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ジュヌビエーブ・ビヨルドが好きだったなぁ、と懐かしみ、昔、見逃した作品だったなぁ、と懐かしみ、録画してみた。ブライアン・デ・パルマという、これもお気に入りの監督で、さぞかしいい作品に仕上げてくれただろうと思ったけれど、ちょっと雑というか、無理のある展開。些細な点で上げ足をとれば、あれもこれもとたくさん出てきそうな内容。設定に無理があるところを指摘すればきりがないかも。それでもひとつの作品を作り上げたんだから、勢いというものなのだろうか。さて、この作品、謎の女性が出てくるので、もしかしたらと感じたら、その通りだったので、ちょっと残念な感じ。ラストのラスト、恐ろしくも心情あふれるカットは、この作品を奇妙なサスペンスではなく、ある種、愛の作品として結実させているようである。ジュヌビエーブ・ビヨルドが好きだったなぁ。1976年/アメリカ/98分/監督:ブライアン・デ・パルマ 出演:ジュヌビエーブ・ビジョルド、ジョン・リスゴー、クリフ・ロバートソン、ワンダ・ブラックマン原題:Obsessionお薦め度「愛のメモリー」★★★(60%)
2015.08.17
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かったるいなぁ。見ているの辛いなぁ・・・といった印象をもった冒頭だった。ミュージカル映画にある歌で始まり、歌でつなぐという、そして、関係もない全員で合唱なんて、乗ってしまえば面白いんだろうけれど、どういうものかわからない中で乗り切れず、白けてしまった私がいた。きっと、ミュージカルが苦手な人は、こんな風に白けてつまらないと思うんだろうなぁ、なんて感じた。その苦痛の数十分をやり過ごし、見慣れた、キャサリン・ゼタ・ジョーンズやトム・クルーズが出てくるまでくると物語も動きだし、ようやく乗れてくる感じになった。前半部分がこんなんじゃ失敗作だと思われてもしょうがない。映画館だと乗れたのかな?さて、主役を演じる二人もいまいちなのかも、女性の方(ジュリアン・ハフ)は綺麗でかわいく歌も上手くいい感じなんだけれど、男性の方(ディエゴ・ボニータ)はいまいちだね。ちょっとかわいすぎるというか、優しすぎるというか、端正すぎるというか。もう少し、ワイルド感じがあったら良かったかも。途中、路線変更でアイドル・ポップスにいき、そのあり様がK-POPやジャニーズみたいなんで笑えた(笑)。クライマックスは、良かった。ここまで見て、やっとこの作品を作った意味を見いだせた。ちょっと感動したしね。2012年/アメリカ/123分/PG12 監督:アダム・シャンクマン 出演:ジュリアン・ハフ、ディエゴ・ボニータ、ラッセル・ブランド、ポール・ジアマッティ、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、マリン・アッカーマン、メアリー・J・ブライジ、ブライアン・クランストン、アレック・ボールドウィン、トム・クルーズ原題:Rock of Ages お薦め度「ロック・オブ・エイジス」★★★☆(70%)
2015.08.12
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切ない切ない、こんなに面白い恋愛コメディ映画があったなんて…。とっても楽しく見ました。2003年の作品だから少し前になるけれど、キャンディス・バーゲンという大御所が目標となる伝説のCAサリー・ウエストンとして出演していたなんて気づかなかったなぁ。ラブコメとしてとてもグッド。今はモテ男として映画に君臨するようになったマーク・ラファロの比較的若いころの作品で、彼の存在感もいいねぇ。G.パルトロゥの人気だけではヒットは難しかったのかも。男女の交流も見ていて微笑ましくて、クライマックスに(さもありなんと思うけれど)期待にたがう抱擁は夢をかなえたからありえると思う。(ちょっとネタバレですみません)でも、いいな、いい作品です。2003年/アメリカ/87分/監督:ブルーノ・バレット 出演:グウィネス・パルトロウ、クリスティーナ・アップルゲイト、マーク・ラファロ、キャンディス・バーゲン、ジョシュア・マリーナ、ケリー・プレストン、ロブ・ロウ、マイク・マイヤーズ原題:View from the Topお薦め度「ハッピー・フライト」★★★★(80%)
2015.08.09
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昨年のコナンの劇場公開作をようやく見る。テレビドラマと連動しているところがあるんだろうけれど、テレビドラマよりも映画の方が先行してFBI赤井の謎など解き明かしているのだ。アニメのコナンファンなら劇場公開作を見なきゃという気にさせられる。とはいえ、劇場公開作だけに、綿密に練られた内容になっている。その一方ゴージャスさ、大作である醍醐味を出そうとするあまり、あまりに奇想天外なしかけだったり、戦闘が繰り広げられるのはいかがなものか。もう少し、妥当性のある対決シーンであっても良いのではと思った。とはいえ、存分に楽しませてもらった。さすが、コナンである。名探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)2014年/日本/110分/G監督:静野孔文 出演:高山みなみ、山崎和佳奈、小山力也、茶風林、緒方賢一、岩居由希子、高木渉、大谷育江、林原めぐみ、池田秀一、日高のり子、置鮎龍太郎、山口勝平、福士蒼汰、パトリック・ハーラン、赤星憲広 お薦め度「探偵コナン 異次元の狙撃手(スナイパー)」★★★★(80%)
2015.07.26
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ん~、美女が出てくるわけでもないし、サスペンスやスリリングに富んでいるわけでもない。疑心暗鬼に陥る、不信感の心理戦みたいなところが出てくるけれど、いまひとつ説得力に欠ける作品だった。体調万全で見なかったのが原因かもしれないけれど…。2013年/アメリカ/89分/G 監督:カスパー・バーフォード 出演:ジョン・キューザック、マリン・アッカーマン、リーアム・カニンガム、リチャード・ブレイク、ブライアン・ディック、ルーシー・グリフィス、ジョーイ・アンサー、ハンナ・マリー、フィンバー・リンチ 原題:The Numbers Station お薦め度「殺しのナンバー」★★★☆(70%)
2015.07.25
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フランス映画。フランソワ・オゾン監督作品。カトリーヌ・ドヌーヴとジェラール・ドパルデューが出ているので、結構良さそうな気がしたが、それほどでも…。傑作「終電車」で共演した二人が、30年後の作品で、共演したのに…ドパルデューが太りすぎだね。したたかなフランス女性。ブルジョワ女性が描かれていて、対比として出てくる夫の愛人である秘書との関係が面白い。家族の思いがバラバラなのもフランス的なのか。雨傘会社の立て直しの後、政界へ転出しようとする彼女の意図が測り兼ねる。そのままラストへ…?ちょっと疑問を感じてしまった作品である。2010年/フランス/103分/G 監督:フランソワ・オゾン 出演:カトリーヌ・ドヌーブ、ジェラール・ドパルデュー、ファブリス・ルキーニ、カリン・ビアール、ジュディット・ゴドレーシュ、ジェレミー・レニエ原題:Poticheお薦め度「しあわせの雨傘」★★★(60%)
2015.07.25
