カレーライス師匠のハヤシライス。

カレーライス師匠のハヤシライス。

ヨン様。


火付け役となったのは、もちろん「ヨン様」。
ワールドカップでは「ベッカム様」。
あれあれ!?
おかしくはないかい?
移り変わりが早いっていうのは、さておき、あんなに抵抗を示していた「様」を惜しげもなく使っているではないか!!!
「将軍様」と直訳し、独裁者だとか洗脳だとか言ってるけど、その「様」とどう違うのさ。
別に肩を持つとかそういうのじゃないけど、彼の方針がどうであれ、立場上は国家の主である。
普通ならば讃えられて当たり前なのである。
日本では「将軍」という言葉に「様」をつけるのはおかしいと思うから、やたらと「将軍様」にスポットを当ててるのかもしれないが、お隣の国ではそうではない。
先生にも「様」をつける。
もちろんつけない場合もあるが。
日本でいう「様」とはちょっとニュアンス的に違うような気はする。
しかし、日本でも同じように「様」をつける風習はあると思う。
皇族に対してだ。
あらゆる事柄に対して、尊敬語を使い、「皇太子」とかと呼び捨てにする事は、まずないであろう。
彼らの子孫に対しても、生まれたばかりであろうが「様」をつけ呼ぶ。
それに対しては、みんな何の抵抗もないのであろう。
本質的に彼らがどういった生き方をしてるとか、世間に及ぼす影響などを考えると、一緒にするのは間違っていると思うが、「将軍」に「様」をつけるのには相当な抵抗を感じながらも、ペ・ヨンジュンやベッカムにはすすんで「様」をつけているのが、何とも皮肉で滑稽に思えた。
彼らこそ、比較するに値しないが・・・。
時代劇で普通に「将軍様のおなぁ~りぃ~!」って言ってるのには、何の抵抗も抱かないのであろうか。
その「将軍様」とあの「将軍様」は何が違うのだろう。(人間的な事は抜きにして)
ナゾは深まるばかり・・・。

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