『今日の気になった事』

『今日の気になった事』

排泄が不自由な猫の排尿について



クロニャンのおしっこを絞り続けて18年の女房殿に解説してもらいました。



【手順】

猫の頭を自分の利き手の方に向ける
猫の体の下側になっている前足を自分の足で軽く固定する

その1


赤ちゃん用のオムツをお尻の下に敷き、お腹に手をあてる
膀胱を右手(利き手)で水風船を掴むようなイメージで握る
その際、左手(利き手の反対の手)は猫の腰の辺りに添える。

その2


膀胱が掴めたならば、膀胱の上部に手をずらす。
その位置から、膀胱を軽く掴みながら尿道の方に向けて手を押しずらし、さらに、尿道におしっこを押し出す感じにする。
(乳絞りをするようなイメージ。あまり強く尿道をしごいてはいけません。)


その3

  ↓

その4

  ↓

その5


こうすることにより、おしっこが水鉄砲の様に出てきます。


出難い時は、少し力を強めてください。

これを何回か繰り返し、膀胱のふくらみが感じられなくなったらほぼおしっこが出きったと考えてよいでしょう。



【おしっこが出辛いとき】

おしっこが出にくいときには次の事が考えられるます



  1. ウンチがたまって尿道を圧迫している場合

    腸にウンチがたまっていると、尿道を圧迫しておしっこが出にくくなります。
    このときには、先ずウンチを出してあげましょう。


    ウンチの出し方は、膀胱より下(膀胱と背骨の間)で、右あばら骨近辺に「コロッ」とした硬いものを感じたならば、それがウンチです。

    それを少しずつ肛門の方向に押し下げてゆきます。するとウンチが肛門から顔を出します。
    ウンチを出す方法は、おしっこの絞り方になれてこないと判りにくいかもしれません。



  2. 尿管結石または膀胱炎

    おしっこの色が濁っており(場合によっては赤い時もあります)、通常のより臭い場合は尿管結石や膀胱炎の可能性が高いです。

    直ぐに病院に連れて行ってあげてください。


    クロニャンの場合には、お医者さんに消炎剤を注射してもらい、且つ、尿道にカテーテルを入れてもらいました。
    カテーテルをしていると、そのままおしっこが垂れ流し常態になりますので、カテーテルの出口に栓をつけてもらいました。
    排尿時には、栓を外してそこに注射器を差し込み吸い出すという方法をとりました。




いかがですか?

判らないことがあれば、掲示板に質問してくださいね。







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