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見ごたえ十分のドンパチシーンに言うことなし。しかし、それに比べると殺し方に疑問が…。特にクライマックス、ラストの殺し方はありえないんじゃないだろうか。ある意味残虐ではあるけれど、はたして可能なのか。あらゆることが常軌を逸している。それだけにアンビリーバブルな超絶見ごたえのあるシーンが展開するのだけれど。男との関係も納得いかないし、ね。美少女が大きくなってスレンダーではあるけれど、ファニーフェイスになっていたから、人気イマイチだったのかも。美少女がそのまま大人になったような美女だったら、また印象かわったんだろうにね。楽しめるいい作品であるけれど、尻すぼみ感は否めない。2011年/アメリカ・フランス/108分/PG12 監督:オリビエ・メガトン 出演:ゾーイ・サルダナ、ジョルディ・モリャ、レニー・ジェームズ、アマンドラ・ステンバーグ、マイケル・バルタン、クリフ・カーティス、ベト・ベニテス、ジェス・ボレッゴ、シンシア・アダイ=ロビンソン、アンヘル・ガルシア、オフェリア・メディーナ、カラム・ブルー、サム・ダグラス、グレアム・マクタビッシュ原題:Colombiana お薦め度「コロンビアーナ」★★★☆(70%)
2015.07.20
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これって劇場未公開作だったんだ。密売取引のスリリングな展開に、バイク便のオッチャンが絡むという意外な展開、そこに彼女の妹の結婚式もあって、というドタバタ要素を盛りだくさんにしたアクション(?)もの。楽しめたなぁ。予想外の結末に、やられたって感じ。2012年/フランス/99分/G監督:エルヴェ・ルノー出演:ミカエル・ユーン、ジェラルディン・ナカシュ、ジミー・ジャン=ルイ、カタリーナ・ドゥニ、ディディエ・フラマン、ナタリア・ドンシェーヴァ、フレデリック・チョー、ファッシャ・ブヤメッド、ロード・コシッティ、クレール・モーリエ 原題:COURSIERお薦め度「パリ・エキスプレス」★★★★(80%)
2015.07.19
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映画から遠ざかっていると、どんな作品が公開されているかも、全く知らない。このクライムサスペンスアクション映画はアイスランド映画のハリウッド・リメイクとのこと。ハリウッドは昔から外国作品のリメイクが盛んだが、一定水準の作品を求めようとすればいたし方のないことかもしれない。さて、この作品、マーク・ウォールバーグとケイト・ベッキンセールの主演ということで外れないんじゃないかと思い選んだ。見てみた。語りつくされた麻薬密売に絡むドンパチものだけれど、堅気になった男の家族が絡む内容に新味があるのかもしれない。各人の緊密な関係にドキドキ、ドギマギしてしまう展開。驚きの展開にびっくりする、そこが隠し味となってこの作品のサスペンス度を上げている。なかなか楽しめる作品だと思う。また、ケイト・ベッキンセールの美しさも再認識した。2012年/アメリカ/109分/PG12監督:バルタザール・コルマウクル 出演:マーク・ウォールバーグ、ケイト・ベッキンセール、ベン・フォスター、ジョバンニ・リビシ、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、ルーカス・ハース、ディエゴ・ルナ、J・K・シモンズ原題:Contrabandお薦め度「ハード・ラッシュ」★★★★(80%)
2015.07.18
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題名だけは知っていた「無法松の一生」がこのような内容だったとは。原作は小説だったんだね。松五郎の後半生を吉岡の遺族との交流で描く、本作は最後まで見て、初めて感動できる秀作となっている。三船敏郎のアクの強さが松五郎に匹敵し、後家となった高峰秀子の美しさはポスター同様言うことなし。いい作品だ。ウィキペディアによると。『無法松の一生』(むほうまつのいっしょう)は、岩下俊作の小説。福岡県小倉(現在の北九州市)を舞台に、荒くれ者の人力車夫・富島松五郎(通称無法松)と、よき友人となった矢先に急病死した陸軍大尉・吉岡の遺族(未亡人・良子と幼い息子・敏雄)との交流を描く。1938年(昭和13年)に『富島松五郎伝』の題名で脱稿し、『改造』の懸賞小説に応募して佳作入選した。翌1939年(昭和14年)に『九州文学』10月号に掲載、中央文壇の目にとまり、1940年(昭和15年)に『オール讀物』6月号に掲載され、第10、11回直木賞候補作となった(本賞受賞できず)。1943年(昭和18年)に大映が『無法松の一生』の題名で映画化して以降、映画・テレビ・舞台で度々取り上げられ、後に作者本人が『無法松の一生』と改題した。今作の『無法松の一生』(むほうまつのいっしょう、英題:Rickshaw Man)は、1958年(昭和33年)4月22日公開の日本映画である。東宝製作・配給。監督は稲垣浩、脚本は稲垣・伊丹万作、主演は三船敏郎。アグファ・カラー、東宝スコープ、104分。稲垣監督が1943年(昭和18年)に製作した『無法松の一生』を、自らリメイクした作品。前作では検閲によりカットされたシーンがあり、本作でその無念を晴らした。作品は第19回ヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞を受賞した。第32回キネマ旬報ベスト・テン第7位。稲垣の著書『日本映画の若き日々』では、「私としてはリバイバルした『無法松』がヴェネツィアで大賞を受賞できて、思い出が残った」、「『無法松』を戦後に作ったのは、戦前のものが二度、三度と検閲禍に遭ったため、伊丹のシナリオの原型を残そうと思っただけであるが、それが大賞となったことで、やはり作ってよかったと思った」と述べている。1958年/日本/104分/監督:稲垣浩 出演:三船敏郎、芥川比呂志、高峰秀子、笠原健司、松本薫、笠智衆、飯田蝶子、田中春男 お薦め度「無法松の一生」★★★★(85%)
2015.07.05
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ラブ・コメと思ったら、“死ぬ”なんて哀しい映画。イケイケキャリアガールの主人公が、体調不良から検査を受けたら、末期のがん。その告知を受けて、彼女がどう生きるか、どう変わるか。どう死期をむかえるか。作り物というか、若い女性が、死を考え、死を迎える。神(?)が出てきたり、コメディタッチに描いている分、おかしな感じになってしまっている。これを書いていると思い出した。以前「エンディングノート」というドキュメンタリーを見ているので、こんなお気楽作品じゃ、ぐっとこないんだよね。ところで、ゴールディ・ホーンの娘にしちゃ美人でもかわいくもないんだけれど、娘の時には少し可愛げだったけれど、その可愛さもなくなったね。なんか残念。2011年/アメリカ/107分/G 監督:ニコール・カッセル 出演:ケイト・ハドソン、ガエル・ガルシア・ベルナル、ローズマリー・デウィット、ルーシー・パンチ、ロマニー・マルコ、トリート・ウィリアムズ、ウーピー・ゴールドバーグ、キャシー・ベイツ原題:A Little Bit of Heavenお薦め度「わたしだけのハッピーエンディング」★★★(60%)
2015.06.27
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ラブ・コメということで見てみたが、ラブ・コメというよりは、キャリア・ウーマン物語じゃなかろうか。まぁ、今の時代、女性は良く働き、男以上に活躍する人も出てきた。そんな中で仕事も家庭もと、両立するのは生半可なことじゃできない。前半はママ友やベビーシッターや同僚など、周りの人間のインタビュー・コメントが多くて、その分字幕も多く、頭痛いというか映画に没頭できない感じだったが、ピアース・ブロスナンという伊達男が出てきたあたりから、調子が出てきて、楽しめる作品となって結実したと思う。家族愛、夫婦愛をマジすぎずサクッと描いて、いいかも。2011年/アメリカ/90分/G 監督:ダグラス・マクグラス 出演:サラ・ジェシカ・パーカー、ピアース・ブロスナン、グレッグ・キニア、クリスティーナ・ヘンドリックス、ケルシー・グラマー、セス・マイヤーズ、オリビア・マン原題:I Don't Know How She Does It お薦め度「ケイト・レディが完璧な理由」★★★☆(70%)
2015.06.26
