検索したところ、ライムは歌詞ではなかった。歌詞はリリックであり、ライムは韻を踏むことなのだそうだ。私の解釈も的を得てなかったのだけれど、それならば”ライム”でなく「韻を踏む」もしくは「韻」と表記できなかったのかな、それも字幕では難しかったのかも。どうしても”ライム”を字幕で使わなければならなかったのであれば、異例ではあるけれど、映画開始前に”この映画作品では、音楽用語のライムを使用します。ライム…韻を踏む”と明示しても良かったのでは、と思う。2019年/アメリカ/135分/PG12監督:トレイ・エドワード・シュルツ脚本:トレイ・エドワード・シュルツ出演:ケルビン・ハリソン・Jr.、ルーカス・ヘッジズ、テイラー・ラッセル、アレクサ・デミー、ニール・ハフ、クリフトン・コリンズ・Jr.、レネー・エリス・ゴールズベリー、スターリング・K・ブラウン、原題:Waves(「(感情などの)高まり」)お薦め度「WAVES ウェイブス」★★★(60%)字幕翻訳:松浦美奈
2020.12.20
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「タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド」の続編、第2作。こんな楽しめる作品がドイツ映画であったのか!ロンドンが舞台なのに言語が英語でなくドイツ語で話されることになれないけれど、字幕を読んでいるのでさほど違和感はない。とはいえ、ハイソサエティ(上流社会)のたしなみとしてフランス語が使われているのに…。さて、タイムマシンというか時間設定ができる機械があり、血を出すことで過去にとぶことができる。このタイムトラベラーの遺伝子を持った者が12人いて、その12人に関する謎、秘密。12人の血を集めることで何かが起こる謎、秘密。それらを解明すべく遺伝子を受け継ぐ二人は過去を行きつ戻りつする。恋愛模様を織り交ぜて展開するドラマ。楽しめた!次作にも期待する。MIHOシネマの「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」2014年/ドイツ/116分/監督:フェリックス・フックシュタイナー原作:ケルスティン・ギア脚本:カタリーナ・シェード出演:マリア・エーリック、ヤニス・ニーブナー、ベロニカ・フェレス、ウーベ・コーキッシュ、ローラ・ベルリン、フロリアン・バルトロメー原題:Saphirblau(「サファイアブルー(青玉)」)お薦め度「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」★★★★(80%)
2020.12.19
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妄想シーンが本編を台無しにすると思って見ていた。手島伯朗(妻夫木聡)の妄想。煮え切らず覇気がなく引っ込み思案な男が主人公で拉致されて行方不明の弟の行方を捜すのと同時にその妻と名乗る矢神楓(吉高由里子)と手を組み、陰謀渦巻く遺産相続に荒れる矢神家と対峙する。ずっと隔靴掻痒のような感じでドラマが進行し、真相を掴めない、近寄れない煙に巻く展開にじれったさを感じながら見ていた。たぶん、ドラマは面白くないけれど、小説である原作は面白いんだろうなぁと思って。前回まで、消化不良というか意味不明で面白くなく見ていたが、本日の最終回だけは良かった。楽しめた。伯朗の妄想も今回は見事に騙された。しかし、このエンディングはドラマだからだなぁと思えた。
2020.12.13
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ドイツで爆発的人気のヤング・アダルト向けファンタジー小説「時間旅行者の系譜」シリーズ映画の第一弾。一作目。ドイツのタイムトラベラー映画と思って見始めたので、ドイツが舞台と思っていたが、舞台はロンドン。ロンドンでの会話がドイツ語でありながら上流社会の言葉としてフランス語が使われ、隠語のようにラテン語(?)が使われるのに英語が出てこないのは不思議。ロンドンのパブリックスクール(私立高校)に通う16歳の女子高校生が主人公。先祖代々特別な遺伝子がある誕生日に生まれたものにだけ受け継がれるという。それは時間旅行、タイムトラベルできる遺伝子であった。突然、瞬時にタイムトラベルしてしまうのとは別に機械設定で血液を投入することによって思い通りの過去に移動できる。