2008年01月10日
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カテゴリ: 今日のテレビ映画
劇場公開されなかったが、隠れた秀作として一部のSFファンに圧倒的な支持を受けた映画「ガタカ」が深夜に登場。

今をときめく遺伝子工学をテーマに、今まで何度も取り上げられてきた不適格者と適格者という人類の産み分けをテーマに、人間性の尊厳と、本当の意味での優秀な種族の意味を徹底的にサスペンスフルに描く作品です。

主演はイーサン・ホークとユマ・サーマン、そしてジュード・ロウと実力派の俳優をしたがえ、しっかりとしたストーリー展開を積み上げていく作品に仕上がっています。

そもそも、いつの世も人間同士の差別は消えることがありません。競争社会が基本である自由主義国で、当然の流れであり、人よりも優秀になろうとする向上心のある意味結果であるかもしれませんが、守るべき最低限の道徳心は捨ててはいけませんし、正しい意味での優れた素質への感覚は、生き物として当然持つべきものだと思います。

常に取り上げられる、くした個性に対する取り組みの勘違いが、悲劇と、そして、この映画のようなサスペンスを生み出すのかもしれませんが、ぜひ一度、映画としての面白さに堪能したほしいと思います




ガタカ

民放深夜1:50




[原題]Gattaca
[製作国]アメリカ
[製作年]1997
[配給]ソニー・ピクチャーズエンタテインメント配給
スタッフ
監督:  アンドリュー・ニコル
脚本:  アンドリュー・ニコル
撮影:  スワヴォミル・イジャック
音楽: マイケル・ナイマン
キャスト
 イーサン・ホーク 
 ユマ・サーマン 
 ジュード・ロウ 


ストーリー
近未来。遺伝子工学の進歩で胎児の間に劣性遺伝子を排除することが出来るようになった。自然の形で生まれたヴィンセント・フリーマン(イーサン・ホーク)は、心臓が弱く30歳までしか生きられないと宣告されていた。遺伝子排除されて生まれた弟アントン(ローレン・ディーン)と比べ、自分を遺伝子的に劣った「不適正者」であると思っていたヴィンセントだが、遠泳でアントンに勝った彼は家を出る決心をする。

宇宙飛行士になるため、宇宙開発を手掛ける企業・ガタカ社の就職試験を受けたヴィンセントは、「不適正者」のため、DNAブローカーにジェローム・ユージーン・モロー(ジュード・ロウ)を紹介してもらう。

最高級の遺伝子を持つ超エリートの水泳選手だったユージーンは、自分の優秀さゆえに悩み、自殺未遂を図り、下半身不随になっていた。ユージーンの生活を保証することを見返りに、彼と契約したヴィンセントは、血液などのサンプルを提供してもらいジェロームに成り済ます。 ・・




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最終更新日  2008年01月10日 06時38分07秒
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