さくら姫(*‘ω‘ *)

さくら姫(*‘ω‘ *)

3度目の5日目

6月25日(土) 体重+10.1キロ(入院から)、腹囲102.5センチ、尿量950ml
マンニトール、PPF500ml、カタボン、ポタコール

居眠りしたりして何とか朝まで過ごし起床時間を向かえた。
快適に眠れる予定が・・背中の痛みと苦しさで眠れないなんて・・・
遠くなったトイレに行くが何か呼吸が苦しい?ゼエゼエ言ってる。
トイレのからの帰りはいつものようにまた体重測定をする。
また増えていた・・。だんだん増え方が大きくなってきてる・・
検温の時のお腹周りの測定でも相変わらず増えていると言われた。
血流と酸素濃度も低いらしい・・

毎日内診はあるけど・・今日は胸部レントゲンもあるって言われた
入院した時以来にレントゲン・・結果が恐怖だな・・。
いつもは車椅子で迎えに来てくれるんだけど・・
「外来診察ありますから」とコールがあったけどいつもなら・・・
「迎えに行くから部屋で待っていてね」って言われるんだけど・・
言われなかったのもあったし・・まぁ~エレベーターはすぐ横だし
と思い自分で歩いて外来に行った。想像以上に身体がだるい
ただエレベーターで降りてほんの数歩歩けば中待合の椅子なのに・・
もう・・立ち上がる気力が無い?ってほど壁にもたれかかって
診察を待ってました。
そしたら主任さんが車椅子を押して私の前に来てくれて・・・
「こんさん部屋に迎えに行ったんだよ~そしたらいないんだもん」
「待っていてよかったのか分からなかったの・・いつもは迎えに
行くから・・待っていてね。と言われるけど言われなかったの・・
看護婦さん忙しいだろうな~と思ったのもあるし・・エレベーター
すぐ隣にある部屋だからいいかな~と思って」と言うと・・
「ごめんね・・」って言ってました。
介助されながら内診室へ・・。手をカーテン越しに差し伸べてもらい
診察台に上がる。「ゆっくり焦らなくていいよ~」って言ってくれる
診察では・・やっぱし卵巣の腫れはひどいが・・腹水はあまり変化なし

今度はレントゲンを撮るので車椅子でレントゲン室へ連れて行って
もらう。とにかく車椅子で入れるところまで連れて行ってくれる
先生もすぐ来て・・写真を撮るが結果が出るまで待つ。
たまにうまく写真が撮れてなくて取り直しもあるからだそうです

結果が出た途端・・先生の顔がけわしくなった。
「肺に水が溜まってる・・・」と主任さんに言った。
「点滴の指示変更するから!」って主任さんに言いながら
レントゲン室から出るのを手伝ってくれました。

部屋に戻ってきて主任さんが「こんさんどんな風に苦しい?」
って聞いてきたので「ベットに横になると背中が痛いの。あとね・・
背中が痛むから横向きになると内臓が圧迫される感じになって
とにかく苦しいの・・。座っているのも辛いんだけど横になるよりは
まだ辛くないの・・」って言うと・・「後でそしたら座って楽に出来る
ように大きなクッション持ってきてあげるから待っていてね」
と言って部屋を出て行った。

今日は病院の窓や網戸の清掃の日で業者が入り・・部屋の窓を閉め
外から高圧洗浄で洗っていた。終わった頃見計らって窓を開ける。
そうしていると・・主任さんが来て「点滴増えたからね。そして
機械でこれも管理して落とすからもう1台点滴台に付けさせて
もらうからね。」と言って付けてくれた。
「今日から2回してた注射は中止になったからね。あと・・肺に
水が溜まっているので呼吸苦しいだろうから酸素も用意するね」
と言いながら大きな瓶に水が入ったのを酸素のところに付けて
用意してくれた。「呼吸が苦しい時だけでいいからね。」

「今日は業者が外に居るからカーテン閉めようね!」ってカーテンを
閉めてくれ清拭をしてくれました。
それから主任さんが私を気遣ってくれ「こんさんこんさんが嫌なら
無理にとは言わないけど尿管付けない?トイレに行く時見てると
すごく辛そうでかわいそうだし・・尿カップに尿採るのも大変に
なってきてないかい?どうだとう?」と聞かれた。
「うん・・確かに尿カップに採るの辛くなってきてるの・・手が
届かなくなって来てるし・・実際歩くのも辛いの・・。本当はすごく
尿管に抵抗あるんだけど気持ちも嬉しいし・・付けてもらえます?」
と言うと「本当!良かった~今用意してくるからね!」って部屋を
出て行った。
そうしていると・・業者が「すみません内側の窓拭きたいんですが
おじゃましていいですか?」って言ってきたので了解した。
そんなに長い時間でなかったけど・・苦痛の時間でした。
体調の悪い私にとって洗剤の臭いがとても苦痛で吐き気をしてたの。
でもお仕事してる人に悪いので吐き気を我慢してたんです。
やっと窓拭きが終わり業者が部屋を出て行き・・一安心していたら
「あ~ごめんね遅くなって・・ついでに色々やってきてさぁ~」って
言っていた大きなクッション(肌布団をシーツで包んで作った物)と
産科病棟で母乳やミルクを上げるときに使用する・・U字のような
C字のようなクッションを持って来てた。
まず・・尿管をつけてもらう。付けて終わって少し時間が経って・・
尿管をつけた気持ち悪さとさっきの洗剤の臭いの気持ち悪さで
急に激しい嘔吐が襲い吐く!涙ぼろぼろ流れて・・咳も出て苦しい
主任さんが落ち付くまでずーと背中をさすってくれた。
「大丈夫?落ち着いた?さっき尿管入れたから気持ち悪く
なったんだね~」って言っていたけど私は・・
「さっきね~部屋に窓拭きに業者の人来てたの。その洗剤の臭いも
気持ち悪くて我慢してたんだ・・それと重なったんだと思う」
と言うと・・「そっかぁ~それは辛かったね・・」って言ってくれた

