ξクラピカξの詩・小説

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仮面


追いかけてくるよ
キミの姿が
変わってしまうころに

被せるものは
何処にも無くて
血眼になって
探し続けた

表情が消滅
笑うことさえ出来ない
誰から見ても
悪魔のように
見えるだけ

仮面を外して
キミの本性が出た
恐れながら逃げた
傷つきたくないから

狂う感情を
抑えられないくらい
ただの壊れていく
人形みたいになる

紅に染まる
部屋は此処だけさ
飢えているキミを
止めるのは何処にある

散りばめられた
欠片を集めて
壊れていくキミを
助けてあげたい

何年かかってもいい
狂う姿見たくない

仮面が出来ることは
夢のように遠くても
キミが戻るためならば
夢を現実に変える

仮面の欠片は此処にある
早く複製してよ
壊れる前に被せて

狂うキミの面に
仮面を被せて善の心を
取り戻せ

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