ぶらっくぱんさぁ

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裏アンセムレポート2



ささやかな心理実験から始まった「心の闇」
の研究計画は、急速に巨大化した。
最年少の弟子イエンツォの熱心な進言により、
私は城の地下に大規模な研究施設を整えた。

すると6人の弟子たちは、私に隠れて
多数の被験者を集め、心の闇に関する危険な
実験を始めたのだ。

事態を知った私はただちに弟子たちを集め、
研究の中止と、これまでの研究成果の破棄を
命じた。

我が忠良な弟子であった6人の心に。いったい
何が起きたというのか?心の闇の謎を追う
うちに、彼ら自身が闇へと迷い込んでしまった
のであろうか?

しかし最も愚かなのは、最初に実験を
行ったこの私だ。いかなる理由があれども、
心の奥底に他者が干渉してはならなかったのだ。
私は自らの過ちに絶望した。

打ちひしがれた私の心をいやしてくれた
のは別世界から来た来訪者だった。
「ミッキー」と名乗った小さな王は、その手
に伝説の鍵をたずさえていた。
そう、かつて世界に混沌と繁栄をもたらした
といわれる「キーブレード」だ。
彼は数多くの興味深い知識をもたらし、われわれは
楽しく語らって親交を深めた。

そんな彼の助言により、私は地下研究施設
のデータをすべて調べなおすことにした。

そして「アンセムレポート」を発見したのだ。

私の名を冠してはいたが、私が記した文書は
ナンバー0のみ。続くナンバー1から8を、あの
男が勝手に書き進めていた。

我が愚かなる実験の、最初の被験者が。

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