ξクラピカξの詩・小説

ξクラピカξの詩・小説

snow flower


何処にも存在しない
いつか見つけた
その存在を

何処まで行けば
たどり着くの?
いつまで歩くの?

無限な空から
舞い散る白い落し物
鮮やかに
草原を白く染め

いつの日か見たかった
一面が白くて鮮やかな
雪の花たちが
輝いている時を

止むことを知らず
降り続け息を白く
染めていく

永遠に降り続け
雪花を見守って
僕らは寒さを知らず
いつもそこに居た

この雪が溶けていく
雪花が現す色は
蒼い空色だった

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