くろの部屋

くろの部屋

クロちゃんのお葬式



通常?動物が死んだ時は市の動物処理場という所に行ってお願いするのですが
今回はそのすぐ横にある動物の森霊園という所にお願いする事にしました。

市の動物処理場の方にお願いするとその子の大きさにもよると思いますが小型犬や猫だと一匹につき500円くらいでお願いできます。
もちろん焼いた後は慰霊碑がありそこに祀られるらしいのですが、それも形式的な物であって、聞いた話によると実際には焼くと骨はほとんど残らず、形だけの慰霊碑となっているようでした。
それに加え処理場にお願いした場合、連れていった子は荷物(ゴミ?)置き場のような所に置いてきて、それを後で職員さんが集まり具合を見て焼く(合同火葬)といったような形なのですが、実際には連れてった子をそこに放置するような事になってしまうのです。

そのすぐ近くにある動物の森霊園ではいくつかのパターンがあるようなのですが、ちゃんと骨が残るように焼いた後納骨堂にしまい朝夕供養をしてくれるという事でクロちゃんはそこで火葬して貰う事にしました。

費用的には格段に高く、隣と同じような合同火葬で1万円、個別に焼いてくれる個別火葬でお願いすると約3万5千円と値は張るのですが、なによりずっと傍に居て最後までお見送りできるという事でお願いする事にしました。

最後に看取ってあげられなかったし甘えん坊のクロちゃんだったからもう絶対に置いてきぼりになんか出来なかったし。。。。。

受付で手続きを済ますとしばしセレモニーホールで待ち、その後本堂にてお葬式をあげます。人間と同じようにお経をあげ、焼香もした後で炉室に移動して最後のお別れをします。
台に寝かされたクロちゃんは本当にただ寝ているようで今までと変わらぬ姿を最後に見せてくれました。
毛ヅヤもよくツヤツヤしてとても死んだ子とは思えないくらいでした。
ホールの方にも「随分綺麗な子ですね?美容院とか行ってよほど手をかけていたみたいですね。」といわれました^^
本当は何もしてなくてクロちゃん本人が綺麗なだけだったですけどね(苦笑
でもその姿は本当にただ寝ているだけで今にも起きてくれそうな程で、しばしナデナデして最後のお別れをしました。

最後のお別れを済ませた後は再びセレモニーホールにて焼き終わるのを待ちます。
1時間程待つとホールの方に呼ばれて再び別室に移動します。
そこの部屋では焼き終わった骨を骨壷に集骨します。
最初に申し込みの時に「骨を・・・・・」と聞いた時には少し抵抗があったけど結局その時になったら愛おしく感じて、また頭をナデナデしちゃいました^^;
ホールの方にも「皆さんよくされるんですよ」って少し笑われちゃいましたけどね。

最後は骨を納骨堂に移し、お坊さんにお経を上げて貰って本当に最後のお別れです。

正直ちょっと懐は痛かったけど・・・・・・でも今までずっと待っててくれたんだもんね、最後はちゃんと見送ってあげるよ。楽しい思い出もたくさんありがとうね。これからは元気にお空で駆け回ってね。 そしてまたいつか会えるといいね。きっとまた会えると信じてるよ。それまでさよなら。。。。



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