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くるね、すごいねこの作品。失踪した妻。誘拐か?捜索活動は続く・・・。エミリー・ラタコウスキーの容姿にやられちゃったなぁ。作品いついては多くを語れない。その展開が見ている者のスリルとサスペンスを掻き立てるから。恐ろしい展開と恐ろしい結末とだけ言っておこう。見ごたえ十分。2014年/アメリカ/148分/R15+ 監督:デビッド・フィンチャー 出演:ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キム・ディケンズ、パトリック・フュジット、キャリー・クーン、デビッド・クレノン、リサ・ベインズ、ミッシー・パイル、エミリー・ラタコウスキー、ケイシー・ウィルソン原題:Gone Girlお薦め度「ゴーン・ガール」★★★★(80%)
2015.06.21
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今風のインターネットの出会い系サイトで知り合って、という導入部分が軽薄っぽくいけ好かない感じがするが、全体としてはグッド。映画「ドクトル・ジバゴ」フリークでお宅というか変質狂的なところが、手作りボートなどに見受けられるが、まっとうな感じのおっさんで良い気がした。対比する身近なイケメン親父が、比較対象として面白い。夫に捨てられたバツイチ女性が見知らぬ男性と出会うには、なかなか大変なんだね。ストッカード・チャニングが出ていることが嬉しく、彼女が関係する少年とのやり取りも今風でありえる出来事だけに楽しめた。クライマックスは、映画的で、これまた楽しめたなぁ。2005年/アメリカ/98分/監督:ゲイリー・デビッド・ゴールドバーグ出演:ダイアン・レイン、ジョン・キューザック、ダーモット・マローニー、エリザベス・パーキンス、クリストファー・プラマー、アリ・ヒリス、グレン・ハワートン、ジュリー・ゴンザロ、ブラッド・ウィリアム・ヘンケ原題:Must Love Dogsお薦め度「理想の恋人.com」★★★★(80%)
2015.06.17
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ヘレン・ハントが脱いでいたなんて、しかもこの内容、ビックリした!これはノンフィクション、実際にあった話のようだから、彼女もきっぷのいい脱ぎ肌を見せたんだろうけれど…。障碍者の性というテーマで、牧師も出てくるので、宗教的なこともやんわりと描いている。女性の愛はふところ深いという気がした。内容はショッキングだね。2012年/アメリカ/95分/R18+監督:ベン・リューイン 出演:ジョン・ホークス、ヘレン・ハント、ウィリアム・H・メイシー、ムーン・ブラッドグッド、アニカ・マークス、リー・パールマン、アダム・アーキン原題:The Sessionsお薦め度「セッションズ」★★★★(80%)
2015.06.13
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「恋人までの距離(ディスタンス)」と「ビフォア・サンセット」に続く、3作目、最終章になるのかな。細かいことは忘れてしまったけれど、この二人が出会って、恋人になる、ならないみたいなやり取りを一作目「恋人までの距離(ビフォア・サンライズ)」で、再会してうんぬんかんぬんを二作目「ビフォア・サンセット」で、そして、この三作目で中年、いや初老(40歳を超えた)の関係を、長回しで長いセリフの二人芝居で、大人の関係を、喜怒楽で表し(哀はなかったかな)、とてもよく練られた、セリフに感情が乗った作品であった。ラストはあっさりと突然に淡々とした中で終わっていくけれど、この二人は続いていくんだな~という思いがした結末だった。長い年月をかけた作品を長い年月を経て、見ることが出来たのは、とにもかくにも私も生きてきたということなんだな、と。ここに、人生あり。これだけみるときついかもしれないので、一作目から同じく人生をたどれば、また感慨もひとしおだと思う。2013年/アメリカ/108分/PG12監督:リチャード・リンクレイター 出演:イーサン・ホーク、ジュリー・デルピー、シーマス・デイビー=フィッツパトリック、ジェニファー・プライアー、シャーロット・プライアー、ゼニア・カロゲロプーロ、ウォルター・ラサリー、アリアンヌ・ラベッド、ヤニス・パパドプーロス、アティーナ・レイチェル・トサンガリ、パノス・コロニス原題:Before Midnightお薦め度「ビフォア・ミドナイト」★★★★(80%)
2015.06.07
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楽しめる映画だった。先の展開が読めず、どのようになってしまうのか、ドキドキを体験できるサスペンス映画だ。通訳士としてのキッドマンが標的なのかなんなのか、若干、人が殺されすぎな気もしないでもない。しかし、その正体がわからない敵に対しての恐怖感が見ている者を注視させる。SS(シークレットサービス)のショーン・ペンもいい。国連の中で起こる事件というだけに、現実味は薄いが、また国連内部でというところも興味深かった。手ごたえ、見どころのある作品。クライマックスは予想できない展開で、秀逸である。2005年/アメリカ/118分監督:シドニー・ポラック 出演: ニコール・キッドマン、ショーン・ペン、キャサリン・キーナー、イェスパー・クリステンセン、イヴァン・アタル、アール・キャメロン、ジョージ・ハリス、マイケル・ライト、クライド草津、クリストファー・エヴァン・ウェルチ、ユスフ・ゲートウッド、デヴィッド・フォンティーノ、カーティス・クック、ジョン・ノックス、エリック・キーンリーサイド 原題:The Interpreterお薦め度「インタープリター」★★★★(80%)
2015.06.07
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スライとシュワちゃんのW主演映画。このところ還暦を超えた爺さん俳優たちの作品を立て続けに見ていると、在りし日のハリウッド映画超大作華やかな時を思い出す。CG全盛の時代となって、超大作が何なのかわかりにくくなってきているけれど、大御所とは言えない演技の二人が大スターとして君臨している作品を見るのは嬉しいことだ。内容も良く、監獄から脱出する起承転結がうまく描かれている。特に冒頭のシーンが良い。予備学習なく見ていると何が起こったのか、何がどうなっているのかとクエスチョンがいっぱい浮かび、その種明かしが腑に落ちた時に本筋の話が始まる。絶体絶命の監獄からどのようにして脱出するのか知力にも富んで、楽しめる作品である。また、CIA役の女優がすこぶる好い。ケイトリオーナ・バルフ(Caitriona Balfe)という女優兼モデルだ。2013年/アメリカ/116分/G監督:ミカエル・ハフストローム 出演:シルヴェスター・スタローン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ジム・カヴィーゼル、カーティス・“50 Cent”・ジャクソン、ヴィニー・ジョーンズ、ヴィンセント・ドノフリオ、エイミー・ライアン、ファラン・タヒール、サム・ニール、マット・ジェラルド、ケイトリオーナ・バルフ 原題:Escape Planお薦め度「大脱出」★★★★(80%)
2015.06.03
