糸電話

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野阿たんの本


一応、文庫で手に入るあたりだけ。
多分アマ●ンの古本に100円くらいからあります。花狩人100円なんて絶対お買得よ!!買うべし!!

わたしにタンよばわりされる筋合いもないとは思うんですけどね。
なんとなく、あのかわゆいしたたかな「弟キャラ」が、わたしの中にある野阿梓氏の
個性のイメージです。
なお、「風と木の歌」と「ト-マの心臓」「ポーの一族」あたり読んでから読むと爆笑につぐ爆笑という別の読み方も可能です。

【花狩人】単行本同名。
学生のかわゆい弟さんがですね、テロやって革命おこして頑張るんですけど、兄貴が…なんですね。それで正面衝突するんですけど、弟はさらに頑張るんですわ。なんかそんな筋です。
弟がですね、故郷では、ある種の障害者というか、それで故郷の伝統からいって淘汰されてしまうので、故郷にいられなくて、兄貴がしんどい仕事を引き受けて弟を保養地の学校にいれてやってるんですね。
そういうややこしい兄弟愛が根底にあるのですけど。
SFの耽美派とかなんとか、今も密かに語り継がれる名作です。
花狩人ローエングリンの唐突さやら 一見めるひぇん風味な「花人」やら、 女の子におすすめ のすてきで残酷な世界です。
なにがいいかってえと、兄弟の愛憎がいいんですね。
凄く好きだけどけっして一歩も譲れない、そのテンションが魅力です。

【目狩都市】レモン・Tシリーズ 単行本「花狩人」
レモンは狂茶党のテロリスト。(さてここまででいくつダジャレがでてきたでしょう。)なんか金髪でかわゆい男です。たまに気が向いたら(違)女装してみたり。かっこつけなところがかわいい。

目狩都市はその名のとおり、目を抉る通り魔の出ている保養地でのものがたり。レモンは党内抗争だかなんだかの加減で休暇よろしく辺境へきているとかいったような話だったような。(「レモンかわゆい!!」な話なのでこまかい設定はとりあえずどうでもいい。)たしかウサギとぶつかってるのに帽子屋がついてきてるんじゃなかったか。それは冬の城だったか?それも忘れた。兎のほうがレモンより絶対にしたたかだと思うのだが(笑)。覚えているというか、理解できたのはツリー構造の下りだけ。「なるほどー!」と感心してあとはさっぱり忘れました。というか、けっきょくよくわかりませんでした。今ならもう少しわかるかもしれないけど、本がぼろぼろなので(しかも2册目なんだつーの)ひらくのが憚られる。やっぱ「レモンかわゆい!!」で読むしかない。
シャンブロオ(しらんやつはSFでしらべちくり。サキュバス系の宇宙人だとでも。)のオランジュというちっさいかわゆい子がでてくるけど、この子の台詞は別の人に「ロリ翻訳」してもらっているらしい(笑)。しかしシャンブロオと言われるとどうも松本零ニの絵を思い出していかんです。はい。


【銀河赤道祭】単行本同名。上下巻
最初に「こいつ…!」と思ったのは「狂天使」で確信したのが「バベルの香り」あたりだったと思うんですが、そのあいだに出たこれもかなりくさいです。最近とあるサイトのリンクで野阿タンの名を見つけて「やっぱり」と思いました。ちなみにそのサイトにはわたくしは主にチャート計算にゆきます。

この物語は花狩人に出て来た兄弟にもうひとりリュシーたんという弟系キャラが加わって、かなりあやしげな三角関係が展開します。長くてしかも陰惨なので、よっぽど売れなかったとみえ、いまはウェブで有料ダウンロードして読めたりするかわりたしか絶版です。わたしも一回よんで果てた。ちなみにわたしはアズュラーン様全巻読んだし、アイルの書も全巻読む程度の根気はありまっせ?

木のシーンが名場面の呼び名たかき…だと思うし、確かにすばらしいとは思うのですが、わたしはオージュ兄さんが飯くいながらリュシーたん待ってるとこが好きです。最後はキョーレツかましてくれるので、兄たんファンなら本破って捨てるくらいのことにはなることでしょう。わたしは文庫にしては分厚くて高かったのでさすがに破ったり捨てたりはしませんでしたが、一回しか読んでいません。

リバ や なら 殺してしまえ おにいたん

な、凄まじい弟キャラの怨念を感じる名作です。わたしの中では、兄受。


【冬の城】レモン・Tシリーズ 単行本「武装音楽祭」
生成迷路のヤツ。あんまり色っぽくないけど、話は多分一ニを争うわかりいい筋だとおもいます。のでばらさない。カラバ侯爵夫人に扮した赤の女王がすばらしく超絶クールです。「どんな女キャラもぴんとこない」ときの最後の一人かもしれません。で、赤の女王はこのあいだ中東からもどってきて獄中の彼女へのオマージュなのか、それとも宮本百合子さんへなのか…。とにかく無気味でいい女です。ジトンがまたかーわいいんだよね~。

【武装音楽祭】レモン・Tシリーズ 単行本同名
傑作。おのれらマーリファにズキュンとやられてみそ!しかもそのうえかわいいんだレモンが!
オランジュが出てないのをいいことに美少年でアバンチュールな風情のレモン。素敵です。
話はえーと、蟹のやつだな。ちがった、赤い盾のやつ。こっちは「秋」暗殺の話かな。それに関してはかなり悲惨な結末が。ユングの入門書くらいよんどけば、なんとか読めることでしょう。


【兇天使】 単行本同名 上下巻
傑作です。ハギオモトの表紙もまばゆい、熾天使の物語。ハムレットよんどけば、さらに「そうなのよ!!」な腐女子的楽しみも満載。(野阿タンて、たぶん腐兄さんだよね…。どこかの大学図書館の司書が本職とかうわさできいたけど…)。
個人的にはイエズス会絡みのエピソードんとこが面白かったな。
なんか野阿タンの受けキャラってみんな不屈で大胆不敵な本性なのよね…。攻キャラのほうが真面目で大人しかったりして…。そこが色っぽいのよね。


【バベルの薫り】 単行本同名 上下巻…だけどハードカバーもド迫力。
わたしはこのあたりからあんまり真面目に読んでいないのですが。この本ではなんと言っても数塔愛智がかわゆかった!!という印象がございます。ト-マの心臓で言うとオスカー・ライザ-みたいな立場なのに性格は悪役のように陰気です(笑)。かわいいんだこいつが!! 大人になったら人間倶楽部のあの忍たんとこの執事さんみたくなると思うの(笑)。(ちなみに関係ないけど、人間倶楽部はアレックスが好きv)
あとは七色に光るナニの描写くらいしかおぼえてません。姉川女史はちーとなんかアレだったなーいいキャラなのに…。
うーむ、銀河赤道祭にくらべれば格段にわかりやすかったが、いかんせんながかった…。オカルト趣味のある方ならくすっとできるかも。

これで賞がとれなくて、グレた気がする、野阿タン。

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