この秘技というか特性を受け継いでいるものは12人しかおらず12人の血を結集すれば何か特別なことができるという、その実現のために過去にさかのぼり血を集めようとする。そして、それを阻むものも登場する。美男子と組むことになった主人公女子高校生がはからずも恋仲になっていく様や仲良しの女友達とのやり取りも楽しめる。ティーンエイージャー向けであるが、大人も楽しめるエンタメ作品だと思える。青春ファンタジーミステリー、最高といえる作品であろう。しかし、この作品で謎は解決しない、シリーズ物であるので続編があるためだ。「タイムトラベラーの系譜 サファイア・ブルー」「タイムトラベラーの系譜 エメラルド・グリーン」と続く三部作のようだ。MIHOシネマ の 「タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド」2013年/ドイツ/121分/監督:フェリックス・フックシュタイナー、カタリーナ・シェード原作:ケルスティン・ギア脚本:カタリーナ・シェード出演:マリア・エーリック、ヤニス・ニーブナー、ベロニカ・フェレス、ウーベ・コーキッシュ、ローラ・ベルリン、フロリアン・バルトロメー原題:Rubinrot(「ルビーレッド(紅玉)」)お薦め度「タイムトラベラーの系譜 ルビー・レッド」★★★★(80%)
2020.12.13
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邦題「復讐者のメロディ」からするとなんだかなぁ、わけわからない感じだけれど。この画像にある”A Bruebird in my Heart”(我が心の青い鳥)というのも今ひとつ。それで、原題の”Tu ne tueras point”を調べてみると『汝(なんじ)殺すなかれ』と検索出来て、やっと腑に落ちた。そんな作品。出所した人間が保護観察下にあり、安いホテルに月極で寝泊まりする。近くの中華屋で修理兼皿洗いで仕事をしながら、ホテル経営者の母娘との交流。娘に麻薬売人が近づいて…。私なら”逃亡者の惜別”とでもしたかなぁ…なんて。2018年/ベルギー・フランス/90分/監督:ジェレミー・グエズ脚本:ジェレミー・グエズ出演:ベルル・バーテンス、ローラ・ル・ラン、ローラン・モラー、ルブナ・アザバル原題:Tu ne tueras point(「汝(なんじ)殺すなかれ」)お薦め度「復讐者のメロディ」★★★(60%)
2020.12.13
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この作品が公開されたときにはコロナ感染が怖くて、まだ映画館に足を運べなかった。しかし、なんとか今日、映画館で見られた。良かった。監督・主演のエミリオ・エステべスはマーティン・シーンの息子で、チャーリー・シーンの兄である。登場した時から、シーンという芸名を名乗らずエステベスという本名、スペイン系の名を使っていたのを疑問に思っていた。ハリウッド・スターとなった弟チャーリーとは違い、有名にはなったが一時期を除いて活躍していたとは思えない。2000年から監督業をしているようだが、今回、ヒット作としてスクリーンに戻ってきてくれたのが嬉しい。まわりも一時期ハリウッド・スターとして名を馳せたアレック・ボールドウィンとクリスチャン・スレーターだ。今となっては往年のスターと呼ぶにふさわしい年齢になってしまったけれど、彼らの登場も嬉しいものである。巨大寒波が押し寄せる冬、図書館前でホームレスが凍死した。毎日毎日、開館時間の間、暖房のきいた図書館で過ごし夜はシェルターに避難するも、どこも満杯であぶれるホームレスがいる。シェルターに入れることのないホームレスが図書館に居座り、その渦中に図書館員のスチュアート(エミリオ・エステべス)が巻き込まれていく。図書館占拠の報に警官や交渉人がやってきて交渉が始まる。その結末は…予想しえないクライマックス。驚き…!犯罪者でないものを犯罪者に仕立てていくアメリカ。やむにやまれず善意でしたことが罪となって多いかぶさってくる。フェイクニュースの報道。アメリカの悲惨さをユニークに取り上げた作品である。楽しめました!2018年/アメリカ/119分/G監督:エミリオ・エステベス脚本:エミリオ・エステべス出演:エミリオ・エステべス、アレック・ボールドウィン、ジェナ・マローン、テイラー・シリング、クリスチャン・スレーター、ガブリエル・ユニオン、ジェフリー・ライト、マイケル・K・ウィリアムズ、チェ・”ライムフェスト”・スミス、ジェイコブ・バルガス原題:The Public「一般客」お薦め度「パブリック 図書館の奇跡」★★★★(80%)