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うっかりミスだな。2作目を見ないで、3作目を見てしまった。そのへんの整理ができていない(笑)訳の分からないまま、3作目…ドンパチドンパチ、ガチャガチャと若返りを図った“消耗品”軍団だけれど、それにしてもじいさん大スターたちが数多く終結したね。シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、アントニオ・バンデラス、ジェット・リー、ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン、メル・ギブソン、アーノルド・シュワルツェネッガー、ハリソン・フォードと主役級が9人も。ギャラは格安でお願いしたのかな?メル・ギブソンがスタローンの敵役というのも、おもしろい。1対1のファイトは見ものだが、その結末がこれでいいのかどうか。低年齢層にも見てもらおうと、暴力を排除した(?)劇場公開版にしたみたいだが、見事失敗。興業的には振るわなかったが、シリーズ4作目は作られそうである。2014年/アメリカ/126分/G監督:パトリック・ヒューズ 出演:シルベスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、アントニオ・バンデラス、ジェット・リー、ウェズリー・スナイプス、ドルフ・ラングレン、ケルシー・グラマー、テリー・クルーズ、ランディ・クートゥア、ケラン・ラッツ、ロンダ・ラウジー、グレン・パウエル、ビクター・オルティス、ロバート・ダビ、メル・ギブソン、ハリソン・フォード、アーノルド・シュワルツェネッガー原題:The Expendables 3お薦め度「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」★★★★(80%)
2015.05.30
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この作品を見て、訳の分からない作品だな、と思い、落胆した。しかし、本日、この作品について書こうとして、ネット検索してみると、愕然とした。私の理解が、まるで違っていたからだ。「贋作」に騙された、まさにそれだ。ありえない設定と、ありえない状況。真実と思い込んでいたことが、結婚15年目の出来事というだけで、全く騙されてしまった。読解力というか、鑑賞力のなさに愕然とした。しかし、これほど、誤解を与える作品について、解説を読んで理解するということがあり得ていいのだろうか。作者の(監督の)意図する内容を観客にわからせないということは演出として失敗ではないだろうか。あまりのショックに駄作とさせていただこう。しかし、英語とフランス語とイタリア語がちゃんぽんの映画って、そうそうないね。2010年/フランス・イタリア/106分/監督:アッバス・キアロスタミ出演:ジュリエット・ビノシュ、ウィリアム・シメル原題:Copie Conforme お薦め度「トスカーナの贋作」★★★(65%)
2015.05.26
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講評は後日2009年/ドイツ/119分/日本未公開監督:マーレン・アーデ 出演:ビルギット・ミニヒマイアー、ラース・アイディンガー、ニコル・マリシュカ原題:Alle Anderenお薦め度「恋愛社会学のススメ」★★★(60%)
2015.05.24
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講評は後日2009年/イギリス・フランス・ドイツ/90分/R15+監督:スティーブン・フリアーズ 出演:ミシェル・ファイファー、ルパート・フレンド、キャシー・ベイツ、フェリシティ・ジョーンズ、イーベン・ヤイレ、フランセス・トメリー、アニタ・パレンバーグ、ハリエット・ウォルター、ベット・ボーン、ゲイ・ブラウン、トム・バーク、ニコラ・マックリーフ、トビー・ケベル原題:Cheriお薦め度「わたしの可愛い人シェリ」★★★(60%)
2015.05.24
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講評は後日2004年/フランス/111分/監督:アニエス・ジャウィ 出演:マリルー・ベリ、アニエス・ジャウィ、ジャン=ピエール・バクリ、ロラン・グレビル、ヴァージニー・デサルナ、カイン・ボーヒーザ、グレゴア・オスターマン、ミシェール・モレッティ、セルジュ・リアブキン原題:Comme une imageお薦め度「みんな誰かの愛しい人」★★★(60%)
2015.05.22
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ぶっとびだね!!わが愛するG.H.がこんな作品に出ていたなんて。スーザン・サランドンも「テルマ&ルイーズ」を彷彿とさせイカしてたな。無一文になった場末のウエイトレスが旧友を訪ねて遠路ドライブ・・・で始まるこのドタバタコメディ。実際G.ホーンは豊胸手術をしたんだろうか?昔の彼女はこれほど胸がなかったと思うが。個人的には非常に楽しめた作品でした。2002年/アメリカ/100分/監督:ボブ・ドルマン出演:ゴールディ・ホーン、スーザン・サランドン、ジェフリー・ラッシュ、エリカ・クリステンセン、エヴァ・アムリ、ロビン・トーマス、マシュー・キャリー 原題:THE BANGER SISTERSお薦め度「バンガーシスターズ」★★★★(80%)
2015.05.21
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鈴木保奈美の引退作品をやっと見た。気にはなっていたが、ヒットしたうわさも聞かず、彼女が脱いだという割には、必見なんという声もきかなかった。さて、この作品を見て思ったのは、あまりに冗長で焦点をしぼれば、122分でなくて105分くらいの作品になるんじゃないかと。テンポも出て良くなるんじゃないかな。監督が脚本と編集もしているので、表現したいことを詰め込みすぎ、またカットできなかったんじゃないかなと推察する。その意味では駄作だ。しかし、監督と趣味が合い、こののろいテンポを心地よいと感じる観客がいたかもしれない。さて、この作品、終わってから考えてみると、映画「スタンド・バイ・ミー」に似た成り立ちをしている。主人公(作家)が過去を思い出すところから始まるのである。この作品はいきなりテレビレポーターとなっている彼(主人公)が映し出されるが、その姿が現在であり、そこから過去に戻って、京都で過ごした盲目の女性とのいきさつが語られることになる。表題である「いちげんさん」について説明もあるが、言葉だけの説明では、表題につけられた意味が分からない。(私は、ネットで原作の意図を読んで理解した)この説明しているけれど、説明不足。いわゆる映像で見せなければいけないものを言葉で語ろうとして、それが不十分であるため、観客(私)はなかなか咀嚼(理解)できない。彼(主人公)の話す日本語が、微妙にカタコトなので、違和感があった。日本人かと聞き間違えるくらいの流暢な話しが出来るくらいの方が良かったんじゃないだろうか。見た目で十分外人(フランス人)なのだから。さて、相手役の鈴木保奈美が良い。素晴らしく良い。盲目の女性が彼女自身ではないかと思えるくらいの自然な演技だ。焦点の定まらない両眼も良い。と思って見ていたが、思えば、彼女の普段の演技の時でも焦点が定まらなく思える時があった。そのことを思い出して、もともと兼ね備えたものだったんだなと思えた。とはいえ、色気を感じさせない濡れ場は裸体の美しさが際立った。鈴木保奈美の裸体が美しく、それだけで見る価値はあると思う。2000年/日本/122分/監督:森本功 出演:エドワード・アタートン、鈴木保奈美、中田喜子、渡辺哲、藤田宗久、蟹江敬三、塩屋俊 お薦め度「いちげんさん」★★★☆(70%)
2015.05.19
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サードとして助監督になった若者が、マリリンの付き人のように彼女に付き添い、公私に渡って共に過ごした記録のような作品。恋というには、薬に依存していた彼女に、ぞっこんになってしまった若者が尽くす日々といったところか。原作者本人が体験したことを映像化したもの。イギリスの著名映画人が出演して盛り上げているが、劇的で見るべきものは少ないと感じた。主人公はマリリンではなく、サードになった若者。2011年/イギリス・アメリカ/100分/G監督:サイモン・カーティス 出演:ミシェル・ウィリアムズ、ケネス・ブラナー、エディ・レッドメイン、ドミニク・クーパー、ジュリア・オーモンド、ゾー・ワナメイカー、エマ・ワトソン、ジュディ・デンチ原題:My Week with Marilyn お薦め度「マリリン7日間の恋」★★★☆(70%)
2015.05.17
