第2作「opening」




とある町の裏通りを一人の男が歩いていた
彼には名前が無かった
しかし人は彼のことをこう呼んだ…
「ラフメイカー」と
彼には不思議な力があった
それは「近くで涙の落ちる音が聞こえる」という力だ
そんな彼の仕事はただ一つ
「泣いてる人に絵本を渡し、笑顔を作る」である
そんな彼に今、涙の落ちる音が聞こえた
その音の方に行くと一人の少女が俯いて座っていた
「すみませんが。この辺りでさっき涙が落ちませんでしたか?
涙の落ちる音が聞こえて駆けつけてきたんだけど…」
すると少女は顔を上げた
「あれ?君は赤い目をしてるね?ええと…うん
この絵本をあげよう
本当は8冊を8人にあげなきゃいけないんだけど
めんどくさいから全部あげるよ
また来るからちゃんと読んでおく事
いいね?それじゃまた後で」
そう言うと男は再び裏通りを歩いていった…

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あとがき
こんな短いのにあとがきをつけるべきじゃないのかもしれませんが
とりあえずつけました
これは割とすぐに出来ましたね
まぁそれは今までBUMP関係のサイトを見て回ってるときに見つけたことを参考に書きました
もうどこで見たのか忘れましたが…
ありがとうございました
次に書くのはどれか予想付くでしょうが…
実はまだ全然考え付いていません
また次がいつ作る事になるか分かりません…
気まぐれですし


参考・・・「opening」 BUMP OF CHICKEN

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