第3作「グングニル」


グングニル

第1話「宝の地図」


圭吾はその日、暇つぶしに家の物置をあさっていた
30分程たった時、圭吾の目に一つの地図が目に付いた
その地図は、よくアニメなんかであるような宝の地図だった
「何だ?これ?う~ん・・・。これって・・・もしかして!!」
圭吾はその瞬間宝の地図だと自分の中で断定した
「母さん!!これって!!」
圭吾はすぐに母親にこの事を知らせにいった
「何?それ?地図?」
「宝の地図だよ!!何でこんなものが家にあるの!?」
「そんな訳無いでしょ。元の所に戻しておきなさい」
こんなこと親に言っても信じてもらえるはずが無い
圭吾はすぐに親友の哲哉に電話をした
「あいつなら信じてくれるはずだ」
そう信じて・・・。しかしその希望はすぐに打ち砕かれた
「もしもし?哲哉?俺の家に宝の地図があったんだよ。見に来ないか?」
「圭吾・・・?頭でもおかしくなったか?そんなものあるわけ無いじゃん」
「・・・・・・」ガチャッ
圭吾は親友に裏切られたような気分になった
しかも、圭吾自身も「これはニセモノなんじゃないか?」と思い始めていた
圭吾はその真偽を確かめるために旅に出ることを決意した
「絶対にこの場所にある宝を見つけてやる!俺一人でも・・・絶対に!!」


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