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初デートで寝るという、ぶっ飛んだ女子の登場でぶっ飛びキレまくった展開、内容にまごつき、拒絶感いっぱいになってしまう。それでも、フランス映画だからと、見続けると、その根柢にある謎がわかってくる。謎がわかってくると現代フランスが内包する移民問題、原発問題等々、政治がらみで、意味深だらけ。人の名前が持つ、その重要性が、この作品の真髄だろう。奔放な彼女にふるまわされる中年ユダヤ人。はたして、その結末は、見てのお楽しみ。この作品を見続けるには、拒絶感をいだきつつも、我慢するしかない(笑)。見続ければ、この作品の素晴らしさが見えてくる。2013年/フランス/95分/劇場未公開監督:ミシェル・ルクレール出演:ジャック・ガンブラン、サラ・フォレスティエ、ジヌディヌ・スアレム、カロル・フランク、ジャック・ブーデ、ミシェール・モレッティ、リオネル・ジョスパン原題:LE NOM DES GENSお薦め度「戦争より愛のカンケイ」★★★★(80%)
2015.05.16
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この作品はなんといえばいいんだろう。フランスにおける原発問題に何かしらの抗議・提案があるものなのかと思い、見始めたけれど、そこはあくまで現代フランスの就職状況を説明する一端でしかなく、その中で、生きる人々の身もだえする感情を苦しげに描き出しただけ。そのように見えた。突然の終わりにも、その意図がわからず、この作品を映画化する意味はあったのかと思わずにはいられない。お薦めはしないかな。2013年/フランス・オーストリア/94分/劇場未公開監督:レベッカ・ズロトヴスキ 出演: タハール・ラヒム、レア・セドゥ、ドゥニ・メノーシェ、オリヴィエ・グルメ、ジョアン・リベロー、ノーツァ・クーアドラ 原題:GRAND CENTRALお薦め度「グランドセントラル」★★★(60%)
2015.05.14
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素晴らしい映像、とてもアニメと思えない。特に波が実写のようにきれいだ。この作品は、『スコットランドを舞台に、王女メリダが、精霊に守られた神秘の森の奥で待ち受ける運命と対峙する姿を描くファンタジー。王家の伝統に嫌気がさしていたメリダは、ある日、不思議な鬼火に導かれて森の奥深くに住む魔女に出会う。メリダは魔女に「魔法で自分の運命を変えてほしい」と頼む。魔女はメリダの願いを聞き入れ呪文を唱えるが、それと引き換えに平和だった王国に恐ろしい呪いがかけられてしまう。』といった内容で、王女と専制的な女王との軋轢が生む相克(対立・矛盾する二つのものが互いに 相手に勝とうと争うこと。)の物語。終ってしまえば、さもありなんと思えるが、内容的には見るべきものがなく、なんのために映像化・映画化したのかわからない。内容が希薄と思えた。2010年/アメリカ/94分/G監督:マーク・アンドリュース、ブレンダ・チャップマン 出演:ケリー・マクドナルド、ビリー・コノリー、エマ・トンプソン、ジュリー・ウォルターズ、ロビー・コルトレーン、ケビン・マクキッド、クレイグ・ファーガソン大島優子(日本語吹き替え)、山路和弘(日本語吹き替え)、塩田朋子(日本語吹き替え)、木村有里(日本語吹き替え)、内田直哉(日本語吹き替え)、天田益男(日本語吹き替え)、郷田ほづみ(日本語吹き替え)原題:Braveお薦め度「メリダとおそろしの森」★★★☆(70%)
2015.05.05
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教育パパがショックを受ける内容かも。一人娘をオックスフォードへやろうと必死の庶民親父が直面する、ビックリな展開。主人公は女子高に通う16歳の成績優秀な女子。チェロを弾き、音楽団で一緒の男子校(だと思う)のボーイフレンドもいるが、彼は素朴でイマイチさえない感じ。とはいえ、ガリ勉は皆そうではないだろうか。そんな彼女の前に現れた大人の男。教養だけでなく、イケてて、芸術にも精通し、お金もある。そんな男に紳士的に誘われたら、断れないよね。女の子の両親にも巧みに取り入り、あれよあれよという間に…。女の子の行動は学内でも評判を呼び、校長に呼び出される始末。それからの展開は…。十代の若者がはまってしまう人生の落とし穴。リン・バーバーの自叙伝を映画化した作品とのことなので、脚色はされているだろうけれど、事実なのだろうな。人生の勝ち組をめざし、レールを外れるか、レールを外れないか。違う方向へ行くことが良いのか。誰にもわからない未来は、正解って、ないのかもしれない。結果によって、主人公の行動が良かったか、悪かったかに分かれるだろうけれど、不幸な出来事が不幸だけで終わらなかったのが、この作品の救いなのかもしれない。余談だが、主人公演じたキャリー・マリガンはHKT48の村重杏奈(むらしげ あんな)によく似ている。2009年/イギリス/100分/PG12 監督:ロネ・シェルフィグ 出演:キャリー・マリガン、ピーター・サースガード、アルフレッド・モリーナ、ロザムンド・パイク、オリビア・ウィリアムズ原題:An Educationお薦め度「17歳の肖像」★★★★(80%)
2015.05.04
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今のイタリアの庶民の生活とはこのようなものなのかもしれない。違法滞在労働者の問題は先進国ではどの国でもかかえる問題である。男の子二人と三人目を妊娠している妻を持つ工事現場監督者の男が主人公。外国人労働者を違法である者がいると知っていて使っている。そこで、ある事件が起き、男は下請け業者への転身を試みる。妊娠している妻は産気づいて・・・!!その男の近所、家族、仕事現場での人との絡み合い。工事現場も遅れに遅れ・・・。日々の大変さを仕事現場、家庭と両方で描いていく。今のイタリアってこんなのかな、なんて思いながら見た。2010年/イタリア/98分/監督:ダニエレ・ルケッティ 出演:エリオ・ジェルマーノ、ラウル・ボヴァ、ルカ・ジンガレッティ 原題:LA NOSTRA VITAお薦め度「我らの生活」★★★★(80%)
2015.05.04
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“バケット・リスト”って『死ぬまでにやりたいリスト』の意味らしい。この作品は、癌に体を蝕まれ、病院で同部屋となった余命いくばくもない老人二人が、座して死を待つより、やりたいことをやってから死のうよと、世界中の旅を敢行する話である。片や大金持ちで成功者だけれども家族に恵まれなかった結婚歴4回のじいさんと、片や庶民で妻子を大切にし、孫までいる愛妻家のじいさん。ともに余命は数か月から1年。世界旅行と家族との関係をさりげなく、しかししっかりと描いている。人生末期を描きながら、涙のないからっとした感じのこの作品、ある意味いいのかもしれない。2007年/アメリカ/97分/G監督:ロブ・ライナー 出演:ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン、ショーン・ヘイズ、ロブ・モロー、ビバリー・トッド原題:The Bucket Listお薦め度「最高の人生の見つけ方」★★★★(80%)
2015.05.04
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この作品、映画館では日本未公開だったんだね。こういう作品が日本でうけるかどうかというとうけない、としか言いようがない、とも思えるので公開されなかったのかな。そういう意味では納得。さて、2003年の作品というと、30代後半になったソフィー・マルソーが熟女として脂ものりきった時期だから、円熟した肢体を見せてくれるかなと思ったけれど、裸体はほぼなく、夫との軋轢から、ふと出会ったシナリオライターと深い関係になることで始まる三角関係。とはいえ、間男はたいしたことなく、それに気づいた夫と彼が友人関係になっていく展開となる。はたして、その結末は…納得のいくものとは思えなかったなぁ。2010年/フランス/102分/監督:ディアーヌ・キュリス 出演:ソフィー・マルソー、ヴァンサン・ペレーズ、シャルル・ベルリング、パスカル・ロベール、コレット・メール 原題:JE RESTE!お薦め度「ソフィー・マルソーの愛人」★★★☆(70%)
