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2025.10.17
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テーマ: 海外旅行(8072)
カテゴリ: 中東

こんにちは!
第2回は私が大好きなWRC(世界ラリー選手権)にてラリージャパンの後、11月27日から第14戦「ラリー・サウジアラビア」が開催されるサウジアラビアにフォーカスをあてたいと思います!
それでは行ってみましょー!
===============
【時代が動く、未知なる王国へ!サウジアラビア完全ガイド:歴史と未来が交差する旅】

皆さんは今、世界で最も急速に変化し、最も旅心をくすぐる場所がどこかご存知でしょうか?

それは、アラビア半島の中心に位置する、サウジアラビアです。

2019年に観光ビザが解禁されて以来、この謎に包まれていた国は、一気に世界の旅行シーンの主役に躍り出ました。2024年にはなんと1億1600万人の観光客を迎える見込みという驚異的な成長を遂げています。

古代の壮大な遺跡、息をのむような大自然、そして超未来的な都市計画が同時進行するこの王国は、まさに「隠れた名所」を体験する絶好のチャンスです。

世界中の観光客で溢れかえる前に、この国の本格的な魅力、そして知っておくべき実用的な情報を、徹底的にお届けします。

さあ、歴史と未来が交差する未知なる王国、サウジアラビアへの旅を始めましょう!

🇯🇵 東京からのアクセス:天空を駆ける旅路

日本からサウジアラビアの主要都市(リヤドやジェッダ)へは、残念ながら2025年10月現在、直行便は運航されていません。

そのため、どこかを経由する必要があります。

一般的な航路としては、アジアや中東の主要ハブ空港を経由するのが効率的です。

具体的には、ドバイ(UAE)、ドーハ(カタール)、イスタンブール(トルコ)、ソウル(韓国)などを経由するルートが一般的です。

所要時間は、経由地での乗り継ぎ時間にもよりますが、東京(成田/羽田)から目的地まで、およそ16時間から20時間程度を見積もっておくと良いでしょう。

👮 安心して旅するための知識:現地の治安状況

サウジアラビアと聞くと、治安に対して少し不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、実際のところ、サウジアラビアは中東地域の中でもトップクラスに安全な国として知られています。

イスラム法(シャリーア)に基づく厳格な法執行により、犯罪率は非常に低く抑えられています。

• 公式な安全レベル:米国務省は「レベル2(注意が必要)」としていますが、これは主にイエメン国境付近の状況やテロの脅威(ごく限定的)を踏まえたものです。

• 一般的な治安:日常的な観光エリアにおいては、非常に安全です。実際、多くの旅行者、特に女性一人旅の旅行者からも「安全だった」という報告が多数寄せられています。

ただし、注意すべき点がないわけではありません。

• 軽犯罪:世界中の大都市と同様に、観光地では置き引きやひったくりなどの軽犯罪には注意が必要です。

• 対策:多額の現金の持ち歩きは避け、貴重品から目を離さないようにしましょう。

☀️ 旅のベストシーズン:サウジアラビアの気候

サウジアラビアの大部分は砂漠気候であり、夏は非常に暑くなります。

• ベストシーズン(観光に最適):11月〜3月

o この期間は気温が穏やかで、日中の観光が非常に快適です。朝晩は冷え込むこともあるため、薄手のジャケットなどがあると安心です。

• 夏季(避けるべきシーズン):6月〜8月

o この時期は日中の気温が50℃近くまで上昇することもあり、観光にはあまり適していません。

• 例外地域:南西部に位置するアシール山脈地域は、夏季でも比較的涼しく、緑豊かなため避暑地として人気があります。

💸 旅の財布事情:概算費用と物価感

サウジアラビアは近年急速に発展しているため、都市部の物価は決して安くはありません。

【概算費用(5泊6日・一人当たり)】

航空券:150,000円〜250,000円(エコノミークラス、乗り継ぎ便の場合)

宿泊費:80,000円〜150,000円(5泊、中級〜高級ホテルを想定)

食費:40,000円〜60,000円(ローカルフードと人気レストランを半々)

交通費:20,000円〜30,000円(都市内移動(Uber/タクシー)と都市間移動の一部)

観光/雑費:30,000円〜50,000円(入場料、お土産、ビザ代など)