そうしてるうちに回診が来て先生が私の今の状態を説明していく。
そして聴診器で音を聞くが「全然聞こえないな・・」って言っている。
そう・・私は肺全体に水が満タン状態だったのです。

回診が終了して・・早速お手製のクッションとかを使い寝床を
作ってくれた。ベットも頭や足の部分も上げたりしてくれました。
お尻部分は少し落ち着かないけど・・クッションの当たり具合は良くて
眠なかったけど・・楽になった。
そうしてるうちに昼食が運ばれて来た。食べるためにベットに座る。
相変わらずほとんど食べれず・・さっきの楽な体制に戻ろうとするが
戻れなくなり・・しかもやっと戻れてもしっくり来ない。
そうしてると様子を見に来てくれた主任さんがお膳もさげてくれたけど
「どう体制は楽かな?」って聞いてきて「うーんお昼ご飯食べるのに
降りてしまう前は良かったんだけど・・・今しっくり来なくて」って
言うと・・「。。。o(゜^ ゜)ウーン。じゃあ模様替えしよう!」って
急にベットを動かし始めたの。でもベットは微妙に大きくて・・
模様替え失敗に終わった。そしたら主任さん・・「ちょっと他の方法
考えてくるね。」と言って部屋を出て行ったと思ったら少しの時間して
から戻ってきて「こんさん部屋移ろう!!」って看護婦さん何人も
連れてやってきた!「こんさんは貴重品だけ持って行ってね」って
言われて貴重品を持ち看護婦さんに支えてもらいながら移動!
移動した部屋は何と詰所の反対側の産科病棟の病室の個室でした。
産科病棟だけど出産する前の訳有りの人が入院してるの。
私の部屋は病院唯一の電動ベットがある部屋で出窓が大きくて広い!
一番良いのは隣にはトイレと洗面所がすぐある事!
尿管は付けたけどお通じの時はトイレ行くので良かったです^^

私は院内で重病患者になっていて・・特別扱いだったらしい
それで部屋も普通は使えない部屋なのに使わせてくれたんだよね。

荷物も全部運んでくれてクッションは出窓と壁の間に置いてくれ
よしかかって足も伸ばせるようにしてくれたの。
この体制が本当呼吸も楽で背中の当たり具合も良ったので少し
眠ったらしく・・検温時間をずらしてくれたんです。
少し寝て起きると・・タイミング良く主任さんが来てくれて
「少し寝てたね~良かったね!少しでも寝れて」って言われ・・
心電図で寝ているか起きているか分かるって言われました。
心電図がすごく安定してるね~って部屋を覗きにきたら寝てたんだって

少しすると旦那が来てくれた。私の姿見て少し動揺してたので
「あのね・・今日レントゲン撮ったらね・・肺に水が溜まってる
って言われたの。それで酸素と尿管付けてもらったの。」
と説明していると先生が看護婦さん連れて部屋に来た!
先生も旦那を目の前にして動揺してたので私が「先生説明して!」
って言ったら・・説明を旦那に始めた。旦那の顔は険しくなった。
最後に先生が言ってたのは「毎日診察してますが・・腹水が思った
以上にあまり溜まってないので様子を見ています。腹水を抜いたら
いいかもしれないけど・・出来れば危険な事は避けたいので今は
考えてない」って事だった。
旦那は動揺を隠すように・・「すっかり妊婦さんの腹だな~
それより入院してるのに何で良くなるんでなく悪化するんだ?」
とちょっと機嫌が悪い。競馬を一緒に見るって約束だったので・・
テレビを点けた。テレビを一緒に見ていたら、旦那が
「しかし何で部屋移動になったんだ?」って聞くので・・
「あのね・・今私がよしかかっているしょ?この体制が楽なんだけど
向こうの部屋で同じようにしようとしてくれて部屋の模様替えしようと
してくれたんだけどベットが縦から横にならなかったの。部屋が
狭くて・・それで移動になったの。トイレも隣になるし便利だよ」
と言うと・・納得してた。
夕飯が来るまでテレビを2人で見てました。色々話もしたけど・・
旦那は冷たい私の足さすってくれたりしてました。

寝る前に相変わらず・・吐き気止めをしてもらい就寝
ちょこちょこ目は覚ましてたけど何とか眠れました


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