2015.05.04
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約3時間(2時間49分)の上映時間に驚き、ためらいを感じてしまった。そんなに長く映画を見るなんて…インド映画以外に考えられない(笑)。そして、見てみると続きというか、まだこれからという感じで終わっている。一応の結末をみているのだけれどね。仮眠状態の人類が年を得ても老いないというのは、理論的にはあっても、本当、そうあり得るのだろうか。この作品の内容については理解しきれない点がいくつかあり、近未来の世界で、なくなったはずのNASAで研究開発の中心となった博士の言動について、また、5次元という世界と3次元との関係性について、時空を超えることなどなど、難解と言えるものではないのにわからなかった。監督の考える世界は私には想定外ということなのだろうか。マイケル・ケイン、ジョン・リスゴー、マット・デイモンと主役以外にそうそうたるメンバーが出演していることに驚いた。2014年/アメリカ/169分/G監督:クリストファー・ノーラン 出演:マシュー・マコノヒー、アン・ハサウェイ、ジェシカ・チャステイン、ビル・アーウィン、エレン・バースティン、マイケル・ケイン、ジョン・リスゴー、マッケンジー・フォイ、ティモシー・シャラメット、ケイシー・アフレック、ウェス・ベントリー、デビッド・ギヤスィ、ジョシュ・スチュワート、トファー・グレイス、ウィリアム・ディベイン、デビッド・オイェロウォ、コレット・ウォルフ、マット・デイモン原題:Interstellar お薦め度「インターステラー」★★★★(80%)
2015.05.03
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ラブ・ストーリーだと思って見てみた。たしかにラブ・ストーリーではある。台湾の状況が良くわからないから、というのはあるけれど、仮にも新人賞を取った歌手が失踪したなら大ニュースになるだろうし、もっと大騒ぎになっていいと思うんだけれど、どうもそうじゃないみたい。それだから、この物語が成立するんだろうけど…。いいねぇ、メイ役のトン・ヤオが美人で、かわいい美人で、それだけでテンションあがる!!キャスティング間違いなし(笑)田舎町らしく、純情素朴な淡い恋が描かれる。台湾には雪は降らないんだ・・・。台北に雪は舞う?・・・主人公モウの思いは、母への恋慕、メイへの想い。いい感じだったんだけど、ラストがわけわかんない。このラストのせいでお薦めはできないかな。2010年/中国・日本・香港・台湾/106分/G監督:フォ・ジェンチイ 出演:チェン・ボーリン、トン・ヤオ、トニー・ヤン、モー・ズーイー、ジャネル・ツァイ、テレサ・チー 原題:台北飄雪お薦め度「台北に舞う雪」★★★☆(70%)
2015.04.29
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すごい含蓄のある作品である。子供が登場してくるのに、その話す内容においては「キッズ・オールライト」を見たときにも感じた、度肝を抜くようなセリフがあちこちに満載。ビックリしたとしか言いようがない。主人公エミリアの葛藤と慟哭があり、その原因となるものを物語の展開と共に明らかにしていく。夫の連れ子との確執、前妻との仲違い、ついには夫との不和などなど、家族にとって大事なもの、家族が大事なもの。人を愛するということ、家族ということ。生後すぐに亡くなってしまったイザベルの存在が大きい。見ているとこの作品の生きるということ、家族であることの大変さが十二分に伝わってくる。重い内容の作品だ。(ラブ・コメを見て、お気楽に楽しもうと思っていたら大間違い。休日に軽く見るということには向いていない(苦笑))この作品を見たことは特筆に値する。人を愛するということ。家族であるということにおいて大いに意義のある作品である。この作品を選び、主演したナタリー・ポートマンに拍手。2009年/アメリカ/102分/G監督:ドン・ルース出演:ナタリー・ポートマン、スコット・コーエン、シャーリー・ターハン、ローレン・アンブローズ、リサ・クドロー、エリザベス・マーヴェル、アンソニー・ラップ、デイジー・ターハン 原題:Love and Other Impossible Pursuits The Other Womanお薦め度「水曜日のエミリア」★★★★(85%)
2015.04.29
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年上女と若者の恋は成就するのだろうか。年の差カップルの恋のあれこれは、映画の世界ではあれこれやりつくされた感じがあるけれど、起承転結の転の部分にあたるところに新鮮味があり、そこが意外でちょっと面白かった。そしてむかえるエンディング。これでよかったのか、これがよかったのか。相手役の若者がもう少し背が高ければ、より恋に落ちる可能性が高まった気がしないでもないが。彼が、理想の彼氏で良いかどうかは見てのお楽しみ。2009年/アメリカ/95分/PG12監督:バート・フレインドリッチ 出演:キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ジャスティン・バーサ、リン・ウィットフィールド、ケリー・グールド、アンドリュー・チェリー、ロブ・カーコヴィッチ、サム・ロバーズ、ケイト・ジェニングス・グラント、ジェイク・チェリー、アート・ガーファンクル原題:THE REBOUNDお薦め度「理想の彼氏」★★★★(80%)
2015.04.29
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1950~70年代アメリカで派手な衣装やパフォーマンスで一世を風靡し、同性愛者でもあった実在の天才ピアニスト、リベラーチェの晩年を、マイケル・ダグラス&マット・デイモン主演、スティーブン・ソダーバーグ監督で映画化した。1977年夏、ラスベガスで出会ったリベラーチェと青年スコット・ソーソンは、年齢や住む世界を超えて互いにひかれ合う。スコットは運転手兼愛人としてリベラーチェを支え、リベラーチェはスコットの親代わりにもなり、2人の秘められた関係は順調に続くかと思われた。しかし、薬物への依存やマンネリ化した日々が次第に2人の間に溝を深めていく。ダグラスがリベラーチェに、デイモンがスコットに扮した。(「映画.COM」より)同性愛者として俗物の後半生物語を何故に描いたのか。それはこの作品の主人公となるスコット自身による原作があったから。ゆえに主人公はリベラーチェでなく、スコット。キリスト教信者の秘めたる同性愛は、際物のようにうつる。次から次へと若い男に乗り換えていくことも異様である。このような生活があったということを知ることはあっても、映画作品としては特に見るべきものはないように思える。ただ、マイケルとマットの顔を変形させてまで臨んだところは評価したい。2013年/アメリカ/118分/R15+監督:スティーブン・ソダーバーグ 出演:マイケル・ダグラス、マット・デイモン、ダン・エイクロイド、スコット・バクラ、ロブ・ロウ、トム・パパ原題:Behind the Candelabraお薦め度「恋するリベラーチェ」★★★☆(70%)
2015.04.26
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え~、「プランマン」って日本未公開作だったの!?こんなおもしろいラブ・コメなのに。“図書館司書の男・潔癖症のジョンソクは、秒単位のスケジュール通りに毎日を過ごしていた。そんな日々の中で同じく潔癖症と思える自分に似た女性を見つけ、・・・“クライマックスのショッキングさは、毒気もあり、単純な物語でないところも良いと思う。現代社会における、マスコミの悲惨さなんかも出ているし、潔癖症の取り上げ方も面白い。キャスティングされている女子二人ともに役に当てはまっている気がする。主人公であるプランマンとなる男も、それらしい。見て楽しめる作品だ。2014年/韓国/115分/監督:ソン・シフプ出演:チョン・ジェヨン、ハン・ジミン、チャン・グァン、キム・ジヨン 原題:플랜맨/プランマンお薦め度「プランマン ~恋のアラームが止まらない!」★★★★(85%)
