第3作「グングニル」



「ここは・・・どこなんだろう・・・」
圭吾は自分がどこにいるのかも分からず、漂流していた
「ん?島がある!!あそこに行ってみよう。」
圭吾は次の瞬間信じられない光景を見た
島にいる人がこちらに向かって手を振っていたのだ
人は増えていき、誰もが例外なくこちらに手を振っている
その中には圭吾が見知った顔もあった
「マジかよ・・・こんなに時間をかけてついた場所がスタート地点か・・・」
だが、人々はこの船に手を振っている。このような手作りの船が2つとあるわけは無いので、間違えてはいないだろう
圭吾は自分を奮い立たせた
「最初に戻っただけじゃないか。これで自分の場所がわかったんだ。一度決めたからにはやり通さないとな。」
そして、圭吾は今まで忘れていたが地図を破っていた事に気が付いた
急いでごみ箱の所に行き、必死に地図の切れ端を集めた
「これでなんとか分かるだろう。もう一度やり直しだ!」
圭吾は再び舵を取り地図の示す方向に向かいだした


「くそっ!!こんな船で大丈夫か・・・?」
圭吾は今、すごい勢いの嵐の真ん中にいた。
普通ならば、このような船で勢いの強い嵐の中にいれば諦めてしまってもおかしくは無い
しかし圭吾は諦めなかった
友達は島の人は俺を応援してくれている。 そういう気持ちがあったからこそ、最後まで諦めない勇気が出た
圭吾は必死に嵐を絶えようとした

そして、嵐は去った
嵐の去ったその海には何枚もの板が浮かんでいた
その中の一枚にはこう書かれていた
「トレジャーチェイサー」と


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あとがき
これも最後を書くのにずいぶん時間がかかりましたね。
その割には納得のいかない出来ですが・・・
†クロス†さんの書き込みが無ければずっと書かないまま終わってたような気もします。
†クロス†さん。ありがとうございます。
それから、これからはワードにでも書いて、完結してから一気に載せようと思います。
載せるまでは長くなるかもしれませんが、そっちのほうが分かりやすいと思うので。


参考・・・「グングニル」 BUMP OF CHICKEN

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