2020.12.06
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泣きたくなる映画。(泣かなかったけれど)カリフォルニアのイーストオークランドで幼い娘とやもめの父親と暮らしているメキシコ系アメリカ人女性ファナ。フルーツ屋台とジムの清掃係として貧苦の生活を送っている。ただ、包丁さばきはすばやく、とある寿司屋の店員募集に応募して裏方として採用される。そこで、日本人シェフの教えを盗みながら寿司にも興味をもつが、オーナーの日本伝統を重んじる姿勢に壁を感じる。その後…。いろいろな苦難も前向きの姿勢で立ち向かい、主張するところは主張する。バイタリティ溢れる女性である。日本人すし職人との食事会は彼女らしく。クライマックスは寿司チャンピオンコンテストに応募して、予選を通過、そして地区大会のネットテレビ中継。その結果は…。素敵な人たちがいっぱいだけれど、それぞれがそれぞれの考えを持ち感じ生きているのでぶつかりあうことも多々ある。そんな日常と非日常を描いて感じ入る作品であった。アメリカにおけるメキシコ系から見た日本人という視線も珍しく興味深々。2014年/アメリカ/106分/監督:アンソニー・ルセロ脚本:アンソニー・ルセロ出演:ダイアナ・エリザベス・トーレス、ユタカ・タケウチ、ロドリゴ・ドゥアルテ・クラーク、カヤ・ジェイド・アギーレ原題:East Side Sushiお薦め度「イーストサイド寿司」★★★★(80%)映画「イーストサイド・寿司」監督に聞く、自分に“No”と言わないことの大切さ
2020.12.05
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骨肉の争いのスペインだな。昔の映画なのでムーア人というのが登場するけれど、シェイクスピアの戯曲にも登場する名称で、アフリカ北西部に住むイスラム教徒でアラビア語を話す人々らしい。異教徒との戦いはこんなに古くからあったんだなと認識を新たにした。さて、今は亡きハリウッド・スターのチャールトン・ヘストンとまだ健在であるイタリアの名花ソフィア・ローレンが共演する1961年作。ムーア人の侵攻を防ぐべく活躍したカステールの若き武将ロドリーコ(C.ヘストン)が捕虜としたムーア人の王たちを釈放したことから数奇な運命が始まる。婚約者との破断、スペイン王との反目などなど。しかし、その功績から人々からエル・シド(我が主人)と呼ばれ慕われる。スペインを異教徒の進軍から救った英雄の物語だが、その言動には納得のいかない点もあり、名誉のためにいろいろな人を殺してしまうのかとも思えた。拍手喝采で賛美できる内容ではないと思えた。1961年/アメリカ/ 分/監督:アンソニー・マン脚本:フレデリック・M・フランク出演:チャールトン・ヘストン、ソフィア・ローレン、ラフ・バローネ、ジョン・フレイザー、ゲイリー・レイモンド、ハード・ハットフィールド、マッシモ・セラート原題:El Cid(「エル・シッド」)お薦め度「エル・シド」★★★(60%)
2020.12.05
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見終わって、監督がニール・ジョーダン、さすがだな、と思った。映画「クライイング・ゲーム」で衝撃を受けたことを思い出した。ファタジック・ラブストーリーとあるが、ラブ・ストーリーかもしれないけれど、不思議な展開で、サスペンス・ドラマになっていく。彼女の正体は?人魚かもと思える彼女はアザラシ伝説のアザラシとされ、人目を避けて潜むので、映画作品ゆえ、この得体のしれない人物をアザラシかもと思えてくる。彼女を追って現れる悪そうな男もアザラシ?否定せず、どちらかといえば肯定しているように思えるオンディーヌに翻弄されてしまったかも。事件、事故が起こり急展開、クライマックスは!?奇想天外な話に、さすがにニール・ジョーダンだと感服したしだい。2009年/アメリカ/111分監督:ニール・ジョーダン脚本:ニール・ジョーダン出演:コリン・ファレル、アリシア・バックレーダ、アリソン・バリー、トニー・カラン、エミール・ホスティナ、デブラ・カーワン、スティーブン・レイ原題:Ondine(「オンディーヌ」)お薦め度「オンディーヌ 海辺の恋人」★★★☆(70%)
2020.12.05
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