2015.04.26
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この作品は1853年発表の、1841年にワシントンD.C.で誘拐され奴隷として売られた自由黒人ソロモン・ノーサップによる奴隷体験記『Twelve Years a Slave』である。黒人奴隷に関しての作品は数々あれど、160年前に発表されたものが何故に今映画化されたのか。差別の度合いが強まってきているのだろうか。この作品を見て、絶対的権力の下で圧力を受けるものは何も言えなくなってしまうということ。正直であると命を落とすので、正直ではいられないということ。仲間を守るにも自身の身の安全を守るとすれば、誰も守れないということ。アメリカ社会の暗部であり、人類の暗部である奴隷制度。現代でも誘拐や人身売買が横行しているのを見ると暗澹たる気持ちになる。アカデミー賞では作品、監督ほか計9部門にノミネート。作品賞、助演女優賞、脚色賞の3部門を受賞した。2013年/アメリカ・イギリス/134分/PG12 監督:スティーブ・マックイーン 出演:キウェテル・イジョフォー、マイケル・ファスベンダー、ベネディクト・カンバーバッチ、ポール・ダノ、ギャレット・ディラハント、ポール・ジアマッティ、スクート・マクネイリー、ルピタ・ニョンゴ、アデペロ・オデュイエサラ・ポールソン、ブラッド・ピット、マイケル・ケネス・ウィリアムズ原題:12 Years a Slaveお薦め度「それでも夜は明ける」★★★★(80%)
2015.04.19
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「ヴィオレッタ」という題名から、オペラ「椿姫」の主人公ヴィオレッタのような主人公を思い浮かべたが、内容は全く違った。「椿姫」は全く関係なく、主人公少女の名前というだけ。原題が“My little princess”とうので、そのまま「マイ・リトル・プリンセス」という邦題にするには違和感があったのかな。「マイ・リトル・プリンセス」だとディズニーか何かのプリンセス物を想像しちゃうし、かわいい女の子物語だと思っちゃうからね。内容は母親が児童ポルノにわが娘を登場させるというものだから、奇抜というかイカレテルというか。見る方もちょっとビビっちゃう内容。フランス映画だけに、その内容だけに全裸もあらわな女性も出てくるし。ビックリして見終わちゃったという感じ。この作品で、何を提議したかったのかな?と思ったら、これ実話で、この少女だった娘が34年を経て映画化したんだね。 2011年/フランス/105分/R15+ 監督:エバ・イオネスコ 出演:イザベル・ユペール、アナマリア・バルトロメイ、ドニ・ラバン原題:My Little Princess お薦め度「ヴィオレッタ」★★★☆(70%)
2015.04.17
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こんな時代(昭和34年)にすでに、若尾文子や川口浩や杉村春子が出ていて、浦辺粂子や賀原夏子(「ケーキ屋ケンちゃん」の祖母役)が出ていることにびっくり。皆、昔から活躍していたんだな。さて、作品は大映映画で、小津安二郎監督だ。小津作品はあまり見たことがなく、「お早よう」や「東京物語」とあと、1、2本といったところか。旅回り芸人一座がある田舎町にやってきて、芝居をかけるが、観客は少なく、しだいに左前になっていき…、その土地の女と隠し子がいて…なんて設定で、人間模様が描かれる。役者一人を真ん中に映して、しゃべらせるなんて、素人ぽいカメラアングルにみえるけれど、なにか意図があったのかしら。セリフはぞんざいな言い回しも出てくる、かなり意気軒昂、丁々発止のやり取りがあり、人生の悲喜こもごも描いている。親子の情、男女の情、人間としての心情を描いてなかなかの作品と思える。京マチ子の艶やかさ、若尾文子の若さと艶っぽさが良く、一杯飲み屋の杉村春子の庶民さの対比が良い。中村鴈治郎と杉村春子の息子としての川口浩は男前すぎるかな。1959年/日本/119分/監督:小津安二郎出演:二代目中村鴈治郎、京マチ子、若尾文子、浦辺粂子、三井弘次、潮万太郎、伊達正、島津雅彦、田中春男、中田勉、花布辰男、藤村善秋、丸井太郎、入江洋佑、星ひかる、杉村春子、川口浩、笠智衆、野添ひとみ、宮島健一、高橋とよ、佐々木正時、桜むつ子、賀原夏子、丸山修 お薦め度「浮草」★★★★(80%)
2015.04.12
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「アメリカン・ハッスル」なんてものすごい作品だ。実話を基に作り上げた作品のようだけれど、圧巻の内容にビックリ、度肝を抜かれた。相当考えられた展開に、脱帽しかない。その内容の充実さに感心した。この作品は、「世界にひとつのプレイブック」「ザ・ファイター」のデビッド・O・ラッセル監督が、1970年代アメリカで起こった収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を映画化したものとのこと。詐欺師が逮捕を逃れるためにFBIに協力し、おとり捜査によって汚職政治家を逮捕しようと策略する内容であり、「ザ・ファイター」のクリスチャン・ベール、エイミー・アダムス、「世界にひとつのプレイブック」のブラッドリー・クーパー、ジェニファー・ローレンス、ロバート・デ・ニーロ、ジェレミー・レナーら豪華俳優陣を迎えて描いたものとのこと。出演俳優たちの演技が素晴らしい。なかでも、主演のC・ベールのみごとな太鼓腹ぶりには目を見張った。実際、太ったのか、特殊メイクか。どちらにしてもすごい。ディスコのトイレでの男女の絡み合いもすごい。感情と感情がさく裂し、本音のあるべきところが、だましあいの中で、虚実が入り乱れ、見ていて訳が分からなくなるくらいに(でも、訳は分かるから)すごい。エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンスともに脱帽の演技だ。ブラッドリー・クーパーもいい。ロバート・デ・ニーロの登場は作品に厚みを持たせた。2013年/アメリカ/138分/G監督:デビッド・O・ラッセル 出演:クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、ジェレミー・レナー、エイミー・アダムス、ジェニファー・ローレンス、ルイス・C・K、マイケル・ペーニャ、シェー・ウィガム、アレッサンドロ・ニボラ、エリザベス・ローム、ポール・ハーマン、サイード・タグマウイ、ジャック・ヒューストン、ロバート・デ・ニーロ原題:American Hustleお薦め度「アメリカン・ハッスル」★★★★☆(90%)
2015.04.11
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「RED」はヒットしたんだね。続編が出来たし、その続編は金がかかってる気がするから。前作より続投のブルース・ウィリス、ジョン・マルコビッチ、ヘレン・ミレン、メアリー=ルイーズ・パーカーにアンソニー・ホプキンス、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、イ・ビョンホンと多彩に有名スターを加えているんだから。それに、イギリス、フランス、ソ連など西欧を駆け巡ってのロケだから、相当な製作費だ。さて、物語は伝説の爆破物が実存していたというところで、CIAやFBIをはじめロシア等々いろいろな政府が絡み、暗躍人物がからみ、カーチェイスやドンパチがあって、手に汗握るアクション作品となっている。2作目として、いかに前作の登場人物たちを登場させるかで苦労したところはあるだろうけれど、凄腕の彼らの丁々発止は見ものであった。アクション映画として十分に楽しめる内容である。2013年/アメリカ/116分/G監督:ディーン・パリソット 出演:ブルース・ウィリス、ジョン・マルコビッチ、メアリー=ルイーズ・パーカー、ヘレン・ミレン、アンソニー・ホプキンス、イ・ビョンホン、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ、ニール・マクドノー、デビッド・シューリス原題:Red 2お薦め度「REDリターンズ」★★★★(80%)