合計:320,000円〜540,000円

最低でもこの程度の予算をみておくと安心です。

【物価感比較(日本との比較)】

都市部(リヤドやジェッダ)の物価は、東京と比較して全体的にやや高め〜同等程度と考えておくと良いでしょう。

• 宿泊費:欧米系の高級ホテルなどは高額です。ただし、一般的なアパートメントホテルなどは比較的リーズナブルな選択肢もあります。

• 交通費:ガソリン代は安いですが、都市部のタクシーや配車サービス(Uberなど)の料金は、日本と大差ありません。

• 外食費:ローカルフード(カブサ、シャワルマなど)は非常に安価に楽しめますが、外国人観光客に人気のモダンなレストランや高級料理店は、日本と同じかそれ以上の価格帯になります。

• ファストフード:サウジ最大のファストフードチェーン「Al Baik(アル・ベイク)」のチキンは非常に手頃な価格で、コストパフォーマンスに優れています。マクドナルドやKFCなどの国際チェーンも人気です。

🕌 サウジアラビアを巡る:歴史と絶景のモデルプラン(5泊6日)

サウジアラビアの魅力を凝縮するなら、最低でも5〜6泊は確保したいところです。

主要都市であるリヤドとジェッダ、そして世界遺産のアルウラを組み合わせるプランがおすすめです。

📅 Day 1:首都リヤド到着と歴史探訪

• 午後:リヤドのキング・ハーリド国際空港(RUH)に到着。ホテルへ移動しチェックイン。

• 夕方:サウド家発祥の地、**ディリーヤ(At-Turaif)**へ。ユネスコ世界遺産に登録された泥の家の街並みを散策し、歴史に触れます。

• 夕食:伝統的なサウジ料理をモダンな雰囲気で楽しめる人気店「Najd Village」でカブサなどを堪能。

• 夜:キングダムセンターの展望台から、リヤドの未来的な夜景を一望。

📅 Day 2:リヤドの自然とローカル体験

• 午前:車で約98km北にある絶景スポット「世界の端(Edge of the World)」へ。砂漠に切り立つ断崖絶壁からの息をのむような景色を体験します。

• 午後:リヤド市内に戻り、ローカルに人気の隠れた名所「Wadi Namar」や「Heet Caves」(洞窟探検)など、現地人の憩いの場を体験。

• 夕食:地元民に愛される手頃な中東料理レストラン「Al-Romansiah Restaurant」でローカルの味を堪能。

📅 Day 3:歴史が息づく街ジェッダへ移動

• 午前:リヤドから国内線で紅海沿岸の都市ジェッダへ移動。

• 午後:ジェッダのハイライト、**旧市街(Old Jeddah)**を散策。7世紀からの歴史を持つユネスコ世界遺産で、伝統的なヒジャーズ建築の美しい街並みを歩きます。

• 夕食:現代風にアレンジされた伝統料理が楽しめる「Tamatim」で、紅海の新鮮な魚料理なども視野に入れながら食事。

📅 Day 4:世界遺産アルウラへの憧憬

• 午前:国内線でジェッダからアルウラ近郊の空港へ移動。

• 午後:サウジアラビアのバケットリスト筆頭、**アルウラ(AlUla)**へ。まずはナバテア人による100以上の墓が刻まれたユネスコ世界遺産「ヘグラ遺跡」を見学。

• 夕方:世界最大の鏡張り建築物としてバズっている「ミラヤホール」の外観を見学し、その未来的な建築美に圧倒されます。

• 夜:アルウラの澄み切った砂漠の空の下で、星空観測に挑戦。

📅 Day 5:アルウラの旧市街とジェッダへ帰還

• 午前:アルウラの旧市街へ。伝統的な泥の家並みが残る西部劇のような雰囲気を楽しみます。

• 午後:国内線でジェッダへ戻る。時間があれば紅海沿岸のビーチ「ウムルジュ」(サウジのモルディブ)を日帰りで訪れるのも良いでしょう。

• 夕食:ジェッダ名物の高級魚料理「Fried Najil」などを試す、特別なディナー。

📅 Day 6:帰国の途へ

• 午前:ホテルをチェックアウト。旅の思い出を振り返りながら、キング・アブドゥルアズィーズ国際空港(JED)へ。

• 午後:帰国の途へ。

🎁 旅の思い出を形に:サウジアラビアおすすめのお土産

旅の締めくくりに欠かせないのがお土産選びです。サウジアラビアならではの、喜ばれる品をご紹介します。

1. 最高級のデーツ(ナツメヤシの実)

o サウジアラビアはデーツの一大生産地。様々な種類があり、特に大きな粒で甘みが強い**「スクカリ」や、ねっとりとした食感が特徴の「ルタナ」**はおすすめです。専門店で美しい箱に入ったものを購入すると、贈答品にも最適です。

