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伏見のお稲荷さんにも小さいなりに、お稲荷さんらしい賑やかな門前町がある。
神具と一緒にお土産物も扱うお店があったり、ちょっと独特で楽しい。
私は、洋の東西問わず、門前町が大好き。
どっちかっちゃ神社仏閣より、こちらがメインか?!
そういった意味で、京都東山もイタリアはアッシジも、私の中では同等に位置する。
清貧博愛のサン・フランチェスコ(アッシジはフランチェスコ修道会の聖地)も、がっかりだ。
さて、伏見と言えば雀の串焼き。鶉の串焼きも売ってるけど。
扱うお店では、雀の産地が明記されている。
んで、国産の方が高いんだけど、いーあるさんと数を読む雀の方は売れ残る。
いつの頃からかはっきりしないけれど、家の近くは雀が減った。
朝も早からちゅんちゅん賑やかし、お猫様が窓辺でじぃっと 狙って
まさか、伏見から雀獲りが来るとも思わないけど、雀も生き辛いご時世なのか。
以前は確か3,4軒あったと思った雀焼きのお店も、材料不足とかで、今では2軒のみ。
なぜ、雀が名物かと言えば、お稲荷さんは農耕の守護神なので、
お米を食べる雀退治のためとか違うとか。
それなら、伏見以外のお稲荷さんの門前町でも、売ってるリクツ。
ざっと調べた限りでは見当たらないが、そこは総本山ってことで(笑)
ここまでよくぞ書くもんだと、我ながら感心するけど、雀、食べてません(笑)
気持ち悪いとか可哀そうとか、言いだしそうだもん。
買わないからって、雀が生き返るわけじゃないんだけど。それでも。
せっかく頂くのならば、有難く美味しく頂かないと、あんまり雀が気の毒だ。
で、他にもお稲荷さん名物といえば、お揚げだ、こん。
参道の飲食店では、稲荷寿司や「きつね(うどんもそばも)」が多いんだ、こん。
その中でも、ちょうどおうどんを打ってるのが見えた「伏見庵」へ。
う~ん、京都だなぁ(笑)
ふわっと柔らかい中に潜んだ、微妙なシコシコ感が確かに手打ちだと教えてくれる。
あんまり寒いから、帰り道にも、参道のちょい外れ、何でも食堂でうどんを食べた。
昭和風情満開の「道八」は真正・京うどん。お腹に優しおっせぇ。
お出汁の方も正しく京風、伏見庵も道八も双方、薄味なりに鰹節が締まった辛口。
関西甘口(人柄じゃなくて)というけれど、京都は、大阪みたいに味醂甘くない。
そして、どんな店でもどんな味でも、縁日の屋台でさえも、京都の七味は裏切らない。
山椒が、ぴりりと効いている。
この加減はそやね、お出汁も七味も、京女、手弱女ぶりのイケズ云いとゆっとこか。
いや、好きですって、ほんまm(__)m
拝殿近くにあった、玉こんにゃくの屋台でお一つ(150円)。
マスタードぽかったのに、めちゃくちゃ辛子が効いていたT.TT.TT.T
味が染みこんで、ぶりっと美味しかった玉こんにゃく屋の屋号は「玉三郎」。
まんまやんけ、こん。
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