2015.04.05
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わたしは何も神話好きや、ヘラクレス好きではない。しかし、「ヘラクレス」を見て、同時期に「ザ・ヘラクレス」というもう一本の作品があることを知ったので、興味を持って見てみた。“ヘラクレスの伝説”が原題なんだけど、ヘラクレスがヘラクレスとして王位に就くまでのところを描いている。先日見た「ヘラクレス」が功成り、有名となってからの悪意に騙されたヘラクレスを描いていたが、こちらは若きヘラクレスを描いている。彼の恋、彼の夢。苦境の中で、いかに戦ってきたか(文字通り、戦った)。それを描いて、心酔することはなかったけれど、心情を大切にしたつくりにはなっていた。しかし、まあ、休日の娯楽作として見ていい作品なのかもしれない。2014年/アメリカ/100分/G監督:レニー・ハーリン 出演:ケラン・ラッツ、スコット・アドキンス、リアム・マッキン、リアム・ギャリガン、ジョナサン・シェック、ロクサンヌ・マッキー、ガイア・ワイス、ラデ・シェルベッジア原題:The Legend of Herculesお薦め度 「ザ・ヘラクレス」★★★☆(70%)
2015.03.29
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休みの日に見る娯楽映画としては、ちょうどいいんじゃないかな。証人移送途中での予想外の展開があるし、見どころはいっぱい。悪徳警官だらけで、NYPDの腐敗を感じはするけど、人は良いこともすれば良くないこともする。まぁ、元相棒との丁々発止を楽しんで、結末を楽しみに見てください。2006年/アメリカ/101分/G監督:リチャード・ドナー 出演:ブルース・ウィリス、モス・デフ、デビッド・モース、ジェナ・スターン原題:16 Blocksお薦め度「16ブロック」★★★☆(70%)
2015.03.29
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これ、”シェーーーリーー♪♪”と唄う、グループの一代記なんだね。イーストウッド監督ということも忘れてて。見終わってから、さもありなんと納得。また、ブロードウェイ・ミュージカルとしてトニー賞を受賞したジョン・ロイド・ヤングが、映画版でも主演をしたので、あれだけの美声を出せたんだね。日本じゃ、本物の歌い手が映画主演をすることは考えられないね。人気度・知名度が優先するから。実力のある歌い手を揃えての一代記。身につまされる内容もあり、人生生きていくことは楽じゃないと思わせる。ある種成功物語であるのに、安易に成功だけを描いていいないところに含蓄がある。ジャージ・ボーイズとあるので、ニュージャージー州の少年たちって意味だろうけど、日本の埼玉県みたいなものかな。ニューヨークに隣接しているところが、東京に隣接しているし、大都会からすると田舎だしね。そんなところに生まれ育ったガキたち。街の人たちはみな顔見知り。悪いことをしても、お見通し。今じゃそんなことも少なくなってきているだろうけれど、田舎から出るには悪に手を染めるか、有名になるしかない、なんて。そうなのかもしれない。音楽のハーモニーを聴けて良かったとしておこう。2014年/アメリカ/134分/G監督:クリント・イーストウッド 出演:ジョン・ロイド・ヤング、エリック・バーゲン、マイケル・ロメンダ、ビンセント・ピアッツァ、クリストファー・ウォーケン、マイク・ドイル、レネー・マリーノ、エリカ・ピッチニーニ、ジョセフ・ルッソ、ドニー・ケア、キャサリン・ナルドゥッチ原題:Jersey Boys お薦め度「ジャージ・ボーイス」★★★★(80%)
2015.03.22
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スリリングでサスペンスでとても恋愛映画なんて思えない。恐怖な展開が続く。凶悪犯だと思った主人公の女の正体は・・・。見てのお楽しみというか、これほど予想外で、これほど恐怖で、これほどありえない!映画という異次元の空間を存分に使い切ったとんでもない作品である。シビレるねぇ・・・いまだかつて、これほど奇想天外なラブストーリーは見たことない。それゆえに驚いた。変化球が多すぎて、驚きの連続だ。もっと名のあるスターが出演していれば、話題になったのかも。すごい作品だ。「きみに読む物語」の恋愛ストーリーの名手ニコラス・スパークスの小説を、「サイダーハウス・ルール」のラッセ・ハルストレム監督が映画化。2013年/アメリカ/116分/G監督:ラッセ・ハルストレム 出演:ジョシュ・デュアメル、ジュリアン・ハフ、コビー・スマルダース、デビッド・ライオンズ原題:Safe Havenお薦め度「セイフヘイヴン」★★★★☆(90%)
2015.03.18
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“マレフィセント”って、誰かな?なんて思ったら、何のことはない、「眠れる森の美女」の誕生日イベントに招待されなかった魔女だった。ヴィランと区分けされる悪役が主役のこの作品。ブラック・ジョークの「眠れる森の美女」といえよう。でも、マレフィセントは全く悪くない。悪いのは…。(見てのお楽しみ)「眠れる森の美女」だと気付くと、後の展開は読めてしまうが、ラストがひねってあって楽しめる(?)内容になっている。アンジェリーナ・ジョリーが主役だから、とてもかわいい作品とはならないよね(笑)見たかった作品なので、見れて良かった。2014年/アメリカ/99分/G監督:ロバート・ストロンバーグ 出演:アンジェリーナ・ジョリー、エル・ファニング、サム・ライリー、シャルト・コプリー、イメルダ・スタウントン、ジュノー・テンプル、レスリー・マンビル、ブレントン・スウェイツ、ケネス・クラナム、ハンナ・ニュー、イザベラ・モロイ、エラ・パーネル、ビビアン・ジョリー=ピット、エレノア・ワーシントン=コックス、マイケル・ヒギンズ原題:Maleficentお薦め度「マレフィセント」★★★☆(70%)
2015.03.15
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”せいしゅんのうみ”と読むらしい。「花の三銃士」という本が原作らしい。楽しい作品だな。まだうら若き大学出たての21歳の女子が恋のさや当て、仕事にと友情を絡めながらのコメディ。楽しいなぁ。板についた関西弁の吉永小百合、身勝手で活発な若き女子をみごとに演じている。今の吉永小百合からは想像もつかないが、明朗活発、いいなぁ、こんな娘。同級生として和泉雅子、山本陽子と日活3人娘がそろい、相手役に浜田光夫、他に杉良太郎、川地民夫、E.H.エリック、イーデス・ハンソン、小沢栄太郎、殿山泰司と見知った人たちが出演していることがうれしい。皆、若いなぁ。快活で楽しい女子を演じる吉永小百合を見られてよかった。ビデオ、LD、DVDなどのソフト化は未だに実現していない、とあったので見られたのは奇跡だな。1968年/日本/83分/G監督:西村昭五郎 出演:吉永小百合、浜田光夫、和泉雅子、杉良太郎、川地民夫、川口恒、山本陽子、E・H・エリック、イーデス・ハンソン、坪内美詠子、殿山泰司、藤竜也、橘和子、渋沢詩子、河上喜史朗、玉村駿太郎、黒田剛、重盛輝江、佐藤サト子、長浜鉄平、市村博、千代田弘、園田健夫、渡辺智子、西原泰江、小沢栄太郎、ステハン・ロデワールドお薦め度「青春の風」★★★★(80%)
2015.03.14
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