2. アラビアン・コーヒー(カフワ)とスパイス

o カルダモンなどのスパイスが効いた、独特の風味を持つカフワ。その豆やスパイス、そして注ぐための細長い口を持つ伝統的なコーヒーポット**「ダッラー」**をお土産にするのも素敵です。

3. 香水とアター(Attar)

o アルコールを含まないオイルベースの香水**「アター」**は、アラブ文化を象徴するものです。ウード(沈香)やローズなど、豊かな香りのアターは、小さい瓶に入っていて持ち運びにも便利です。

4. 伝統工芸品

o ラクダの革製品、アラビア模様の美しい織物やカーペット、そして真鍮製のランプなどは、エキゾチックな雰囲気を自宅に持ち帰ることができます。リヤドやジェッダの古いスーク(市場)で探すのがおすすめです。

🔥 今、サウジアラビアが「熱い」理由:旅のアピールポイント

サウジアラビアは今、まさに「変革の時」を迎えています。

1. 歴史と未来のコントラスト

ユネスコ世界遺産のヘグラ遺跡(アルウラ)やディリーヤといった壮大な古代の遺産が、リヤドの超高層ビル群や、紅海沿岸の**巨大開発プロジェクト(ビジョン2030)**と共存しています。

この歴史と未来のコントラストこそが、サウジアラビア旅行の最大の魅力です。

2. 世界的なイベントの開催地へ

「Riyadh Season 2024-2025」のように、国際的なスポーツイベント、エンターテイメント、そしてアートフェスティバルが次々と開催されています。

特に国際的な音楽フェスティバルである「MDLBeast Festival」は世界中から注目を集め、サウジアラビアの開放的な側面を象徴しています。

3. バズるローカルグルメとチェーン店

国民的料理「カブサ」やストリートフードの定番「シャワルマ」に加え、地元民が愛する「Broast(サウジ風フライドチキン)」など、多様なグルメがあります。

そして、外せないのが「Al Baik現象」。マクドナルドやKFCを凌駕する人気を誇るサウジ発のファストフードチェーンは、旅の話題作りにも最適です。

📝 実用的なアドバイスと注意事項

この新しい旅先を楽しむために、いくつか実用的なアドバイスをまとめました。

• 滞在期間の目安:主要都市とアルウラを巡るには、最低4泊、理想的には5〜6泊を見積もりましょう。

• アルコール禁止:サウジアラビア国内では、アルコールの製造、販売、飲酒は完全に禁止されています。

• 服装規定:伝統的にイスラム教の国であるため、服装には配慮が必要です。特に女性は、アバヤ(全身を覆う衣装)の着用は必須ではありませんが、公共の場では肌の露出を控え、肩や膝が隠れる服装を心がけましょう。男性も、短パンなど極端な軽装は避けるべきです。

• 祈りの時間:イスラム教では金曜日が集団礼拝の日であり、この日は一部の施設が終日休業、または短縮営業となることがあります。また、1日5回の祈りの時間には、店舗や施設が一時的に閉鎖されることがあります。

• 決済手段:都市部ではクレジットカードの利用が可能ですが、古いスークやローカルな店では現金決済が主流です。ある程度の現金は準備しておきましょう。

🚀 エピローグ:今こそ訪れるべき「隠れた名所」

サウジアラビアは「Vision 2030」という国家戦略のもと、2030年までに年間1億人の観光客誘致を目指し、急速にインフラを整備しています。

新しい道路が開かれ、航空路線が増え、エコツーリズムにも力が入れられています。

これは、観光地化が進む前に、まだ手が加えられていない**「隠れた名所」の本格的な魅力を体験できる、まさに最後のチャンス**であることを意味します。

アルウラの砂漠で星空を眺め、リヤドの断崖絶壁で古代の風を感じ、紅海で美しいサンゴ礁にダイブする。

歴史と未来が織りなすこの未知なる王国への扉は、今、開かれました。

世界が押し寄せる前に、あなた自身の目で、サウジアラビアの真の姿を発見してみませんか?

きっと、あなたの旅の概念を根底から覆す、忘れられない冒険となるでしょう。









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最終更新日  2025.10.17 18:00:05
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