くいだおれパブの女主人

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ボーボー侍@ 脇コキって言うねんな(爆笑) 前に言うてた奥さんな、オレのズボン脱が…
開放感@ 最近の大学生は凄いんですね。。 竿も玉もア○ルも全部隅々まで見られてガ…
しおん@ ヤホヤホぉ★ こっちゎ今2人なんだけどぉ アッチの話…
バーサーカー@ ヌォォオオ!!!!!! http://bite.bnpnstore.com/gxggu8h/ お…
2007年02月02日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
オイラは週に2回、ロンドンの南の外れの町でバイトしてます。

日系企業の現地法人で、

ボス&オイラの二人だけ。

ボスは英国紳士の日本人バージョンといった印象。

スラリとしていて身長もそこそこ高く、年は50歳近く。

いつもヨーロッパ各地を飛び回り、

ちゃんと奥さんと二人のお子さんもいて、

一家を支えながら、その会社の一切を仕切っている。



オイラの仕事は、経理から雑用まで、できそうなコトなら全て。



そのときは自分に自信が無さ過ぎて、臆病な気持ちをいつも隠しながら働いてた。

そんなオイラのことを理解してくれる上司や先輩に恵まれたので

どうにか4年弱を過ごすことができたけど、

仕事に喜びを見出したり、達成感を感じることはほとんど無かったんだよね。



ところが、2006年の夏、インターンで働く機会に恵まれて、

そこで初めて働くことにやりがいを感じることができたの。

自信がもてるコトをやっていたからだと思うし、

意欲的に働くオイラに、さらに刺激を与えてくれる良い仲間たちに恵まれたからだった。



仕事をするって、もしかしたらとっても素晴らしいことかもしれない。。

新しい仕事は経理を含む地味目な仕事だし、

オイラがやりたいこととはちょっと違う。



イタリア、ポルトガル、ハンガリー、etc

今月だけでも沢山の国に足を運ぶ方なので、

ボスにいつも会えるとは限らない。

沢山のドジを見つけられて、ボスに会うときはいつも緊張する。

オイラはまだまだダメだな~って反省する。



だけど、折角新たにお仕事するんだモノ、

依然持っていた苦手意識を克服して、自分に自信が持てるようになりたかった。



まずは、基本のホウレンソウ。

「報告・連絡・相談」をコマメにする。

できるだけ正直に、自分が間違っていたらゴメンナサイと謝って、

どんなにダメ出しされても、ダメで当たり前なんだからと前向きに考える。

そして、微力だけれどいつも精一杯できる限りの注意を払った。

ボスはいつも厳しく指摘してくるけど

それでも突き放さずに見守ってくれた。

話題をがらりと変えて、笑顔で話してくれるときもある。



一番大変なのは、問合せの電話や苦情の電話を取引先に入れる時。

ほとんどの場合、オイラは英語でそれをこなさなきゃいけない。

相手の言っていることが分からなくて受話器片手に頭を抱えた。

支払い関連の話題がほとんどで、お金が絡む問題だからナアナアにはできない。



「こんな簡単そうなことなのに、どうしてミスっちゃたんだろう?」と思うことがよくある。

その度に、以前の仕事で接してきたクライアントの人たちが

どんなに苦労して数字を作り上げてきたのかがよく分かった。



そうやって徐々に慣れてきたんだけど、

新学期が始まって、いきなり毎週の日程が変わってしまったので

いつものように週に2日行くことができなくなった。

その話をボスにしなきゃいけない。

そう思っていた日、お昼休みになって、突然ボスがこう言った。



「この会社にはクリスマスのための予算があるんだよね。

12月や1月だったら、いつでもその予算を使っていいんだ。

今日のランチはそれを使って、どこか好きなところに食べに行こう。」



やっほ~い!!


ボスが提案したいくつかの案の中から、オイラは迷わず日本料理店を選んだ。

そして、お店では、迷わずお寿司を注文した。

値段は3千円弱!!

たった6貫しかなくて、味も日本の良い店とは比べちゃいけないけど、

こうしてボスと一緒に外に食べに来て、ご馳走していただけるなんて夢のようだった。



ランチがテーブルに着く前に、新しい授業日程の話をした。

今後の進路についても、つつみ隠さず思っていることを全て話した。

オイラを雇い続けることが会社にとってデメリットならば、

解雇されてもしょうがない。

「そういう事情なら、新しい人を探すよ。」

そう言われてもしょうがないと腹をくくった。



でも、ボスは、「それならしょうがない。来れるときに来てもらうしかないね。」

と言ってオイラを解雇しなかった。




「やりがいのある仕事をしたいなら、そのコツはただひとつ。

出会った人を大切にすることです。」

そんな話を聞いたことがある。

きっとその通りなんだろう。

これからも、もう少し、このボスの下でがんばろう!



p.s.同居人Cが激安オレンジを買ってきた。

  食べるには苦すぎるからジャムにしてね、と言われたらしく、

  オイラもマーマレード作りにいつの間にか参加することになった。

  出来上がったジャムにはCとオイラとNさんの名前をミックスして

  こんな名前をつけてラベルにした。(かなり間違った英語です)

Mamarade

  茶色い文字だけ並べ替えれば、オイラの名前になるよ!





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Last updated  2007年02月02日 09時07分15秒
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